感染症に負けないたった0円の健康法

noahnoahの本
Happy family jogging in the wood. Specially a young girl smiling against her elder relative.

健康は全人類共通の願いであり、誰もが健康な生活を営む「権利」をもっています。戦後の日本では政府と社会がそれを補助し保障してくれる時代が長く続きました。しかし、今、その状況が大きく変わりつつあります。

時の流れの中で医療技術は進歩し高度化しましたが、それにともなって新しい病気が次々に誕生し、いつも病気に脅かされて病院や薬のお世話になっているという人々が、世の中には大勢あふれています。もちろん原因はさまざまに考えられますが、本来健康とは、医者や薬が与えてくれるものではなく、私たち一人ひとりが自分自身で創造し、守っていくべきものであります。それは実のところ、「権利」ではなく、人間としての「義務」と言えるのではないでしょうか?

しかし、現代はそうした考えが希薄になって、多くの人々が病気に対する不安を抱えています。だからなのでしょう、巷の書店には健康法を教える本が数えきれないほど並んでいます。そして、病人の数が増えるにともない、日本の医療費も増大する一方です。

減り続ける人口と増え続ける医療費

ちなみに平成30年度における国民医療費は、なんと43兆3千949 億円でした。前年度の43兆710億円に比べ3千239億円、0・8%の増加となっています。これを日本人の人口、一人当たりの国民医療費に直すと年間34万3千200円。前年度の33万9千900円に比べ 3千300円、1・0%の増加となっています。日本の人口が減り続けているにも関わらず、です!

今後、日本の医療や社会保障制度は大丈夫なのでしょうか?

わが国の社会保障は国際的にみて、中福祉・低負担と言われています。内容的には中程度の福祉を低い国民負担でまかなってきたからです。しかし、その実態は、近年の超高齢化と急激な少子化により、不足する財源を赤字国債と税金で補いながら社会保障制度をなんとか維持している状態です。けれど、今後も今までと同じような保障を継続できるかどうかは甚だ疑問です。

パンデミックが与えた気づき

そこへきて2020年3月、WHOにより宣言された新型コロナウィルス(COVID-19)のパンデミック以降、私たちの暮らしや意識は大きく変わりました。健康な人もそうでない人も、例外なく世界中の人々が、「健康」というものについて、そして「病気」というものについて、今一度、自分自身の問題としてしっかりと考えなければならない時代を迎えたのです。

私は、北海道・札幌市で30年前に治療院を開業し、現在までのべ3万人以上のクライアントを施術してきた現役の治療家です。日々の臨床を通じて、人間と身体の不調との関係や、それを健康へと導くためのプロセスについて多くを経験し、研究してきました。そんな私が、この新型コロナのパンデミック下で思うのは、今こそ人類は、自らの「健康観」と「身体観」を改めるべきではないか、ということです。

自らの内に備わった良薬

私たちの身体には、生まれながらに備わった優れた「調整能力」と「調整作用」があります。これらは、私たちが眠っている時だって、片時も休むことなく働き続けてくれています。これらの働きにより、傷ついた細胞は修復され、歪みは整えられ、私たちは今日も昨日と変わらぬ日常を送ることができるのです。しかし、ほとんどの人は、その働きに意識を向けることもなく、感染症や病気の不安にただ怯え、救いを外部に求めているのです。

「健康な身体は、外から手を加えずとも、自らの内に偉大なる医術と良薬を備えている」

その事実を、私は治療家として日々の臨床により実感しています。その視点から、現在のパンデミック、そして医療システムに関わる問題点を眺めてみると、世間一般の常識とはまた異なる風景が見えてきます。そして誰もが忌み嫌う「病気」でさえも、本当は自分自身を真の健康へと導く「大恩人」であったということに気がつくのです。そんな思いから本を書きました。

誰もが本当は健康になれる!

タイトルは、『読むと病気に感謝したくなる本』さらに副題を『感染症に負けないたった0円の健康法』としました。その理由は、私自身が実際に検証し、その効果を感じて日々活用している体操や健康法の中に、万人にとっても有効な方法が多数あり、それらの一部をお伝えすることで、本を読まれる方の健康の質も高めていただきたいと願っているからです。それらは、特別に難しい技術を要するわけでもなければ、高額な健康食品や器具を購入する必要もありません。

健康とは、ちょっとした意識の持ち方と、暮らし方の工夫によって、本当は誰もが普通に享受できる大自然からの贈り物なのです。私は本書で、まずそのことを読まれる方にお伝えしたいと思います。これらの方法を、ぜひ日々の暮らしの中で実践して、さらなる健康と幸せをしっかりとご自分のものにしていただきたいと願っています。よろしければ、あなたもぜひお手にとってみてください。

⭐️『読むと病気に感謝したくなる本〜感染症に負けないたった0円の健康法』

 

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