メディアの蛮行

ある新聞社が値上げを宣言した。私の世代は新聞・テレビを中心に情報を取り込むのが絶対だったが、今はインターネットの出現によってその牙城が切り崩されつつある。新聞社も収入減となり、企業存続の為、値上げやむなしといったところなのだろう。

昔、大手メディアは私にとって信頼であり、権威であった。ところがネット情報により様々な事例の背景を知り、その詐欺的性質の実態を知った。

ある新聞社は自社の記者とカメラマン共同でサンゴ礁のある海に潜り、ナイフでサンゴを傷つけ、写真に撮って「こんなにサンゴが痛んでいる」という記事をでっち上げ一面トップに掲載した。ジャーナリズムと真逆の行為に私はショックを受けた。

過去にも、従軍慰安婦事件、南京大虐殺、牛込柳町鉛中毒事件など、新聞社が中心となり捏造した事件は多い。捏造記事を読む事はメディアの蛮行に加担するように思う。そんな記事を読む為に購読料を払うわけにはいかん。私はその日以来契約を止めた。一民衆のささやかな抵抗である。

 ⭐️ 言い方を換えれば、大手メディアとはイデオロギーの情報機関であり、洗脳装置である。それに気がついたのは成人してしばらくしてからのこと。国民はフェイク・ニュースには目が行きがちだが、実はカットされた部分にこそニュースの真相がある！メディア論の第一人者が、実例を挙げてそれを検証する！