注文は簡潔に述べよ!
緊急事態宣言が解除になり、先日ふらりと居酒屋に立ち寄った。客足が遠のいていた居酒屋にも人が戻りつつある。
そこで気づいた事がある。飲み干したグラスを掲げて「さっき頼んだのと同じのもう1杯!」と注文する人を見かけた。店員は戸惑っている。
混雑する店内でどの客が何を飲んでいたのかなんて余程接客のプロじゃない限り分かるはずもないのではないか。プロならそれぐらいわかれよと言う人もいるだろうが、殆どアルバイトでまかなっているのが現状の居酒屋でそれは無理な話。
その客は店員が何を望んでいるかわかってないようだが、本来なら次のように言うべきではないか。
「ハイボール一杯お願いします」
ここで伝えるべきは注文商品と個数なのだ。「さっき頼んだのと同じの」は要らない情報だ。余計な情報を伝える事で判断ミスが生まれ、ムダな時間を相手に使わせる。情報が溢れる現代だからこそ必要なのは簡潔さ。
妻に話が長いと言われる私も相手に必要な情報だけを簡潔に伝えるという意識を持ちたい。
⭐️ うまく伝えるには「法則」がある。この法則に則って言葉を伝えれば、誤解は生じない、気持ちが伝わる、そして相手に考えさせない。それはすなわち、コミニュケーションの勝ちパターンを獲得するに等しい。その理由は本書をじっくり読めばわかる!
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