劣等感なき世界
他人と比べる限り人は決して幸せにはなれないと思う。コンプレックスや劣等感、これらは皆、他人と比べて生まれる感情だ。他人より背が低いとか、良い車に乗れないとか、住んでる家や地域、学歴や収入や役職などあらゆるものがその対象となる。
いろんな部分を他人と比へ、コンプレックスや劣等感が生まれて、それにより気分が落ちたり上がったりするのだ。
「もっと頑張らねば」って気持ちになったり、「自分はダメだ」って思ったり、例え優越感に浸って気持ちが上がっても、所詮一時的な安心感で長くは続かない。また次の比較をしてしまうからだ。
しかし、もしもこの世で自分一人だけになったならそんな気持ちは一瞬でなくなる。つまりそれらの感情は、多くの人たちに囲まれた競争社会の中でいるからこそ生じてくるのだ。
今までの時代はそれで良かったのかも知れない。互いに人々を競わせ、経済成長させる原動力に使えたから。しかし個人にとっては不健康な感情で、心や体に多大なストレスをもたらす。
これからの時代は、違いを個性と認め、互いに人の力を借りる勇気と、自分の個性を生かす意識を持ち、共に高め合える生き方をしたい。
⭐️ アドラーの偉大なところは、彼の教えが絵に描いた餅ではなくて、実際に食べられる餅であることだ。アドラー心理学を活用することにより、自分自身も、そして周りの人々も幸せになるための道筋を用意することができる!本書は日本に初めてアドラー心理学を伝えた野田俊作先生の実践講座。考え方一つで人生だって変わりだす!
劣等感と人間関係 (アドラー心理学を語る3) [ 野田 俊作 ] 価格:1,540円 |
-
前の記事
海外でこんなに違う車事情 2022.05.01
-
次の記事
素敵な隠れ家を発見! 2022.05.03