富豪は裏を読む
株価は絶えず変化する。昨年までは空前の米国株投資ブームが続いた。米国の株価指数であるニューヨークダウでは史上最高値を連続更新し、日本株なら年間10数%上がれば良いとされるところ、米国株はテスラやアマゾンなど短期間で2倍、中には10倍になる銘柄もあった。
ところが今年に入って世界的に有名な大企業達が業績を落とし、株価も乱高下を繰り返している。しかし、一部のアメリカの大富豪は「これはチャンだ！」と大喜びしている。
このように世の中が悲観的になる時こそ資産の成長速度が今後、加速し続けるかもしれない大切な時間と捉えている。今まで株価の暴落を待ち望み、この時の為にお金を準備していたと言わんばかりに動き出している。彼らは一般の人間とは異なる視点から世の中を見ているのだ。
投資したお金が減ってしまう可能性が高いにも拘らず今投資を行い、株を買いに走っているのだ。日本にしても、急速な円安や物価の上昇、増えない給料に減額される年金など庶民の生活が圧迫されていく中、儲ける者がいる。
どんなものにも裏表がある。多くの者は表しか見ないが、そこには必ず裏が存在する。一部の金儲けに優れた者達は確実に裏を読み、未来に投資する。
その視点は大いに参考になる。辛い時こそ、表面に現れているものだけを見て悲観的になるのではなく、裏にある可能性を活用して明日へ備える。どんな現象の中にも必ず学びはある。
⭐️ 今の時代、私たちのような一般庶民であったとしても、投資家の視点というのは必要である。本物の投資家は目先の現象には翻弄されず、しっかりと未来を読む。その視点こそが、この宇宙万物すべてのものに流れる生命エネルギーの気脈を感じることにつながる。誠に経済というものも、現実的でありながらも実はスピリチュアルな世界とは一体なのである。
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