80年代を駆け抜けた3巨匠
ネットでキース・ヘリングについて検索していたら、ある画像が目に留まった。
アンディ・ウォーホル、ジャン・ミシェル・バスキア、キース・へリングが並んで写る一枚。80年代の美術界において短期間で大成功を収め、巨匠と呼ばれた3人だ。彼らは、若い頃美術家を目指していた私にとって夢であり、憧れそのものだった。初めて訪れたN.Yで彼らの作品に触れた時の衝撃を昨日のように覚えている。
3人ともすでにこの世にいない。けれども作品は、今なお世界中のファンを楽しませ、莫大な利益を上げ続けている。
彼らのポップアートは、権威主義的な芸術をもっと庶民に身近なものにしたいという思いから始まった。
30年前、MOMAで売っていたキースの公式Tシャツは60ドル近くしたように思う。しかし今やユニクロが販権を手に入れ、巨匠3人のTシャツを1枚1000円で売る時代。
芸術は彼らの望み通り庶民迄降りてきたが、この超デフレにはきっとあの世で苦笑いしてるに違いない。
⭐️ あのイギリスのドクターマーチンもキースとコラボしておったのだな。これはかなりとんがったプレーントゥーではある。私がもう20歳若かったら購入してたと思う。誰かそこの若い衆、コレにチャレンジしてみないかい?
価格:24,200円 |
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