太陽が健康をつくる
太陽がまぶしく、気持ちの良い季節になってきました。 外へ出て歩けば、お日様の光が美しい花々を明るく照らし、いつのまにかこちらも明るく清々しい気持ちになってしまいます。 紫外線の害が叫ばれる中、できるだけ太陽の光を遠ざけようとする人もいます。しかし、本当に太陽の光は私たちにとって有害きわまりないものなのでしょうか? もちろん、過度の日光を浴びることに問題があるのは私も否定しませんが、こ […]
太陽がまぶしく、気持ちの良い季節になってきました。 外へ出て歩けば、お日様の光が美しい花々を明るく照らし、いつのまにかこちらも明るく清々しい気持ちになってしまいます。 紫外線の害が叫ばれる中、できるだけ太陽の光を遠ざけようとする人もいます。しかし、本当に太陽の光は私たちにとって有害きわまりないものなのでしょうか? もちろん、過度の日光を浴びることに問題があるのは私も否定しませんが、こ […]
前にもお伝えしましたが、 私が外出する時に、いつもカバンに入れている1冊の本があります。 それは、北山耕平さんの本で『自然のレッスン』。 実はその姉妹編に『地球のレッスン』というのがあります。 その時の気分に合わせて、『自然』か『地球』のどちらかをカバンにしのばせておくのです。 今回はその『地球のレッスン』のほうから一遍の詩をご紹介したいと思います。 &n […]
「朱と交われば赤くなる」 人間というものは、とかく周囲の環境の影響を受けやすいものです。 やる気がない人たちの輪の中に入れば、こちらのやる気も失せてくるし、ネガティヴな感情を持つ人たちの輪の中にいれば、こちらも何かと悲観的になってしまう。 けれど、この人生、永遠に続くわけではないのです。肉体時間は有限なのです。なので、可能であるならば、日中の活動時間には、自分にとってた […]
私たちはふだん、鏡に映る自分が「私」だと思って生きています。 けれど、本当にそうなのでしょうか? 138億年前にこの宇宙に生じたビッグバン。 そこから生じた星々が、今までに数えきれないくらいの誕生と死を繰り返し、 その小さなかけらがこの惑星・地球にも飛来して、空気や食べ物、水となって 私たちのカラダの中に入り込み、この体内のあちらこちらを流れながら、 時に […]
仏教に密教があるように、イスラム教にもスーフィズムと呼ばれる異端の派があります。 一般的にイスラムが唯一神アッラーを自分の外なる世界に求めるのに対して、スーフィズムは神を自分の内なる部分に見出し、神人合一を目指すため、主流派からは異端視されているのです。 でもこれって、急速に広がりつつあるスピリチュアリズムの考え方そのものなんです。古くて新しい、根源的なものにつながる世界観がそこには […]
誰もが「固定観念」というものを持っています。 これはこうに違いないとか、こうなって当たり前といったものの見方です。 けれど、目の前にある対象物を完全なカタチで捉えられる人などありません。 どこかに死角や盲点といったものが生じてしまうからです。 例えば、目の前に人が立っているとして、 こちらが相手を普通の人間だと思っていたとしても、 裏へ回れば、しっぽが生えているかもしれ […]
インドには摩訶不思議な人物が数多く存在します。 インドの人口12億 人。日本の約10倍にあたります。なので、日本に摩訶不思議な人が100人いるとすれば、インドだとその10倍のざっと1000人はいるわけです。 私も旅の途上で、そんな不思議な人物に出会いました。それが、前回まで記事に登場したヨギです。彼はバラモンという階級に属し、ヨガを通じて宇宙と一体になるこ […]
・・・あるヨギの教え①からの続きです。 数日後、再び通りでばったり例のヨガの行者に出会いました。実は先日の話にはまだ続きがあるというのです。そして、その続きこそが最も重要で、それを聞かずして霊的進化を体験することはおそらく不可能であろうと、彼は真剣なまなざしで私に訴えました。 「続きが聞きたいか?」 「はい・・・」 「じゃあ、カ […]
私がまだ20代の頃、ある日、インドのとある町で、一人のヨガの行者からこういう話を聞きました。 石ころから、微生物、昆虫、魚、植物、動物、私たち人間にいたるまで、この世に存在する全てのもは毎日、少しずつ進化に向かって成長しているのだ、と。 けれど、人間だけはその進化を早めたいがために、滝に打たれたり、苦行をしたりして、この大切な肉体をいじめ抜き、中には命を落 […]
長い冬の終わりを告げるラッパ水仙。あの鮮やかな黄色は、まるで本物のラッパのように、春到来の喜びをその色彩とカタチで表現しています。 あの黄色のおかげで、私たちはどれほど気持ちが高揚し、明るい気持ちさせられることでしょう。 黄色は、明るさや色合いだけでなく、カラダの不調を回復させる効果においても、白についで太陽に近いとされる色なのです。 自尊心が傷つけられて元気がない時、また精神的にま […]
立ち上る炎、飛び散る血、セクシャルな情熱・・・ これらが象徴する色は、赤。 赤色は私たちの生命そのもの。もしも、この世に赤色がなかったならば、私たちはきっと、暮らしの中に活力や燃えたぎるような情熱や強さを欠いてしまったことでしょう。 私たちは神経を刺激し、血液中にアドレナリンを放ち、そして、血液そのものの流れを良くするために、食物や衣服、身につけるモノの中に赤という色を必要とするので […]
地球の色、空の色、海の色・・・みんな青色。 雲ひとつない青空を見上げた時、穏やかな海を見つめた時、私たちの心は静まり、荒ぶる魂が鎮まります。 私たちが何もかも忘れてしまいたい時、ふと休暇を取って、何時間もずっと限りなく広がる空と海が眺められる場所へ行きたくなるのも偶然ではありません。 そこで時間を過ごすと、私たちの心の中にあった緊張はいつの間にかほぐれ、不思議なことに心配事なんか忘れ […]
引っ越しをした経験をお持ちの方は多いと思います。特に賃貸の場合は、最初、前の借り主の気配が残り、なんとなく落ち着かない日々を過ごした、なんてこともあるのではないでしょうか。賃貸のアパートやマンションから再び別な賃貸物件へと引っ越す際、これからお伝えする魔法の儀式をすると、その日からスッキリと爽やかに暮らし始めることができます。 ■引っ越し前に行うこと■ ①引っ越しをする […]
数字は面白い。数字は神秘です。そして、数字は「真理」です。 例えば、昔の日本人は、いくつまで数字を数えることができたでしょう? 10まで? 10以上? いえいえ、その昔、日本人が数えられたのは、「2」までで、 それ以上は「たくさん」で、たくさんを意味するのが「3」。 それゆえ、「3」を「みっつ」と読むのは、「満つる」=「いっぱいになる」に由来します。 また […]
■太陽ありきの太陽系■ この太陽を中心にした私たちの「太陽系」において、暑い・寒いの基準となるその熱源はもちろん「太陽」であります。 宇宙で最も低い温度は「絶対零度」と呼ばれるもので、摂氏でいうとマイナス273度Cくらいになります。どんなに冷えきったって、それ以下になることはありません。 逆に、その絶対零度からどれだけ温度が上がるかは、その物体がどれだけ太陽から熱を受け […]
お天気が続き、外出するのが楽しい季節になってきました。 お出かけの時、あなたがいつも持っていかれるものって何ですか? 私にとって、それは「本」です。 いつも持ち歩くカバンのポケットに、必ず入れてある一冊の詩集があります。いつ出会ったのかは思い出せません。けれど、気がつけば、お気に入りの一冊になっていました。 乗り物で移動する時、公園のベンチに腰をおろした時、 楽しい気分 […]
「言語道断」という言葉があります。真理は言葉ではあらわすことができないという意味の仏教用語です。 古今東西の「悟りを開いた」とされる人々の胸のうちも、きっとこんな風じゃないかと思います。 本来、言葉に表すことができない真理をいかにして他人に伝えるか。そのために例え話を使ったり、寓話を使ったりしながら、聖人・聖者たちはなんとか言葉にできる最大限の表現を試み、苦心してきたに違いありません […]
自分の中で「師匠」と仰いでいる人が何人かいます。 その中の一人が「中村天風先生」。 天風先生のことを知ったのは、今から20年以上も昔のことでした。ある日、友人から1冊の本を借りたのですが、それは、私が今まで人から借りた本の中で最も高額な本でした。豪華な箱に入ったその本はしっかりと装丁され、さらに薄い紙のカバーがかけられており、価格を見れば「壱萬円」と書かれていました。 タイトルは『成 […]
・・・前回からの続きです。(以前、アメブロ『noahoahの21世紀宝船Blog』に書いたものを再び掲載しています) ■詩人と過ごした美しい時間■ 詩人と共に過ごした夏の五日間。 あの宝石のように美しい時間を 私は生涯、忘れないだろう。 「ナナオ・サカキ」 彼は全身詩人であった。 彼が発する言葉は詩になり。彼の行動全てが詩になった。 朝、コー […]
忘れられない一人の詩人がいます。 その名は「ナナオ・サカキ」。 彼の詩に出会ったのは、今から20年以上も前のこと。 ヒマラヤのふもとの村々をインドからネパールへと越境するため旅していた時、偶然出会った日本人の若者とお互いに持っていた本を交換したのがきっかけでした。 旅も長くなると、日本から持参した本も読み飽きてしまうため、旅人同士で新しいものと交換することがよくあります。そうして手に […]
あなたは「バナナジン」という名の麻薬物質を聞いたことはありますか? 昔、ヒッピーの間で、バナナの皮から抽出したこの物質を吸うとトリップできるという噂が広まって合法ドラッグとして、多くの若者が試した時代がありました。 しかし、後にニューヨーク大学の研究者が、バナナの皮にこのような麻薬物質など入っておらず、仮に吸ったとしても、プラセボ効果しか得られないことを報告しました。 しかし、その後も、ヒッピーの […]
10代の頃、ヒッピーに憧れていました。 何者にもおもねることのない自由さ。そして、創造性、ライフスタイル。そういったもののすべてに憧れをもっていたのです。私自身、アメリカの西海岸から始まった60年代のヒッピームーブメントにリアルタイムで接したわけではありませんが、ことあるごとにその時代の思想・ファッション・文学などには触れて刺激を頂いてきました。 ヒッピー的な生き方がやがて洗練されて […]