夜なべは大凶、朝寝は短命
先日、久しぶりに会った友人から
「どうしたの?宇宙の種ブログ、この頃、更新してないよね」
そう言われました。
記事の更新を楽しみにしているというのです。
・・・はい。確かに努力を怠っておりました。
現在、私は4本のブログを並行して運営しており、
本ブログの他にも、趣味のブログとしての『21世紀宝船Blog』というのと、
他にも健康をテーマにした『宇宙の種 Health』と『21世紀カラダ島Blog』を
並行して執筆しております。
当初は、1日4本同時更新を目指していたものの、
仕事やイベントの合間をぬっての執筆はなかなか難しいものですね。
実際、文章を書く事を生業としている人たちは、
一体どのように時間をやりくりしているのでしょう。
でも、1年間は続けてみようと誓いを立てたので、
くじけず続けていきたいと思っています。
どうぞよろしければ、これからもおつきあい下さい。
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さて、私がブログを書く時間というのは、
たいてい、家人が寝静まった夜なのですが、
「夜、仕事をするものは大凶!運命を悪くする!」
そう豪語した御仁がおられます。
江戸時代の人相見・水野南北をご存知ですか?
この人物は、大坂に生まれた観相学の大家です。
●水野南北(1760−1834)
南北は、幼くして両親を亡くし、叔父夫婦に育てられました。
子供の頃は、どうしようもない悪童。
10歳で酒と盗みを覚え、酒代に窮して叔父の稼ぎ集めた金を持ち逃げ。
酒と博打と喧嘩に明け暮れ、刃傷沙汰を繰り返します。
そして、18歳で酒代欲しさに悪事をはたらき、牢屋に入れられます。
そこで、罪人とシャバにいる人の人相が違うことに気付きます。
「人相」と「人の運命」には、関係があると分かり、観相に関心を持つようになります。
出牢後、人相見から「顔に死相が出ている。おまえは一年以内に死ぬ」と言われ、
運命を転換するため、出家をします。
しかし、出家を願った禅寺で
「半年間、麦と大豆だけの食事が続けられたら弟子にする」と断られ、
仕事をしながら、言われた通りに麦と大豆だけの食事を続けたところ、
顔から死相が消えたばかりでなく、運勢が改善してしまいました。
こうした体験から、観相学に興味を持った南北は、
髪結い床屋の見習いを3年、風呂屋の三助を3年、火葬場の焼き人を3年行い、
実地で観相の研究をしながら奥義を究め、ここに「南北相法」を完成。
「我れ衆人のために、食を節す」との決意のもとに、
運を開き、財をなして78歳まで生きました。
その南北曰く、「夜なべは大凶、朝寝坊は貧窮短命」。
夜仕事をする事自体が大凶であり、運命を悪くする。
暮六ツ(午後6時)から寝るべきである。
もし、2時間の夜なべ(夜仕事)をしようとするなら、
朝方2時間早く起きて、夜なべ同様に灯りをともしてするが良い。
そうすれば、太陽の運行とともに、あなたの生命がめぐり、
自然と運気が良くなって、次第に裕福長寿となることは天地の真理である。
また、夜2時間夜なべしても、朝2時間起きるのが遅くなれば、
気分も悪く、万事順調に運ばない。
また。2時間早く起きれば、その頃には世間も静かで、
仕事も自然とはかどるものだ。
これはみな、太陽の運気が良いからである。
朝寝坊は、貧窮短命のもとで、たいへん恐るべきことである。
・・・さすがに現代人の生活において、午後6時就寝はありえませんが、
今、南北の言葉を思い出し、裕福長寿となりたい私は、
明日から午後10時就寝、午前3時起きを実行しようと心に決めたのでした。
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