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沢村貞子さんの暮らしに学ぶ

沢村貞子さんの暮らしに学ぶ

すでに故人となれらたが、沢村貞子さんの醸し出す知的な雰囲気が好きだった。沢村さんは日本の女優で随筆家。生涯に350本以上の映画に出演し、幅広い役柄と個性的な演技で名脇役女優として活躍した。改めてそのプロフィールを眺めてなるほどと思った。日本女子大学在学中に新築地劇団へ入り、左翼演劇運動に加わって2度逮捕され、獄中生活をされた経験があるのだ。なんとなくその佇まいに独特の思想のようなものを感じたのもそのためだったのだな。

沢村さんは「暮らし方」にも、ある種のこだわりをもっていらしたようだ。というのも、台所の引き出しには、常時、清潔な布巾を40枚ほど入れておき、洗い物、ふきものに使ったはしから再び洗ってまたストックされていたそうだ。古くなった布巾は小さく切ってとっておき、油よごれなどをぬぐって、そこで初めて捨てていたのだという。実に粋で丁寧な暮らし方であると思う。

私もそうした暮らし方を真似て、パン屋へクロワッサンやバゲットを買いに行く時には、アケビの蔓で編んだカゴを持って行く。そして、そこにパンをのせ、上に木綿の布巾をかけてそっと持ち帰るのだ。

あっ、誤解しないでいただきたい。決して万引ではない。ちゃんとお金は払っているからご心配なく。豆腐屋に行く時にも、可能であれば小さなふた付き鍋か、ボウルに布巾を用意して行きたいところではあるが、近所には関東の都市部にあるような個人の豆腐屋がないため、スーパーでの購入が主なのでできないのが悲しい。

しかし、このような買い方をしていれば、結果として余分なゴミは減らせると思う。けれども、これをゴミ減らしのためのエコロジー運動として周囲に啓蒙しようとするのは、あまり粋ではない。ポリ袋に入れられたパンを持ちながらゴミ減らして歩くよりも、アケビのカゴの方がカッコ良くて粋と思うのだ。

ゴミが出ない快適な生活方法なんて、こんなにふうにラクに楽しくできる。良きお手本は、シンプルに美しく暮らしてらした沢村貞子さんの暮らし方にあったのだ。

*トプ画は市川籠店さんのホームページから

https://takekagoya.com/view/item/000000000028?category_page_id=ct5

 

⭐️ こちらも長野県の貴重なアケビ蔓を使って丁寧に編み込まれたカゴ。アケビの蔓はしなやかで弾力があり、丈夫で永く使い続けることができる。蔓で編んだ籠はツルツルとして手触りも良く、年月を経るとしだいに飴色に変わって艶が出るため、昔から大変重宝がられてきた。あなたも使ってみればきっとわかる、この使用感の良さと満足。

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