自分以外皆、ティーチャー

知識とは、全て自分の外側からやってくる。自分の頭で考え、自分の知恵で生みだしたと思っていても、本当は全て他者から教わったものである。

他者から教わらずして、学ばずして、人は何一つ考えられるものではない。幼児は親から、生徒は先生から、後輩は先輩から学ぶ。自分の考えなんてものは、そうした今までの無数の他者からの学びの上に成り立っているのだ。

学ぶ心さえあれば、万物すべてわがティーチャーである。どんな事からも、どんな人からも、謙虚に素直に学びたい。

「リカレント教育」という言葉がある。リカレント（recurrent）は、「繰り返す」という意味。学校教育から離れて社会に出た後も、それぞれの人の必要なタイミングで再び教育を受け、仕事と教育を繰り返す事。社会人の学び直しと言っていい。

全てに学ぶ心があって、新しい知識も得られる。良い知恵も生まれてくる。学びに終わりはない。学ぶ心が繁栄への第一歩なのだな。いつまでリカレント学生として外側の世界から多くを学びたい。

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