神聖な朝の時間を逃すな〜早起きのすすめ
気持ちの良い五月。最近は4時に早起きして瞑想の時間をとるようにしている。起床のことを「目覚め」と呼ぶけれど、魂の覚醒を得たいと思うなら、やはり神聖な時間を持つこと、しかも可能であれば「早朝」、目覚めた後に瞑想を行って一日をスタートすることができればいうことはない。それもたまに行うのではなく、毎日決まった時間に行うように習慣化できるとなおのこと良い。
魂の進化につながる朝の時間
早朝の時間というのは、一晩の充分な休息によって肉体はコンディションを回復し、神経の興奮がおさまっている。前日の感情の高ぶりや不安もやわらいでいて、 頭の疲労も解消してよく働き、霊的なメッセージを受け取るのにも最適な状態にあるといえる。
朝起きるのは苦手という人も多いが、魂の進化をゴールとしたなら何よりもまず最優先にしたい課題は、怠けグセや甘えグセを克服することだ。これはいくら強調してもし過ぎるということはない。もしもそれを怠ったたとしたならば、魂の進化など到底無理である。なぜなら、大いなる真理へ到達するプロセスにおいて魂の要求は絶対だから。
初夏の花々が朝日をからだいっぱいに浴びようと、その花弁を開くように、真理という光に向けて私たちの魂も、さらにもっと開いていかなければならない。
覚醒する人は朝を大切にする
魂が進化するためには、まず覚醒が必要だ。それは心身ともに覚醒することでもある。怠け者や、快楽に耽溺する者が、真実の知恵を手に入れられるわけがない。健康と強さに恵まれていながら、貴重な朝の静かなひとときをただダラダラと無為に過ごす人は、天国へのはしごを自ら外してしまうに等しい。
工夫次第でどんな状況でも静かな瞑想のひとときを持つことは可能だ。意識の覚醒によって、自分の中に備わった無限の可能性に気づきはじめた人や、この世界を包みこんでいる無知の闇から抜け出す術を知った人というのは、皆、明けの明星がまたたくのをやめる前に、1日をスタートさせる。それに倣うことである。
真理に目覚めていないこの世界が夢の中でまどろんでいる間に、真実の光を見たいという聖なる熱意につき動かされ、自分の心の闇と戦うのだ。歴史上の有名な聖人・賢者「大いなる真実」中で、早起きでなかった者は誰一人としていない。寝坊助だった者も聞いたことがない。イエスは早朝、人気のない山に登り、そこでの聖なる霊たちとの交流を日課としていたと聖書に書いてある。そしてブッダもまた、毎日、夜明け前に起き、瞑想を習慣としていたし、彼の弟子たちも喜んでこれに倣った。
成功者と早起きの関係
時を今の時代に移しても、世界の名だたる成功者の多くは早起きを実践していることがわかっている。すでに故人となってしまったが、アップル創業者のスティーブ・ジョブズは毎朝6時に起きて、子どもたちが目覚めるまでの時間を大切にしていた。また、彼の後継者であるティム・クックにいたっては、毎朝3時45分に起床し、大量に届くメールをチェックした後、ジムで汗を流したというからジョブスのさらに上をいっている。
スターバックスの創業者ハワード・ シュルツも朝4時半には起き、エクササイズや家族との朝食を楽しんだ後、出社前にひと仕事済ませてしまうらしいし、米国元大統領のドナルド・トランプやTwitterの創業者ジャック・ドーシー、作家の村上春樹氏など…、数限りなく例がある。成功と早起きに何らかの因果関係がるのは間違いないことだ。
早起きの具体的なメリットとは?
魂の進化という点からの早起きのメリットは言うまでもないが、現世的、現実的側面からみてもプラスは多くある。具体的にあげると次のような点である。
①集中力が増して仕事や勉強に意欲的に取り組みやすい
朝の光を浴びると脳内物質であるセロトニンの分泌が活発になる。このホルモンは心を穏やかにする働きがあり、別名「幸せホルモン」と呼ばれる。精神の安定がもたらされることで集中力が増し、仕事や勉強に打ち込める。
②生体リズムが整う
人間は本来夜行性ではなく、日中活動する生き物である。夜型中心の都市生活者が増えたといっても身体のリズムはそう簡単に変わるものではない。朝の日光を充分に浴びたからだは体内時計が正しくリセットされ、人間本来の生体リズムを取り戻し、一日を快適に過ごせるようになる。
③静かな自分だけの時間を得られる
現代生活は種々の家電やテクノロジーによって便利になったものの、電話やメールの対応、あるいはオンライン会議など逆に便利さによって新たに生み出されたタスクによって忙殺されている。しかし、早朝に起床し、他の人が寝ているうちに活動をスタートすれば、静かな自分だけの時間の中で誰にも邪魔されずに仕事や勉強に集中することができる。
工夫次第で時間は創り出せる
仕事の都合などで、どうしても早朝の時間を瞑想に充てることが難しいなら、代わりに夜の時間を瞑想に充てることもやむを得ないが可能な限り朝の時間を使うほうが良い。また人によっては労働内容が苛酷だったり、あるいは長時間労働などの理由から、それさえ難しい状況にあったとしても希望を捨てずにいたい。
うまく工夫すれば、仕事の合間でも、神聖な時間を用意し、瞑想によって精神を高めることができるのだから。何をするでもなく、ただボーッとしているほんのちょっとした時間があったなら、そんなコマ切れの時間を利用しても良いのだ。いつも決まった仕事や、単純作業に従事している人なら、仕事の最中でさえ、瞑想することは可能なのだ。
ドイツの有名な神秘主義者にヤコブ。ベーメという人物がいる。無学な彼は、靴職人として毎日長時間の仕事に従事しながらも膨大な知識をものにして本を書き、ドイツの思想界に多大な影響を与えた。
どんな人の人生にだって、瞑想する時間くらいは必ずあるはずだ。「私にそんな余裕はない」とか「忙しくてそんなヒマはない」とか、言い訳をする前にまずは時間を創り出す努力をしてみることである。人間は誰だって、本当に求めたならば、真理への探求心と、瞑想の道が閉ざされてしまうことはないものだ。
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