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魂の進化〜瞑想のための時間をつくる

魂の進化〜瞑想のための時間をつくる

この頃、できるだけ「瞑想」のための時間をつくるようにしている。その中で気づいたことがある。人間というのは、常に意識をフォーカスしているものが心に小さな変化を起こすのだということ。調和にフォーカスすれば心には調和が、不調和にフォーカスすれば心には不調和が現れる。ならば、できるだけ気高いもの、無限なもの、永遠なものにフォーカスするのが良い。

マインドフルネスの効能とは?

最近各方面でよく耳にする瞑想のスタイルに「マインドフルネス」がある。これは原始仏教より伝わる伝統的なメソッドから宗教的な要素を除き、現代風にアレンジされた瞑想だ。目指すのは意識を「今・ここ」におくこと。

誰でも日常生活では、自分自身が勝手に作り上げる頭の中のおしゃべりは止まらない。過ぎ去った過去を思い出してクヨクヨしたり、将来に対して不安になったりすることは誰でも経験があるだろう。しかし、「今・ここ」に意識をおくようにトレーニングすることで、集中力が増し、頭の中が明晰になり、心の安定と強さを得ることができるようになる。

マインドフルネスは1970年代からアメリカを中心に科学的・医学的な研究が進み、その効果が実証されてきた。実際に心に抱えているストレスや不安が取り除かれて安らぎがもたらされ、結果的に仕事のこいう率が上がることも生産力があがることも証明されている。

身体面においては、免疫力の改善や血圧の低下、血中コレステロールや血糖値の低下などが検証されていて、交感神経と副交感神経のバランスが整い、熟睡できるようになる。精神面では、緊張やうつ状態を緩和したり、不安が減少したり、ストレス耐性の向上が実証されている。そして、脳機能面においても、集中力や記憶力が向上し、複数の仕事を並行しながらも一つひとつの事に集中できるようになるため、仕事や勉強で質の高いパフォーマンスにつながる。

瞑想のさらなる可能性とは?

しかし、私はそうした実利的な面のみならず、瞑想にはもっと精神的・魂的に人間を進化・成長させる鍵があるように感じている。そう。瞑想は神性へと通じる道だ。それは、地上から天へとまっすぐに伸びるはしごであり、過ちから真実へ、苦悩から平安へと向かうのはしごなのだ。

きっと、イエスや仏陀、老子やムハンマドら、歴史上の聖人たちは皆、一人の例外もなくこのはしごを上ったのであり、そうでない私たち者もまた、いつかはこのはしごを上る日がやってくるに違いない。

真実を求めて旅をする巡礼者も、放浪の末には自我を捨てて俗世と認し、ひたすらに神性へ歩むことを誓い、望むならばその黄金のはしごに足をかけなければならない。もしも瞑想という助けがなければ、神の世界や真の平安への到達は困難極まりないものとなり、永遠に色あせることのない栄光も、一点のくもりもない喜びも、大いなる真実も、私たちの目の前に姿を現すことはないだろう。

目的意識を高く持って行う

マインドフルネスの場合は、特に目的を持たずに意識を「今・ここ」にフォーカスすることが奨励されるが、私の考える瞑想とは、ある考えやテーマに焦点を当てて、完全な真実をつかむという目的を持って意識を集中させる状態をいう。

人間が常に瞑想の対象にするものは、たとえそれが何であったとしても、それについての理解を深められるのはもちろん、その人自身の性質もその対象にしだいに近づいてくるように思う。

なぜなら、意識というのはその非物質性ゆえに人が何かに意識を集中させると、人はそれと溶け合って、一つになっていくからだ。そしてついには、人は対象そのものとなる。つまり、もし身勝手で卑しい考えを思い巡らせていたとしたなら、その人自身もやがては身勝手で卑しい人間になってしまうということだ。逆にいつも清く、利他的な考えだけを抱くよう心がけていれば、その人は確実に清らかで利他的な人間となる。

瞑想は、そのようにふだん自分がどのような考えを抱いているのか、またどのような考えに集中しているのか、一人静かな時間を過ごしている時に自分の心が自然と向かおうとする対象が何であるかを教えてくれる。それがわかれば、自分が苦悩の国を旅しているのか、それとも平安の国を旅しているのか、神性へと近づいているのか、それとも堕落への道を歩んでいるのか客観的に知ることができる。

マインドフルネスの方法

マインドフルネスはそこに到るための入口としてはとても良いと思う。まずは瞑想の感覚をつかむ上で、試しに行ってみてはいかがだろう。方法は次の通りである。

<瞑想のしかた・マインドフルネスの場合>

①リラックスして良い姿勢で坐る
床に座布団や坐布を敷いて、その上にあぐらをかき、良い姿勢をつくって座る。椅子や正座でも良い。手のひらを下に向けて膝や太ももの上におき、背筋を伸ばす。目は優しく開けたまま伏し目がちに(これを「半眼」と呼ぶ)して、床の約2メートル先を眺める。

②自分の呼吸に意識をフォーカスする
リラックスした状態で自分自身の自然な呼吸に意識をフォーカスしてみる。

③感情や思考が浮かんでも、それを追わずに呼吸に意識をフォーカスする。
頭に何かが浮かんできてもそれを追いかけずに意識を呼吸に戻す。感情や思考に何も判断を加えずそのままにして、ただ呼吸に戻る。この繰り返しは、何度でも「今」へと戻ってくる訓練となる。リラックスして座り、自然な呼吸を続けていると、今この瞬間に生きていることに感謝の気持ちが自然と湧いてくる。

このような瞑想を1日10分でも良いから1ヶ月ほど続けてみる。するとしだいに慣れてくるので、その後、私が前述した目的意識を持った瞑想へと移行していくと良い。

人間の魂の伸び代は無限大

自分が最も意識をフォーカスする対象に似た性質を帯びて、いわばその生きた見本になるという法則は、人間にとって避けることのできない自然の摂理である。それゆえ、瞑想の度に自分の魂を高める対象を選んで行うことによってマインドフルネスで得られる以上のプラスがもたらされる。フォーカスする対象を常に、低いものではなく、高いものに設定して行うのだ。

それにより心には日増しに磨きがかかり、真理の道へと一歩一歩近づいていくのが実感できる。心を汚すこともなく、邪まなものに引きずりこまれてゆくこともない。人生において、霊的に向上する上でも、瞑想が鍵をにぎっているのは確かだ。歴史上の預言者、聖者や賢人、救世主と呼ばれる人々は皆、瞑想を通じてそのような存在になったの。ブッダも瞑想し続けたある日、「われこそが真実である」と悟ることができた。またイエスも、宇宙に遍満する神性について日々沈思黙考し、ある日ついに「わたしと父なる神は一つである」と宣言するに到った。

瞑想と仲良くなろう。そして、魂をより進化させよう。人間の魂の伸び代は無限大なのだから。

 

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