色をお守りにする
うちのカフェで販売しているシュトレンに私のお手製エンジェルカードを添えている話はしたが、そのカードにはある意図から色が使われている。
色は面白い。そこには意味と役割がある。それを意識して使えば魔除けにもなる。東洋には昔から陰陽五行の思想があって天地万物全ての事象を五つの異なるエネルギーの表れとして捉えた。エネルギーは色にも対応し、青・赤・黄・白・黒がそれにあたる。
この五色を揃えて使うと魔除けになる事から日本人は鯉のぼりの吹き流しや七夕の短冊に使ってきた。また寺社を訪れても至る所に目にする。なお五色のうち、命の赤と知性の青を混ぜてできる紫には魔を払い、病の邪気を取り去る特別な効果があると言われている。今のコロナ禍にあっては最も重要な色だ。
今年のカードには、アマビエと天使を描いてこれらの色を配し、無病息災・疫病退散を祈りながら制作した。持ち歩けばお守りとしても機能する。
⭐️ 抽象概念である「陰陽五行」をここまでわかりやすくしかも面白く解説した書が今まであっただろうか?歯科医師である著者の見識の深さが垣間見える。この一冊が変化する時代や社会を読み解く鍵となる!
(漫画ではない、だるまんの)「学問」のすすめ (だるまんの陰陽五行) 新品価格 |