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自分でできる調整法

ツラい更年期症状は耳で消す

更年期は季節の移ろい 季節に移り変わりがあるように、私たち人間にもからだの移り変わりがあります。昔はイキイキしていた肌にくすみを感じたり、心地よいと感じていたものが不快に感じられたり… 「何かおかしい」 そう感じたなら、あなたはもしかしたら「更年期」にさしかかっているのかも知れません。卵巣機能が低下して女性ホルモンが急激に減少することにともない起こるさまざまな深い症状を、総称して「更年期障害」といいます。最近では、女性ホルモンのみならず、男性ホルモンの低下により起こる男性の更年期障害もあります。 つまりそれは、人生の秋を迎えた男女に届く季節のお便りなのです。
医療利権

ロックフェラーとクスリの不都合な真実

暮らしに浸透した石油化学 ジョン・D・ロックフェラーといえば、いわずと知れた億万長者でアメリカの石油王。もし仮にあなたが彼の名を知らなかったとしても、あなたの暮らしは確実に彼の影響下にあります。 例えば石油から何をイメージしますか?燃料?ガソリン?もちろん良い答えですが、それ以外にも繊維、食料、樹脂、タイヤ、プラスチックをはじめとして、他の製品の多くも原料は石油から作られているのです。特に、自動車、コンピュータ、電子・電気機器などの分野でも石油はもはや必要不可欠。 しかし、もう一つ忘れてはいけないものがあります。それは「クスリ」。 実は彼が現代の医療体制を創ったといっても過言ではありません。
食と健康

キウイ その知られざる効能

ヒットソングと中原めいこ 夏になると思い出すヒットソングがあります。中原めいこの歌う「君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね」。この曲がヒットした昭和の時代、トロピカルフルーツは、まだ珍しい食べ物でした。私がキウイを知ったのもこの曲を聴いたから。 当時、国内の化粧品メーカー各社が競い合い、毎年夏になると新製品のキャンペーンをテレビCMで大々的に宣伝するのが通例で、それには必ずタイアップ曲がセットになっていました。この曲もカネボウのキャンペーンソングとして一世を風靡したのです。 シンガーソングライター中原めいこには、デビュー時、所属レコード会社の期待から「第2のユーミン」というキャッチフレーズがつけられました。本人はこれをたいそう嫌がっていたとか。 これわかります。「第2の」なんて言われたって、なんだかばったもんみたいで嬉しいわけがない。「第2の宇多田ヒカル」といわれた倉木麻衣や、「第3のカリフラワー」といわれたロマネスコの気持ちなんか、きっとレコード会社の社員の皆さん、わかってないんだと思います。 このコミックソングみたいな曲名も広告代理店が要望したらしいですが、中原はこれを「日差しを浴びて色とりどりに輝く女性をイメージしたもの」と捉え、得意のラテン・テイストなポップソングに仕上げたのです。耳に残るメロディとユニークな言葉を紡ぎ出すセンス。中原めいこという人には大いに才能を感じたものです。しかし、大ヒットをきっかけに世に知られることとなった中原は、あまりの多忙さゆえ心身をすり減らし、活動は徐々に減少。その後は目立った活動もなく、やがて表舞台から姿を消してしまいました。 市民権を得たキウイ そんな彼女とは対照的に、現在キウイは市民権を得て、スーパーではあって当たり前の常備フルーツとなりました。私もこのキウイが大好きでスーパーで見かけると思わず買い物カゴに入れてしまいます。なんといってもあのデザインが良い。半分に切ると真ん中に黒ごまみたいなツブツブが点在しているのがキッチュで可愛らしい。 しかしこのフルーツ、決してあなどれません!見かけ以上に凄い効能を沢山もってるんです。
カラダの哲学

お金と健康と幸せの法則

お金のない人は貧しいかもしれないが、お金しかない人よりは貧しくない。 豊かさとは、どれだけのお金を望んでそれを得たかではなくて、 今持っているものだけで、どれだけハッピーでいられるかということ。 結局のところお金は食べられない。 健康になるために役立つものはお金で手に入る場合がある。 栄養価の高い安心安全な食べ物、水、ハーブ… 心身ともにストレスなく過ごせる環境… 健康をチェックしてくれる信頼おける治療家やパーソナルトレーナー… しかし、お金を払って注射一本うつだけで、ありとあらゆる病気が治り、心身ともに健康になる なんて夢のような話はまだ実現していない。 結局のところお金で健康を買うことはできない。
カラダの哲学

宇宙の法則・相生関係

地球に暮らす私たち 私たちは地球という惑星の上に暮らしています。そして、地球は宇宙空間の中に浮かんでいます。そこにはある種の「法則」があって、何人たりともこの法則の外では生きられません。ならば、この法則を十分に知って、まるごと受け止めてしまうと、生きることがずいぶんと楽になります。 その法則の一つに「相生(そうしょう)」があります。意味は、互いが互いを生み出し、活かし合う関係ということ。 すべては対極あってこそ 朝になれば、陽がのぼってきます。すると、木立ちや家や車のそばには陰が生じます。 昼に近づくにつれ、だんだんと太陽の日差しはより強くなり、それに合わせて陰もまた濃くなります。 左側というスペースは、右側というスペースが決まらなければ、示すことができません。あるいは逆に、右側というスペースも左側というスペースが決まらなければ示すことができません。 人間には酸素が必要で、呼吸を通じて息を吸うけれど、そのまま吸いっぱなしでは、やがて死んでしまいます。だからこそ、次に続けて息を吐き出すのです。けれども、息を吐き出し続けてもやはり人間は死んでしまいます。そこで今度は逆に息を吸うわけです。
望診法

顔でわかるあなたのすべて

私たちは日頃、五感を通じて外部からさまざまな情報を取り入れ、それに対応しながら毎日を送っています。感覚器というのはまさに安全運転のためのナビゲーター。しかし五感の知覚の割合というのはすべて同じではありません。その割合は、視覚83%、聴覚11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚は1%といわれています。 私たちが受け取る情報のうち、実に8割は視覚からのもの。つまり、視覚というのは圧倒的な情報量を誇るのです。 だからなのでしょう。多くの人が自分を美しく装い、SNSでは「すてきな私」を演出し、それを皆に見てもらおうとやっきになっています。でもね、どんなに綺麗なお化粧をしても、ブランド品を着飾っても、素顔はすべてを物語っているのです。あなたが毎晩お酒を飲みながらNetflix観て夜更かししていることや、最近インスタント食品ばかり食べてきちんと栄養を考えてお料理していないことなど…。 顔を見て健康状態を知る 「40歳を過ぎたら顔に責任をもて」といいますが、いやいや40歳では遅い。正しくは「20歳を過ぎたら」というべきでしょう。私たちはふだん何気なく相手の顔を見ただけでその人となりを判断しているものです。 生まれたばかりの赤ちゃんは、誰もがとてもかわいらしい顔をしています。しかし、徐々に育ってくるにつれ、その後の生活環境やエゴを成長させながら、それぞれ固有の顔をつくりあげていくのです。そして肉体的成長のピークである20代も半ばを過ぎたあたりから「からだの健康状態」というものがはっきりと現れてくるものなのです。生まれつきの体質や、長年からだに蓄積された内臓・器官の不具合が不調が、はっきりと顔に浮かびあがってくるのです。
カラダの哲学

健康と幸福を招く人

福の神と貧乏神世間を見回してみれば、いつも幸運な出来事にばかり出会う人と、反対にいつも不運な出来事ばかり引き寄せてしまう人の2つのタイプがあるように見受けられます。どうせ一度しかない人生ならば、ニコニコして過ごしたいものですよね。そして、一...
アーユルヴェーダ

えぇっ!?うがいに黒コショウ?

思うに、人間の「固定観念」て、新しい世界へとつながる扉をご丁寧にもすっかり閉ざして、さらに2重に鍵までかけちゃうようなところってありません?現状維持というか、ルーティーンワークというか、決まりきった世界からぽーんと飛び出して、見知らぬ世界へとわが身を解き放った時、思いもかけない風景がそこに広がっているっていうことがあるんです。そんなわけで今回は「意外性」のある組み合わせの話です。 呼吸器疾患が増えてます! 今年は春先からこれまでの間に、ずいぶんと呼吸器の症状を訴えるクライアントさんが私の治療院に多く来院されました。たぶんこれは中国大陸から舞い上がった黄砂が風にのって日本列島に降り注いでいたためと思われます。中国大陸にはタクラマカン砂漠とゴビ砂漠という2大砂漠地帯がありますからね。それが砂塵となってPM2.5などの化学物質を巻き込みながら、この日本にエッサ、ホイサと運んでいるわけです。
糖化

にっくき「糖化」をやっつけるには?

困った糖の正体 前回は人間に必要なエネルギーである炭水化物=糖が、からだの中のタンパク質と結びついてAGEsと呼ばれる細胞の老化を早める困った物質を作り出すという話をしました。炭水化物はおもにご飯やパンとなる主食に含まれますから、それらを気をつけて摂ることが大切なわけです。しかし、実はそれよりももっと気をつけなければならない食べ物があります。それが何だと思いますか? …それは、白砂糖やお菓子などの甘い物です。 基本的に、まだお米や小麦などのような穀物というのは、ブドウ糖がいくつも連なった「多糖類」と呼ばれる構造をもっているため、分解・吸収までに少し時間がかかります。しかし、白砂糖はブドウ糖と果糖、2種類の糖成分がくっついているだけの「ショ糖」とい呼ばれる二糖類であるため、血中ですぐに単糖に分解されて急激に血糖値が上がってしまうのです。ちなみに穀物は分解・吸収までに時間がかかるといいましたが、精白した小麦粉に関しては例外的に急激に血糖値を上げてしまいます。ものの本によれば、グラニュー糖よりも早いのだとか。なのでパスタやうどんなど小麦粉が原料の食べ物の摂取には注意が必要です。
糖化

ケーキは油断大敵!お嬢さん!糖化を放っておいちゃいけません!

人間が老化していく原因にもいろいろあります。昔から「酸化(=サビる)」は有名ですが、その酸化以上に最近大きく話題になっているのが、何だかわかりますか? …そう、「糖化」です。糖化は簡単にいえば「焦げる」こと。例えば、パンをトースターで焼くとこんがりと焦げ目がつきますよね。あれ、糖化です。あと、バナナなんかをずっと常温でおいておくと、だんだん皮が茶色くなってきてベロベロになっちゃいますよね、あれも糖化です。 パンもバナナも共通点は「糖質」であり、急激に血糖値を上げてしまう食べ物です。でそのような食べ物を摂ると、食べ物の中に含まれる「糖」がからだのタンパク質と結びついて炎症を起こすのです。それが結局、老化を早め、からだの構造と機能を損傷する糖化最終生成物 である「AGEs」をたくさん増やしてしまうのです。これは劣化変性したタンパク質で、これが増えた肌に女性に大敵のシワ、たるみ、シミなどが増え、おまけに血管や筋肉、骨も硬くなって変性し、アルツハイマー病や骨粗しょう症の原因にもなるのです。 だからこそ、そこのお嬢さん!将来の美肌維持のためにも、骨折予防のためにも、毎週のようにケーキバイキング行ってちゃいかんのですよ。
暮らし

動物歩行術〜からだに良い歩き方と悪い歩き方

歩き方を見ればその人が見える! 私のマクロビオティックの師匠である久司道夫先生(故人)は、若い頃、世界平和を実現するためにはまず人間を正すことが大切と考え、多種多様な人間のクセを見比べるために、ニューヨーク・マンハッタンの街角に立ち、行き交う人々の歩き方やしぐさ、そして一人ひとりの体質や健康状態をじっと観察するという研究を続けられました。 その話を聞いた若い頃の私も、「これは真似せねば!」と街に繰り出し、札幌パルコに当時あった「サラトガ」というカフェの窓側の席を陣取り、交差点を行き交う人々を、コーヒー1杯で長時間眺め続けたものです。そこでわかったのは、一見同じに見える人間も、人それぞれにクセを持っているということでした。 特に気になったのは「歩き方」。古い言葉に「行くに身動かざれば財を積みて万あり」という言葉があります。つまり、「丹田(たんでん)」に力を込めて腰骨をいつも伸ばして歩く習慣をつけると、下半身は安定して身は重く、足は軽くなって、人相も良くなり、財運がついてきますよ、ということです。
骨盤について

ツラい腰痛を防ぐには?

月(にくづき)に要(かなめ)と書いて「腰」。まさに腰は、私たち人間にとって動作の要となる部位です。そんな大切な腰を痛めている人が世の中にはあまりに多すぎる。そこで今回は「腰痛」をテーマにお話したいと思います。 腰痛は筋力の衰えから 一言で腰痛といってもさまざまな原因と種類があります。先天的原因によるものもあれば、捻挫や挫傷などの外傷によるものもある、ですが今回は日常生活における習慣によるもの、筋力の衰えが原因となって起こる腰痛にフォーカスします。
暮らし

あなたの健康を奪うイス

「適材適所」という言葉がありますが、然るべきものは然るべき所に配置すべきという意味をもちます。であるならば、健康でありたいと思えば、健康を増進する状態に身をおくことも適材適所といえるのではないでしょうか。そこで考えたいのが「イス」。
ツボ

老化を予防したければこのツボを使いなさい!

日本人の平均寿命もずいぶんと長くなったものです。昔は信じられないほど短かったんですから。なんと江戸時代から明治30年までは、平均寿命も30歳代を超えたことはなくて、それが40歳代になったのは大正時代になってからだというのですから。明治45年に27歳でこの世を去った歌人の石川啄木は早逝の歌人として有名ですが、当時の平均寿命のことを考えれば、かならずしも早死にとはいえません。では、この超高齢化社会と長寿命の時代に本当に必要なものとは何か?それはもちろん「健康」です。その健康を高める方法はあるのでしょうか?もちろんあります。東洋医学でいうところの「ツボ」を活用すれば良いのです。
健康法

ミイラの導引〜気を巡らせば病は逃げて行く

自称「ミイラマニア」の私です。子どもの頃にデパートの催事で「ペルーミイラ展」なるものを観覧してから、死からの再生を願う人間の思いの強さにえらく感動し、以来ことあるごとに旅しながら世界各地のミイラを見てきました。ペルーのミイラはもちろんのこと、エジプトのミイラから始まって、インカ・アステカのミイラ、アジアのミイラなどスタンダードなものからレアなものを含めて実にさまざまなミイラをこの目で見てきました。
水の健康学

朝一番に飲む一杯の水があなたの命を救う

あなたは、朝、起きた時、一番初めに何を飲みますか?実はその選択が、一生に及ぶ健康状態の良し悪しを決めてしまうとしたならどうでしょう。いえいえ、これは決して大袈裟な表現なのではありません。それくらい、朝一番初めに飲むものが健康にとって重要なのです。 かなり昔の話になりますが、朝のジョギングを習慣としていた私の知人が、ジョギングから帰って朝風呂に入っていたところ、いつまでたっても出てこないため、奥さんが浴室を見に行ったところ、湯船に浸かったまま亡くなっていたという事故がありました。死因はくも膜下出血でした。知人はアルコールとコーヒーが大好きな人でした。ここに死因と関わる大きなポイントがあります。アルコール、コーヒー、朝のジョギング、そして朝風呂…。これらに共通する「ある事実」が浮かび上がってきます。今回はその辺りをテーマにお話しします。
食と健康

食べ物があなたの人生を左右する!

食が血となり、血が肉となり、健全なる肉体には健全なる精神が宿ります。つまりは、心のあり方や思いのあり方、想念すらも食べものによって決まるということです。心が不正な人は、結局その原因は、その人の間違った食べものにあります。運命の展開を望むなら、先ず日常の食べものを改めることが先です。 自由自在に食を選べる現代日本 食べることについて、私たち日本人は本当に自由です。お腹が空いたら食べたいものを好きなだけ食べられます。お金さえ払えば、日本にいながらにして世界中のどんな料理でも食べられるのです。 「今日のお昼は何を食べようかな?」と街を見渡せば、ハンバーガー店や牛丼チェーン店、ファミリーレストランがいくらでもあります。お金に余裕があるなら、おしゃれなイタリアンやフレンチ、高級寿司店など、世界中のグルメを楽しむことができます。
暮らし

病気の原因は住まいがつくる

昔、mixiで知り合って仲良くなった人に、熱海で断食道場を主宰していた牧内泰道さんがいます。牧内さんはご自身の末期がんをきっかけに、大きな気づきを得て、食事療法に取り組み、手術や化学療法を一切せずに食べ物だけで病気を完治させました。その経験をもとに道場を開き、病める人々を受け入れて、日夜健康指導にあたっていました。。そんな牧内さんは食事のみならず、人間を健康に導く暮らしというものを深く研究されて、私にもいろいろとメールを通じてアドバイスをくださいました。そんなやりとりの中でも「住まい」について教えてくださった話は大変興味深く、本ブログで皆さんとシェアしてみたいと思います。それはこんな話です…
暮らし

住まいの「氣」を正そう!

思うに、人間を含めたあらゆる生き物は、目に見えない「氣」によって生かされています。そしてこの「氣」によって、健康も、運命も、人生も大きく左右されるのです。今回の記事では「氣」という文字を使っていますが、もともと日本人は長い間この字を使ってきたのです。ところが戦後、米軍のある意図により改定され、現在ではほとんどの人が「気」の字を使うようになっています。 「氣」とは、天の氣を表す部首である「气(きがまえ)」と、大地の氣のシンボルである「米」が合わさった文字であり、それはすなわち「天地の氣が交流してできた万物の根源」という意味を持ちます。なお「米」の字は氣のエネルギーが四方八方に放射されている様子を表しているとも伝えられています。
マクロビオティック

牛のカルシウムは何からできる?

一般的に「骨を丈夫にするにはカルシウムを摂れ!」といわれますが、はたして本当にそうでしょうか?残念ながら市販されているカルシウム剤を飲んでも、人間の腸は十分吸収できません。牛の骨や牡蠣の貝殻などを細かく砕いているだけなのです。すでに固まってしまった骨や貝殻のカルシウムをさらに細かく砕いたところで、それは年取ってお古になったカルシウムゆえ、吸収が困難なのです。 牛は何を食べている? では、あの体格が大きくて骨太に見える牛は何を食べて大きくなったのでしょう?また、あのように硬い殻をもった貝は何を食べて硬い貝殻をこさえたのでしょう? 牛は草や穀物の皮を食べています。草の中にはこれから骨に変わるカルシウムの赤ちゃんが含まれています。そのような草や穀物の皮といった植物性の成分が、やがて腸の中で元素転換を起こしてカルシウムへと変化していくのです。それが牛乳となり、牛肉となるわけなのです。カルシウム剤を飲んでいる牛なんてあまり聞きません。乳を出すために牛乳を飲んでいる牛の噂も聞きません。からだを大きくしようとして牛肉を食べているという牛の噂も聞きません。代わりに、同じ哺乳動物である羊の死体を食べさせて狂牛病という恐ろしい病気が発生した事実は、以前ニュースで世界的に報道されました。