水のような人
すいすいと流れる水のような人でありたい。ただただ何のこだわりもなく、いつも清らかで酸素をいっぱいに含み、あらゆるものに滋養を与え、生命をいきいきと輝かせる手伝いをしながら、高みから低き場所へも身を挺し、周囲に喜びと潤いをもたらす水のような人に。
たまにこんな人に出会う。誰かに何かをした時に見返りを求める人。こんな人は大変恩着せがましい。
「何かをしてあげたのに、お礼の一つもない」などという。頼まれもしないのに、勝手にやったことにまで見返りを求める。 俗にいう、器の小さい人。
人間なんてものは、いつだってどこだって、他人様からのお陰様で成り立っていることばかり。だから、人に何かをしてあげるのではなく、させて頂いているのだ。だから有り難くさせて頂くのだ。
見返りを求めないギブ・アンド・ギブの人の周りには、自然と人が集まってくる。 受けた恩は石に刻み、かけた情けは水に流す人でありたい。いっそ、水そのものみたいな人に。
⭐️ 稲盛さんの書かれた本は、どれも平易な表現ながら人間として生きていく上で大切な要点をしっかりと伝えてくださる。どれも説得力が有り、心に染み入る。仏教を根っこにすえた深い人間観、そして人生観。読んで終わると心の中が暖かく、それでいてスッキリとして爽やかな風が吹き抜ける。
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