内臓はボディビルでも鍛えられない!良い血液を造る3つの究極栄養素

健康への道

あなたは好きですか?ボディビル。筋骨隆々の逞しい肉体。確かに見た目には男らしくてカッコ良い。男性なら一度は憧れたことがあるのではないでしょうか?しかし、それは表面上の話。からだは外側だけでは存在し得ません。逆にボディビルに一生懸命になったあまり、健康を害してしまう例だってあるのです。真のカッコ良さというものは、丈夫で健康な内臓や骨あってこそ。今回は、そんな真のカッコ良さを目指すにはどうしたか良いのか?というお話です。

筋肉と骨は親戚です!

見た目に美しい筋肉。それを陰で支えているのは骨です。そして、その筋肉と骨を造っているのが何かといえば「血液」です。赤血球が白血球になり、白血球が組織になります。筋肉の中には無数の血管があり、その血管から骨にも栄養を運んでいるのです。だから筋肉組織が健全で良い血液が血管に供給・循環されていれば、当然、骨の組織も丈夫で健全といえます。

ボディビルで鍛えていくら美しい筋肉を造ることができたとしても、それだけでは鍛えられない部位がからだにはあります。それが何かといえば「内臓」です。最近では、骨の弱い子供、骨粗症の老人が多くなっていますが、それは皆、間違った食べ物に原因があります。本当に良質な筋肉や骨を鍛えようと思うなら、そのもとになる食べ物を改善し、内臓も含めて鍛えない限りはダメです。いくら表面だけ整えようとボディビルや体操をしたって長続きはしません。

骨も筋肉も、そして内臓も、もとはといえばすべて血液からできているのです。それらをきめ細かな良質のものにしようと思ったら、まず血液を良質にしなければいけません。そしてその血液の原料が何かといえば、そう、食べ物なのです。

まずはあなたのからだを健やかに保つために、良い血液の材料となる栄養素をしっかり摂取することが重要です。その栄養素の中でも最も大切なものは3つあります。それは次の通りです。

①鉄分

②葉酸

③タンパク質

これら3つともすでにお馴染みの栄養素ですよね。でも大切なのはバランスです。これら3つをバランス良く取り込むことで良い血液が造られ、丈夫な骨も、筋肉も、そして内臓も造られるのです。ではそれぞれの栄養素について少し補足しておきましょう。

①鉄分

鉄分は人体に必要なミネラルの一種で、鉄分不足は鉄欠乏性貧血につながることがあります。また、鉄分が不足すると、集中力低下や頭痛、食欲低下といった症状も現れます。食品中の鉄分には、肉や魚などに豊富なヘム鉄と、野菜などに含まれる非ヘム鉄があります。ヘム鉄を含む食べ物の例は、カツオやクロマグロ、赤身肉などが一般的ですが、その一方で、非ヘム鉄は卵、牛乳、大豆、小松菜、ひじきなどに多く含まれています。ヘム鉄は非ヘム鉄に比べて吸収率が高く、食事の際に一緒に摂ることで非ヘム鉄の吸収も良くなるため、貧血対策で鉄分を摂るときは、食材の組み合わせも意識してみましょう。

②葉酸

葉酸はビタミンB群の一種であり、ビタミンB12とともに赤血球を造るため「造血のビタミン」とも呼ばれています。貧血の一種である巨赤芽球性貧血は、葉酸不足が原因で引き起こされます。葉酸は体の発育にも重要なビタミンで、とりわけ妊娠中の女性がしっかり摂取することをおすすめします。葉酸を含む食べ物には、焼きのり、乾燥わかめなどの海藻類や枝豆、アスパラガス、チーズなどがあります。

③タンパク質

タンパク質は三大栄養素の一つであり、あらゆる生命現象に関わる重要な栄養素です。筋肉や皮膚などの組織、体の機能を調節するホルモンなど、タンパク質は生命維持に欠かせません。健やかな体を保つためにも、タンパク質が豊富な食品を毎食バランス良く食べるように意識しましょう。タンパク質は赤身肉、まぐろ類、卵、豆腐などの大豆製品に多く含まれています。

あるボディビルダーの悲劇

見た目には筋骨隆々の逞しいボディビルダーですが、必ずしもそれがイコール健康とは結びつきません。本ブログ冒頭ではボディビルダーが健康を害してしまうこともあると述べました。というのも食事の内容が良くないために健康を害したり、寿命を短くしてしまう例が案外多いからです。なぜかといえば、見た目を美しくするために過度な食事制限を敢行したり、筋肉増強剤などの薬物を使用する人も少なくないからです。過去には、糖質や脂質を過度に制限した食事法をしたことで栄養失調に陥って死亡する人もいましたし、ステロイドなどの薬物でドーピングをした結果、血栓ができて死亡した人もいます。

あなたは、90年代にタレントとしてテレビで活躍し親しまれてきたマッスル北村さんをご存知ですか?彼も残念ながら若くして亡くなっています。彼は東大に入学するほどの頭の良さを持ちながらも、日夜ストイックに筋トレに励み、美しい筋肉を作り上げました。しかし、2000年の世界選手権に出場する目的で過度な糖質制限や脂質をカットした食事を行った結果、死亡。死因は急性心不全で、解剖の結果、栄養失調による餓死の状態であったことがわかりました。

死亡直前に撮影された彼の肉体は、美しい筋肉に纏われて全く餓死しそうな人間には見えません。しかし、糖質や脂質を限りなくカットした食生活を行っていたため、肉体が耐えきれず異常な低血糖状態となり、39歳という若さでこの世を去ったのです。これは肉体的には病気の状態だったといえるのではないでしょうか。もしも彼が逞しい肉体美の追求と同じくらい健康に留意していたなら、このような悲しい結果にはならなかったのではないかと思います。どんな高い理想も健康な肉体あって実現できるもの。彼の死をムダにしないためにも、残され生きている私たちは、日々の食事に気をつけて良い血液を造り、丈夫なからだを保てるよう努力したいと思います。

 

 ⭐️ からだを造る3大栄養素の1つタンパク質。しかし、現代人はそれとて不足しがち。ゆえにプロテインやサプリメントの補助も必要と考える。私は普段プロテインは愛用している。この製品は有機発芽玄米、有機エンドウ豆、有機チアシードの3種のプロテインを組み合わせた独自ブレンド。筋肉を維持しながらダイエット効果が期待できるという。オーガニックのプロテインなんて珍しい。一度試してみたいと思っている。

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