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アトランティス文明はなぜ滅亡したのか?

アトランティス文明はなぜ滅亡したのか?

世にある様々な文献を整理してみると、伝説のアトランティス大陸は今から約26,000年前に滅びたとされる。その時代、陸地だったところは海洋となり、海洋だったところが陸地となる大きな天変地異が起こった。地球上になぜこのようなことが起こったのか?

ひとつには、前回述べたように、私たち人類の意識状態の反映として災害は発生する。しかし、もうひとつ忘れてならないのが地球を含めた太陽系の周期に関係がある。地球の周辺には、占星術でおなじみの十二星座が存在し、これを黄道十二星座と呼ぶ。

 


*スタディスタイル自然科学館さんのサイトから拝借いたしました。

https://www.study-style.com/seiza/12ecliptical.html

 

私たちの地球を含めた太陽系惑星が、銀河系の十二宮の星座を一周して回るルートを十二黄道帯と言う。地球を含めたこの太陽系が、ひとつの星座からひとつの星座の間を移動する周期は約2,150年であり、十二星座全てを一周するのには約26,000年かかる。その最後の一周期、一黄道帯がちょうど西暦2000年に該当する。

このタイミングで宇宙に遍満するエネルギーの流れが変化する。地球上における四季の変化のごとき変化が惑星にも発生するのだ。その変化は惑星に暮らす私たち人類にも、そして人類が創り出す文明にも反映される。前世紀から今世紀の変化は、パイシス(魚座)の時代からアクエリアス(水瓶座)へと流れが変わる時期と符合する。

 

■パイシス(魚座)の時代は「対立」が文明のテーマだった。■

現在はすでに、1956年からアクエリアスの時代に入っているのだが、まだまだパイシスのエネルギーの影響も残され存在する。あなたは占星術における魚座のシンボルマークをご覧になったことがおありだろうか?魚座は次のようなデザインをしている。

左右に分かれた線対称の弓のようなカタチをしたものは、魚を意味する。実は天地逆になった二匹の魚が配置されているのだ。

天地が逆になった二匹の魚

これら二匹の魚が何を意味しているのかと言えば、「対立」を表す。互いに反対の性質を持つもの同士が対立し、競争し、派閥をつくる。そのルールを柱にして文明が発展、進化して行く意味を持つ。

2,150年間に渡る魚座の時代には、今までの歴史上において地球の物質文明はその対立をルールに何度も栄えてきた。さらには、もっと大きなサイクルである太陽系が黄道十二星座を一周する26,000年ごとのタイミングで物質文明は高度に栄えて頂点を極め、その後、滅びた。今なお伝説として残るムー大陸やレムリア大陸、そしてアトランティス大陸もこうして最後を迎えたに違いない。

 

■アクエリアス時代のエネルギーテーマは「調和」■

パイシス(魚座)から引き継がれ、時代はアクエリアス(水瓶座)へと移行した。アクエリアスの時代のエネルギーは、「調和」をルールとして文明が発展、進化して行くとされる。

過去に体験したように、新たな天変地異が起こるか起こらないかは、この調和のエネルギーを人類が持つことができるか否かにかかっている。それは、人類が今までと変わらず物質文明を追いかけるのか、対極にある精神文明を追いかけるのかによる。

目に見えない精神的なエネルギーを探究し、それをベースにおいた環境に負荷をかけない新たなテクノロジーを創造してゆくのか?それとも、物欲、我欲に基づいた目に見える物質文明を飽くことなく追求し、環境を搾取し続けるのか?いずれにしても人類次第ということだ。

アクエリアスの時代に変わり、エネルギーが「対立」から「調和」へと変化したということは、この地球上に、過去の古い対立のエネルギーを固持する者と、新しい調和のエネルギーに順応する者とに分かれるということでもある。

この異なる二つのエネルギーが真の意味で統合することによって新しい時代は開かれてゆく。今、その土壇場、ギリギリのところに人類は直面している。

 

■アトランティス文明と現代文明の近似点■

アトランティス大陸とは、一体どのような大陸だったのだろう?諸説あるが、簡単にまとめると、現在の大西洋に浮かぶ巨大な島で、強い軍事力を誇る帝国だったそうだ。最先端のテクノロジーを有し、空飛ぶ船(UFO?)を使って他国に戦争を仕掛けるほどだった。そしていつも勝利し、他国を自らの領土として取り込みさらに拡大して行った。都市部には巨大な神殿といくつもの運河を持ち、貿易のための大型船が行き来していた。また、農作物や家畜の品種改良も活発に行われていて、次々に新たな品種を生み出して文明を支えた。これは今で言う遺伝子組み換え操作のような技術ではないだろうか?

しかし、この巨大帝国だったアトランティスは一夜にして滅びた。主な原因は巨大洪水と大津波だった。一部のオカルティストの中にはアトランティスが仕掛けた核戦争によってこれらの洪水が生じたとの意見もある。いずれにしてもその後は、急激な寒冷化が世界を襲った。

その大変化の中で大多数の者は亡くなったが、中には生き延びた者たちもいた。彼らは世界各地に散らばり、後にそれぞれの土地において文化を伝え、新たな文明の基礎をつくった。マヤやアステカ文明、遡ってケルトやフェニキア、さらにはエジプトやシュメール文明との関連性を指摘する意見もある。

いずれにしても、アトランティス文明とは、高度な科学知識と技術を有した文明だったことは確かで、現代文明と似ている点をいくつも見つけることができる。ひとつには階級社会であったこと。その為、踊りや歌などの娯楽が発展した。生まれながらにして身分が決まってしまう階級社会においては下層民には楽しみがない。だから不満を解消するための娯楽が発展しやすい。それは現代社会でも同じだ。

また、優れた天文知識と科学技術を持ち、前述したように空飛ぶ船の伝説も残っている。しかし、知識は一部の者しか学習できないように秘密にされたそうだ。言ってみれば知識偏重社会で、それが階級社会をより強固なものにしたと思われる。また秘密主義ゆえに、アトランティスを災害が襲った場合は一瞬にして多くの知識人の命が失われた。一度失われた知識は二度と広められることはない。それゆえ、アトランティス文明の繁栄は急速に衰退した。

このあたり、現代文明とも重なるところが大いにあるのではないか?特に日本の官僚を中心とした支配体制、秘密主義にもよく似ている。一部のエリートが良い思いをし、多くの民衆は搾取された上、重税を搾り取られる。

これらは皆、宇宙の心に反したエゴイスティックな振る舞いだ。物質文明ばかりを追求し、精神文明を置き去りにした意識のあり方、そしてエネルギー的アンバランスが多くの災害を生み出す原因となることはすでに述べた。有史以来、永遠に存続する帝国など存在した試しはない。何らかのカタチで無理が生じ、破壊か内部崩壊、そして消滅の末路を辿る。

それらを踏まえた上で、人類は精神性を高めながら、環境と調和した新たなテクノロジーを創造する必要がある。アトランティス時代と同じ轍を踏んではならない。

 

 

⭐️ インカ文明が残した聖なる谷に暮らす霊視者である著者が前世の記憶と霊視をもとに失われたアトランティス文明の記憶をたどる。そこで明かされるのは大陸が滅んだ理由とこれから始まる地球の未来。『死ぬ瞬間』の著者、精神科医エリザベス・キューブラー=ロス博士、推薦の書!

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