氣を整える

ヒーリング

人間が健康に生きる上で必要なこととは何でしょう?

それには大きく分けて3つあります。①人体についての知識をもつこと。②「氣」について理解すること。③適切な態度を身につけること。

それらを順に説明していきましょう。

①人体についての知識をもつこと。各内臓の機能・構造と働きについて知る必要があります。つまりリンパ・循環器系統・神経系・経絡・筋肉と筋膜・骨格、そして人体のこれらすべての相互作用について、実用的な知識をもつことが必要とされます。

②「氣」について理解すること。最も大切なのは、生命及び生命を司っている氣について理解し、その生命力としてのプラスとマイナスの両面を区別できることが大切です。人はそれぞれに氣をもつがゆえ、他者からネガティブなエネルギーを受け取ってしまったり、自分の分け与えられる範囲を超えたエネルギーを放出し過ぎて消耗してしまったりすることもあります。そうした仕組みを理解し、自分のエネルギーを十分蓄えられる状態にしておくことが大切なのです。

③適切な態度を身につけること。ヒーラーにとっても、そして施術を受けるクライアントさまにとっても、人には自分自身、そして他人に対する適切な態度というものがあります。助けを求める人々は、病的なエネルギーや痛み、感情に心身がさいなまれてヒーラーのもとを訪ねます。そして、自分の病をすべてヒーラーにゆだね、治癒に対してもつべき自らの責任から逃れようとする場合があります。

しかし、ここで重要なのは、人間は本来、個々にそれぞれが完璧で自立した存在であるという事実です。決してヒーラーに頼りっきりになってしまってはいけません。クライアントさま自身も自ら努力し、自分の足で立つということがヒーリングにおいては重要なのです。そうした自立した関係性の中で、ヒーラーは思いやりと愛、そして心配りとをクライアントさまに与えながら、ヒーリングをすすめていきます。そうしてヒーラーとクライアントさま双方の氣が十分に整った時、健康の扉は開かれ、理想的なヒーリングが実現するのです。

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