老後の趣味には
この世に生を受けて半世紀を過ぎると、いよいよ老いを意識する。終わりが近づく人生の中で何かやり残した事がないか?と考えれば、ふと習得しておきたい言語があったと気がついた。
それはラテン語である。古代に生まれた言語であり、現在はカトリックの神父達が共通語として使うのみであるが、知識としては驚く程応用範囲が広い。それは現代の主流言語の多くがラテン語を語源に持つから。英語やフランス語、ドイツ語が分からなくてもラテン語を知っていれば意味が大体理解できてしまうのだ。
例えば車の名前にも多く使われている。ボルボなら回転するという意味だし、カローラは小さな冠、ポロなら北極星というように…。これらは全部ラテン語。
ラテン語を習得して、やがていつの日か対面する事になるであろう私の孫に蘊蓄を一通り説明し、「じぃちゃんて、凄い!」そう言って褒めてもらうのが老後のささやかな夢なのである。
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