阿寒湖のもう一つの名物
モノゴトは見せ方を変えるだけで周りの反応も180度変わる場合がある。
北海道の有名な観光地に阿寒湖があるが、そこの名物を訊かれて「まりも」と答える人は多いだろう。私も昔、旅行で訪れた際、まりもの入ったキーホルダーを土産に買った程だ。
しかし、阿寒湖にはもう一つの名物がある。それは「食用ザリガニ」だ。私たちの年代だと、子供の頃、ドブ川に生息しているのを捕まえて遊んだ記憶がある人もあろう。
このザリガニは、大正時代に食用として当時の農林水産省がアメリカから移入したのが始まりだ。フランス料理だとザリガニは高級食材としても有名だ。
しかし、当初、阿寒湖のザリガニは全く売れなかった。そこで業者と観光協会はザリガニの名前を変える事にした。その名は、「レイクロブスター」。
犬で言えば、雑種からジャーマンシェパードになったようなものだ。それから一気に人気となり、やがて特産物として有名になった。
見せ方を少し変えるだけで、一気にモノゴトの価値感も変わる。参考にしたい。
⭐️ 阿寒湖のザリガニ、その本当の名前は「ウチダザリガニ」という。私はまだ食したことはないのだが、噂によると本場アメリカのロブスターに近いらしい。アメリカのロブスターはケープコッドという町で一度食したことがあるが、大変に旨かった。そんなわけで、このレイクロブスタースープはかなり気になっている。
レイクロブスタースープ 160g 北海道阿寒湖特産 レトルト 北海道土産 LAKE LOBSTER SOUP 阿寒湖温泉 ザリガニ ウチダザリガニ 価格:756円 |
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