太陽こそ生命の原点

地球上のあらゆる生物にとって太陽は生命の親であり、かけがえのない存在である。植物も動物も陽の光がなければ、生命を育み成長することはできない。昔の日本人は「お天道様」と呼んで信仰の対象にした。そして、人間の悪事に対しては、他の誰が見ていなくても「お天道様はちゃんと見ている」、そう言って正しい人生を歩むようにとの教えがあった。

「お天道様」とは、そのまま太陽を意味することもあれば、神仏のように人間の存在を遥かに超えた偉大なものの象徴として扱われる事もあった。

そう、やはり太陽は、魂の救済を行う生命の親なのだ。人間は誰しも、その人生において魂に恥じるような間違いを犯してしまう。そんな時、魂の波動は闇に落ち、低い波動領域を彷徨う。罪人は自らの魂の救済を求め、もがき、さまざまな試みをするけれど、結局は低い波動の中にいるがゆえ、再び悪を為してしまうことも多い。魂の波動を引き上げるには高次の波動による救済が必要だ。古くから太陽には魂を救済する光が入っていると信じられてきた。

私もよく、日の出の太陽をリラックスして軽く見つめる。南米の少数民族の中にも日の出の太陽を約30分見つめる習慣がある。しかし私はそんなに長くは見つめない。３分で十分だ。はっきりと救いに対する確信が持てたなら、それで良い。

何か悩み事や心のわだかまりなどがある時、あるいはどこか体の調子が良くない時には、日の出の太陽をリラックスして軽く見つめる。すると、心の霧が晴れるようにすっきりとして、問題の解決の道筋が見えて来る。

ただし、紫外線は目の表面と裏側に損傷を与える恐れがあるため注意が必要。日の出の柔らかな光であることと、長く見過ぎない事。

⭐️ これはいわゆる風水画なのであるが、日の出のみならず富士山まで描かれている。その名も「ダイヤモンド富士」昔から赤富士は幸運の象徴であったが、それが日の出の太陽と合体しているとあれば、きっとご利益も千人力であろう！