人間関係の潤滑油は「ストローク」
私たちの肉体は栄養や睡眠を必要としている。それらがないと健康な状態で生きていくことができない。しかし心にも人との接触から得られる栄養が必要だ。このふれあいがないと人は心のバランスを失い、心身の健康を保つことが難しい。
こうした人との接触から得られる栄養、すなわち刺激のことを心理学では「ストローク」と呼ぶ。本来、英語でストロークは「なでる」とか「愛撫する」という意味だ。
幼児に十分なストロークが与えられないと、その子の脊髄は萎縮してしまい、肉体的にも精神的にも成長が遅れてしまうという。それはきっと大人も同じ。ほめられたり、うなずかれたりする事で自分の存在を認めてもらえると感じる。それが無視されると飢餓感に繋がる。
「こんにちは」「おはようございます」などの日常の挨拶だって立派なストロークだ。私自身も自ら肯定的な言葉を周囲に投げかけて世の中を愛ある「栄養」で満たしたい。
⭐️ 人間関係というものは、「愛」に始まり、「愛」に終わると言っても過言ではない!夫婦の間に愛は交わされ、親子の間に愛は流れ、そして他者との間にも愛が存在する。それを表現するのがすなわち「ストローク」。あなたも私も自身の内にある愛を周囲に向かって投げかけてみよう!
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