味付け茶に一言物申す
お酒とコーヒー以外の飲み物で好きなものといえば、緑茶がある。休日の朝など食事をした後、ゆっくりと自宅の庭を眺めながら2、3杯は飲んでしまう。午後はだいたい机に向かってキーを打ちながらブログの原稿を書いているが、その時には色々なハーブティーや、柿の葉、ドクダミなんぞのまじった健康茶をゆるゆると飲んでいる。
お茶を出してくれる喫茶店がもっと増えたら良いのにとも思うが、まあお茶じゃ、お客からお金をとりにくいのかもしれぬ。日本人にとってお茶はタダで出すものと思われているからなぁ。人の家を訪問した時、コーヒーも良いけれど、熱いお茶をいただけるのもありがたい。
ありがたい、がしかし、先日ありがたくないお茶に出くわした。異常なほどに鮮やかすぎる緑色したお茶が出てきて、さすがに一瞬ためらった。それはまるで蛍光絵の具で色を付けたみたいなグリーンだったから。
「これはもしかして、きっと高級茶なのかも?」と思って飲んでみたら、ガーン!
それは昆布茶でもないのに信じられないくらいに旨味が濃いのだ。なぜに緑茶に化学調味料をいれなければならないのか?
申し訳ないがお茶を出してくださった方にお願いしてお茶の入ってた缶を見せてもらって納得した。 ちゃんと表示されているのだ「アミノ酸等」と。これがまた高いお茶で美術品みたいな立派な缶に入っており、100gあたり2,000円くらいするらしい。鮮やかな緑色は抹茶の粉を付着させているそうだ。
本来、お茶の葉というものは、香りも味も色も最初からあるものなのに、なぜわざわざ色や味をさらに付加する必要があるのだろう?あるいは、味も色も香りも充分出ない安いお茶だから化粧でごましているのか。これでは、美味しいお茶を飲んでほしいというサービス精神がゆがんで表現されているようにも思って残念だ。
本当のお茶とは、わざわざ味や香りを添加せずとも、湯冷ましで淹れれば美味しい葉が多いのだから、温度にさえ気をつければ良いのにと思う。「過ぎたるは、及ばざるが如し」という言葉があるが、味付け茶の場合、「過ぎたるは、お呼びでない」。植木等もびっくりなのである。
⭐️ 私がふだん愛飲している緑茶がこれである。阿蘇の高原で農薬・除草剤・化学肥料を使わずに育った香り高いお茶。標高500メートルの高原で自然に近い形で栽培されている。近くを流れる菊池渓谷は日本三大名水に謳われる水のきれいな所。農園主の正木さんは思想家であり詩人でもある。彼の優しい思想がお茶の味にも大いに反映されている。
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