貧乏神が寄ってくる顔と開眉体操

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何よりも顔が大事である。表情が大切である。それはすなわち、あなたが今まで生きてきて何を体験し、どう感じたかの集積なのであるから。ここで私が述べているのは何もその造作という意味ではない。造作は持って生まれたものだから整形する以外に変えようがないが、表情は自分の心がけと習慣しだいで何歳からでも変えられるものなのだ。

実はこの表情こそが、今の気分を表し、未来の自分を創るのだ。暗い表情で陰気面して歩いていれば貧乏神が寄ってくるだろう。その人の顔の色ツヤと表情、それに口調に耳を傾ければたちまちのうちにわかる、「あぁ、この人は運の悪い人なのだな」と。運の悪い人にはいくつかの共通点がある。それらを思うままに列挙すれば次のようになる。

＜運の悪い人の共通点８大ポイント＞

①前屈みで歩いている。いわゆる猫背というやつだ。うつむき加減に歩いていて側から見ると何か悲しそうな感じがする。

②甘いものが大好きで、いつも感情の起伏が激しく安定しない。食べ物をよく噛まないし、主食よりも副食をより好む。肉ばかり過食して頑固な人も多い。

③眉間にシワを寄せている、これは肝臓が弱っているせいなのだが、肝臓が弱っているために怒りっぽくなり、いつも何か不満を抱えている。

④すぐに言い訳をする。会話の中で「でも」とか「だって」とか「どうせ」が多く発せられる。

⑤自分勝手で、友達が少ない、あるいはできにくい。

⑥頭に良い血液が巡ってこないため、決断力及び判断力が弱い。

⑦行動が遅い。約束を守れずルーズ。整理整頓が苦手。

⑧不潔か、あるいは極端に潔癖症でバランスが悪い。

運の悪い人とは無理して付き合わない方が良い。運の悪い人の持つ悪い気の波動に影響されてあなたの運も悪くなるからだ。運の悪い気の波動がそもそも病気なのであり、陰気であり、運気の低下を招くのである。人は誰でも幸せを願っている。しかし、なかなかその通りにはいかない。それは気が低下しているからにほかならない。ではどうすれば良いのか？まずは心を整え、良い顔、良い表情を創るのだ。

良い表情を創る上で欠かすことのできないポイントがある。それは「眉間を開くこと」だ。

人間、不況で仕事がうまくいかなかったり、長いコロナ禍で気持ちが落ち込むと、いつの間にか眉間にシワが寄る。すると眉と眉の間が縮まってしまうのだ。これこそが運の悪い貧乏神が寄ってくる表情だ。運が良くなりたいあなたはこれを回避せねばならない。そこで私がおすすめするのは、ズバリ名付けて「開眉体操」である！その方法は次の通り。

＜開眉体操〜眉間を開き運の良い表情を創造するために＞

①リラックスした状態で２、３回深呼吸を行う。

②右目は右上を見る。

③左目は左上を見る。

④②と③を同時に行いながら、眉間のシワを伸ばすようなイメージでしばらくキープする。これを数回繰り返す。少々コツはいるけれど、これを行えば眉間がグッと開いていくがわかるはず。「あ、眉間にシワが寄ってきたかも」と感じたらすぐにこの体操を行うこと。そして最後にクッと口角を上げると完璧でさらに開運顔になることうけあい。やってみるとわかるが普通に眉間を開いただけでも口角は自然に上がるので、この体操を習慣化すると開運顔がキープされる。もはや貧乏神だって近づけまい。

 ⭐️ 貧乏神が好きなのは、なにも浮かない表情だけではない。片付けられていない部屋や整理整頓されていない空間や道具類だったりする。本書は、よくある幸せになる目的で読ための開運書ではなく、貧乏神が好きなことの反対の行動をすることにより運を開こうというアイデアから執筆されていて面白い。きっとあなたも読めば、部屋を片付けずにはいられなくなる。

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