生命は自由自在

カラダの哲学

人間であるならば、本来は誰もが「自由」を与えられている。そのように感じています。そもそも自由とは何か?と考えてみた時、そこには「自分の意志」というものが存在することに気がつきます。

「自由」の語源を調べてみると、あの有名な福沢諭吉が「Liberty」という英語を「自(みずか)らをもって由となす」と訳したことから世の中で使われるようになったそうです。いわば自由は「自(みずか)ら=自分」があって初めて存在するわけで、他人から与えられたものではない「自ら」の意思や考えを、行動の「由(よし)=理由」とすることを意味しているのです。

それは、外側からの拘束や縛りや指示なしに自在に行動することができて、心身ともに自分の内側からコントロールできる状態を表しています。これこそが宇宙から与えられたギフトであり、人間の特性なのであります。それをなきものにし、封印してきたのが今までの時代です。

自ら決めて自ら動く

例えば、あなたは「君は午前9時から午後5時までしっかり勤務しなければならない」なんて他人から命令されていったい楽しいでしょうか?楽しいわけはありませんよね。

今、世の中を見回せば、命令のない職業というのはいくらでもあります。昔では考えられなかったBlogerやYouTuberなんていうのも時代が新しくなってから生まれた職業です。もちろん、それなりの大変さはあるでしょうが、彼らの多くは他人から指示されたり命令されてそれらの活動を始めたわけではなく、自ら楽しくて遊びの感覚で始めたところ、それがいつの間にか仕事になってしまったのではないでしょうか。

時代の変化とともに、このようなカタチで遊んで学んで金儲け人儲けができる職業が次々に誕生してくるであろうと予測されます。これからの職業に出勤時間はありません。ましてや拘束時間も命令もありません。示唆と暗示と学びは自分自身で獲得するものなのです。

生命の本質は自由にあり

人間は本来自由な存在。自由で楽をするためにこの世に肉体を授かって生まれてきたのです。もしあなたが今、苦労して一生懸命仕事に取り組んでいるとしたなら、もしかしてその仕事は間違っているのかも知れません。その上、他人さまから拘束され、命令され、動かされているとしたなら、きっとそれはあなたの本当の仕事ではありません。

生命の本質はその自由性にあるのです。しかしこの自由は決して身勝手に生きて良いという意味ではありません。自由にのびのびと自分自身の特性を活かしながら楽しんで生きていることが、周りの人たちや社会の役にも立ってしまう。本当の仕事とは、そのようなカタチで地球に宇宙に奉仕することであると私は思っています。

 

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