赤の誘惑、かなりヤバい赤

一昔前、茶のしずく石鹸による食物アレルギーが社会問題になった。加水分解小麦を含む石鹸を使用後、小麦によるアナフィラキシーショックで多数の患者が出た。その後、製品は回収されたが、現在も化粧品に含まれる成分原因のアレルギーは存在する。

その一つに赤色色素がある。これは別名コチニール色素とも言う。原料となるのはカイガラムシから抽出した色素。鮮やかな赤色が特徴で口紅やアイシャドー、頬紅などに多く使用され、経皮により人体に吸収される。人によっては重篤化し救急搬送される場合もある。

しかし、現在日本では使用制限はなく野放し状態。政府には企業との忖度があるからか、こうした成分を含む製品が多い。国会議員は一体何をしてるのか？恐らく自分の選挙当選の活動にかかりっきりで国民の健康については関心がない。

ならば私たちは知識を蓄え、自衛するしかない。男性諸君！化粧品だから関係ないというなかれ。食品にだって立派に入っている。

ポイントは、スーパーやコンビニで陳列されている赤色の食品。ハムやウインナー、イチゴ牛乳などには今もコチニール色素が使われているゆえ、男性だって気付かないうちに摂取している。魅力的な女性と赤色には注意が必要だ。

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