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人類の創り出した文明と滅びゆく地球

人類の創り出した文明と滅びゆく地球

現在、地球はいつ滅んでもおかしくない状況にあると考えている。地球をそのような状態にしたのは一体誰なのか?自然法則でそうなったのか?あるいは、人類が文明を構築したためにそうなったのか?果たしてどちらなのか?

あらゆるものは相互に関係し合い、バランスを保っている。東洋には古くから「陰」と「陽」、異なる性質が互いに協調し調和することにより万物が変化していくと考える思想がある。

例えば、男と女のまぐわいにより新しい生命が生まれる。一日は光の時間(朝・昼)と闇の時間(夕・夜)で構成される。健康はカラダを温め引き締める陽性の食品と冷やし緩める陰性の食品との調和によって保たれる、などである。

人間の創り出す文明においても、大きく分けると物質文明と精神文明の二つがある。どちらが良いとか悪いとかいう話ではなく、大切なのはやはり二者間のバランスである。どちらも元々は人間の意識によって創り出されるものだが、この意識こそはエネルギーであり、カタチあるものや現象を創り出す原因ともなる。

 

■物質偏重のアンバランスな意識エネルギーがマイナスの事象を生む■

文明を創り出した人間そのものも、身体という物質的側面と心という精神的側面の両方を兼ね備えているにも関わらず、どちらか片方だけを偏重することにより意識エネルギーのバランスは大きく崩れる。

当然、人間はこの世の物質世界に生きているから、物欲という欲望を持って生活している。誰もが金持ちでありたい、もっと物質的に豊かになりたい、もっと多くのものを所有したいという欲望を持ち、また健康でありたいという欲望を持っている。

しかし、そうした目に見える物質的欲望を強めるあまり、際限なく物質を求め、必要以上に生産し、資源を開発し、エネルギーを消費し、環境を汚染し、破壊してきたことが現在抱える問題の根底にはある。

物質偏重の意識に基づく人類の行動が地球及び自然界に影響をもたらし、様々な天変地異やマイナスの事象、社会的・経済的混乱を呼び込んでいるのだ。

この世で起こることに偶然で起こることはない。結果には必ず原因があり、全てが必然性を持って発生している。人々が、起こった結果について何ひとつ気づきを得られないとしたならば、その結果は引き続き発生し、人々が真に気づいて現象の原因を本当に理解するまで同様の事象は発生し続ける。

 

■地球を循環する陰陽のエネルギー■

地球を構造的に見た場合、そこにもやはり陰と陽のエネルギーが互いに調和を図るように循環し存在している。地球の中心にはマグマというエネルギーがあるが、その中心からは熱エネルギーが放出されている。その熱エネルギーがやがて上昇しオゾン層にぶつかり、反射して地表へと戻ってくる。

このようにしてエネルギーは循環しているわけだ。エネルギーの放出と吸収とを同時に行いバランスをとっているのが地球の自然な姿なのだ。そしてこのマグマの熱エネルギーの放出を受け止め、反射して地球に戻す役目をしているのがオゾン層の働きだ。

このオゾン層が弱くなり、破壊されて穴が開くとマグマの熱エネルギーは地球に戻らず、宇宙圏へと放出されてしまう。こうなると熱は逃げ、同時にオゾンホールから外気が内部に入ってきてしまう。それにより宇宙圏から紫外線など有害な光線が地球圏内に入り込むため、地球の陰陽の熱バランスは大きく崩れてしまう。

オゾン層の破壊により、地球内部のマグマの活動も不安定になる。そのため地表にも影響が及び、環境破壊へと繋がる。そうした時に当然、地震や津波、大雨などの天変地異が発生しやすくなる。

 

■アトランティス大陸沈没当時に酷似した現在の地球■

このオゾン層破壊の原因が何かといえば、地球上に暮らす私たち人間が物欲追求のために物質文明を発展させて、フロンガスはじめ様々な有毒ガスを発生させて大気を汚し、オゾン層に穴を開けたことも含まれる。しかし、人間は有害な副産物を生み出すエネルギーである石炭や石油、そして原子力発電を止めようとはしない。

最近、世界的に有感地震が多発しているが、それにより天変地異が多く発生し、オゾン層の穴はより広がる。その結果、異常気象もさらに増え、温暖化やむ無しとなる。全ては繋がって循環しエスカレートする。それゆえ、地球のエネルギーバランスを崩し続けてきた人類も被害の拡大に加担していると言える。私が天変地異は天災ではなく人災であると主張する理由はここにある。

過去の歴史においても人類が高度な文明を発展させて、それが極点に達した時には必ず天変地異が発生した。ムー大陸やレムリア大陸、それにアトランティス大陸の沈没は、決して伝説や想像の産物などではなく、歴史上の事実なのだ。

アトランティス大陸が沈没した当時の状態と現在の人類がおかれた状況にはいくつかの類似点がある。それについては次回触れようと思う。

 

 

⭐️ インカ文明が残した聖なる谷に暮らす霊視者である著者が前世の記憶と霊視をもとに失われたアトランティス文明の記憶をたどる。そこで明かされるのは大陸が滅んだ理由とこれから始まる地球の未来。『死ぬ瞬間』の著者、精神科医エリザベス・キューブラー=ロス博士、推薦の書!

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