NLPを暮らしに活かす
- 2015.06.10
- より良く生きる ミルトン・エリクソン
- NLP, セラピスト, ミルトン・エリクソン
仕事や人間関係において、
この人のアプローチのしかたは「上手だなぁ」と思う人はいませんか?
ほかの誰かがやってもうまくいかなかったのに、
その人の手にかかると、なんとも上手い具合にまとまってしまう。
そんな人がきっと、あなたのまわりにも一人や二人はいるはず。
その人たちは、なぜ、どのようにして
モノゴトを上手くまとめることができたのでしょう?
そこにある種の成功のための法則があるのでしょうか?
かつて、その問いに答えるべく、研究され体系化された方法があります。
その名も「 NLP」。
Neuro Linguistic Programmingの略語です。
日本では「神経言語プログラミング」と訳されたりもします。
NLPがこの世に誕生したのは60年代。
創始者たちは、当時天才と呼ばれた数名のセラピストに着目しました。
以前、当ブログでもご紹介した催眠療法家ミルトン・エリクソンも
その天才セラピストの一人です。
●天才催眠療法家 ミルトン・エリクソン
彼らの手にかかると、何年かかっても変化しなかったクライアントが
数回の面談で劇的に変化・改善してしまうのです。
そこで、NLPの創始者たちは、天才セラピストたちがどのように
クライアントとコミュニュケーションを交わしていたかを
克明に分析しました。
その結果、天才的なパフォーマンスを発揮するセラピストに共通の
ある特徴を見出したのです。
それを一般的な人たちも使えるように体系化したものがNLPといえます。
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①Neuro(神経)
私たちが五感を通じてどのようにまわりの世界を知覚し、自分にとっての現実を創り出しているか、他人がどのように世界を知覚するかを理解した上で、どのように関わると効果的かを探る。
②Linguistic (言語)
私たちが自分の体験を意味づけ、理解するために活用されている言語がどう形成されているか、言語が自分の思考と行動にどんな影響を与えているか、言語をどのように使うと効果的かを探る。
③Programming (プログラミング)
私たちが何かを行う時、内面の思考プロセスにどのようなクセや特徴があるのか、そのプログラムはどのように形成されるのか、どのように再プログラムすると効果的かを探る。
例えば、プレゼンテーションが苦手なAさんという人と、
得意なBさんという人がいたと仮定して、比べてみましょう。
Aさんは、プレゼンの日が近づくと、憂鬱になって気が重くなります。
なぜなら、当日のことをイメージすると
下手なプレゼンをしている自分が目に浮かぶから。
かたや、Bさんのほうはプレゼンの日が近づくととてもワクワクします。
当日のことをイメージすると、自分のプレゼンを聴く人たちが
楽しんでいる様子が目に浮かぶから。
もう気がつかれましたか?
上手くいく人とそうでない人との違いが。
NLPとは、このようにして「うまくいっている人」が
どのように五感や言葉を使って、
世界を認識したり表現したりしているのか、
その時、どんな風に内面の思考のプログラムを働かせているかを
体系化したものなのです。
これは、なにもセラピスト志望の人に限ったものではありません。
市井に暮らす私たち普通の人だって、
NLPを暮らしに活かすことで、「より望ましい自分」を
実現していくことが可能になるのです。
そんなNLPの、誰もが使えるテクニックを、
時々、当ブログでお伝えしたいと思っています。
お楽しみに、ね。
★天才たちの成功の裏には、かならず特定の法則がある。その法則を活かせば、フツーの人もフツーに天才!
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