続・人生の四季を生きる方法

心と体

 

前回の続きです。

私たちの人生を一つの連なりとしてとらえてみる。するとそこにはいくつもの波があることに気がつきます。その波は「四季」としてイメージすることもできるでしょう。四季であるからには繰り返されます。希望の春が永遠に続くわけでもなければ、厳しい冬に終わりが来ないわけでもない。全ては変化し、めぐるのです。

そのことを理解して、今自分がいる季節を知り、やがて来る季節にそなえれば一生を通じてまるで波乗りするがごとくに快適に日々を過ごすことができる。それが神田昌典さんと來夢さんが共同で考案された「春夏秋冬理論」です。

その理論を使いこなす上で大切なのは、今自分がいる季節が何なのかを知ること。これは前回のブログでその四季の特徴について触れましたので、それを参考に割り出すことができると思います。

では、今いる季節を知ったなら、どのようにして生きれば良いのでしょう?

今回はその点についてヒントをお伝えします。四季それぞれの暮らし方の要点を書き出しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 


 

■冬の季節をどう生きるか?

●冬の3年間は<種まきの季節>

冬は四季サイクルの終わりであり、始まりであります。春夏秋冬理論においては、人生は冬から新しい12年間のサイクルがスタートします。

冬は一見あらゆる生命が眠っているように見えますが、木々は芽を硬く閉じ、滋養をしっかりと蓄えて春の到来に備え、準備をしています。人間で言えば、将来についての新しい発想やアイデアが浮かんだり、方向性が見えてくる季節です。

その発想やアイデアを「試す」「実験する」のが、この季節のテーマ。つまりこれらが将来への「種まき」となるのです。

この種は決して一つじゃありません。種はたくさん、まけばまくほど良い。でも、結果は急がなくたって良い。

将来の「こうなったらいいなあ」というイメージを描いてあたため、小さなアクションをいくつも起こして準備するのです。また、やがて来るべき春に向けて力を養い、基礎をかためておく時でもあります。

 

■春の季節をどう生きるか?

●春の3年間は<芽生えの季節>

春は希望の季節です。冬にまいた種がこの時期から少しづつ発芽し始めます。まだ軌道に乗ってはいないものの、気持ちがワクワクしていよいよ積極的に動き始めることができる時です。

この季節のテーマは「行動」と「冒険」

例えば、飛行機は離陸する時に最もエネルギーが必要となります。しかし、一度離陸してしまえば、後はさほどエネルギーを使わずとも安定して飛ぶことができます。春はちょうどこの離陸のタイミングにあたります。だから、とにかくこの時期は動いて行動すること。

この時期に努力を惜しんでいると、うまく離陸できず、その次に来る勢いのある夏につなげることができません。

出来るだけ自分が信じることや思いを人に会って伝えること。この時期にあなたがワクワクした気持ちで行動すると、まわりにもワクワクした人が集まり始め、そこから協力してくれる人が現れます。

だから、この時期は今まで会ったことのない人に会ったり、訪れたことのない場所に行ったり、したことのないことにチャレンジしたり、どんどん冒険しても良いのです。

この季節において経験したことは全てがやがて将来の糧となります。経験こそが滋養なのです。自分の人生に栄養を与えるような気持ちで動くのです。

 

■夏の季節をどう生きるか?

●夏の3年間は<成長の季節>

夏は、いよいよ成長のエネルギーの真っ只中。この季節のテーマは「勢い」と「切り替え」。あらゆる場面で「勢い」を感じます。全てがその勢いに乗って自然とうまく動いて行きます。

この時期は思い切って少々無理と思われることにもチャレンジして良いのです。エネルギーに満ち溢れているゆえ、仕事もどんどんこなせるし、人気が出てきてまわりからも求められるようになります。

しかし、注意すべきは「決して調子に乗らないこと」。この勢いは残念ながらあなた自身の実力によるものではなく、この夏と言う季節が、実力以上にモノゴトをうまく運んでくれていることから生じるのです。

真夏は季節の折り返し地点でもあり、夏至をピークにこれから少ずつお日様の光は弱まって行くのです。それを知って、上手に秋に向かって切り替えて行くこと、これが最も大切です。

勢いがある時というのは、どうしても人は自信過剰になり、傲慢になります。周囲の人の忠告にも耳を貸そうとしません。それにより大切な判断を見誤る場合が多々あるのです。冷静にそのことを知って対処すること。

その点をしっかり忘れなければ、この季節の楽しさを十分体験しておくのも良いでしょう。それらの体験は、後々、あなたの人間の幅を広げてくれるでしょう。

 

■秋の季節をどう生きるか?

秋の3年間は<収穫の季節>

いよいよ秋は、冬からスタートした12年に及ぶ(一つの季節が3年間続く)四季サイクルの総仕上げであり、収穫の季節とも言えます。良くも悪くもこれまで種をまき、育て、実らせてきた結果をあなた自身が刈り取る時期です。

人によっては、今までがんばってきたことが急に方向転換させられたり、引っ越しや転職を余儀なくされる、人と衝突したり、突然の別れが襲ったりすることがあるかもしれません。

この季節にテーマとなるのが「反省」と「勉強」。今までの9年間で自分が何を考え、何を行ってきたか?うまくいったことと、うまくいかなかったことの両方を反省して新たに冬から始まる12年に備える時期なのです。

そこで、必要と思われる知識や経験は何だろうと考えて再び準備する時期なのです。

この秋の季節、六星占術で言えば「大殺界」にあたるものですが、収穫の時期であるからには今さらジタバタしても仕方がありません。たくさんの実りがあればそれはよろしい。枯れてしまっていたならそれも仕様がない。慌てて水をあげようとしても時すでに遅しなのです。

もしもあなたが過去の9年間において全力を尽くしたなら、たくさんの喜びが待っています。けれど、もし手抜きの人生を送ってきたなら、これからの3年間が厳しいことは覚悟の上で無理をせず静かに過ごすのが最良です。

病気になったり、予期せぬトラブルが起こったりしてもたじろがず、心静かに次の新しい四季サイクルに向けて爪を研ぐのです。

 

■季節に良し悪しはない

こう書いてしまうと、「秋」が来るのが恐ろしい、そう思われた方があるかもしれません。

しかし、もともと四季それぞれに「良い」「悪い」はありません。この宇宙が必要あって用意してくれたサイクルなのです。大切なのは私たち一人ひとりの季節に対する向き合い方なのです。

考えようによっては、春、夏、秋、冬と、12年間の中で新しい季節のスタートを4回も体験できるって楽しくありませんか?

私自身も、この春夏秋冬理論に乗っ取って過去に起こった出来事を検証してみたのですが、怖いくらいにピッタリと当てはまっていて驚きました。

でも、当てはまるといってもこれは「占い」ではありません。いや、もしかしたら占い以上に役に立つものかもしれません。

 

■あなたは宇宙とつながる存在

この「春夏秋冬理論」の他にも、私が参考にしているものに「九星気学」があります。こちらも人生をデザインする上では大いに有益なものですが、「春夏秋冬理論」のほうがよりシンプルで流れと変化を実感しやすいと感じています。この理論を通して人生を眺めると、目に見えてくる風景が変わります。

全ては「波」であり、「リズム」を持っています。人生を四季の変化として捉えられると、どんな季節の中にあっても、自分がこの宇宙とつながった存在であることを理解できます。

絶好調の中にあっても決しておごり高ぶることなく、絶不調の中にあっても決して絶望することはありません。全ては波のように連なり変化するものであることを知っているからです。

新しい年の始まり。ふと立ち止まってご自身の人生を俯瞰し、今いる季節に応じた今年一年の生き方をイメージしてみてはいかがでしょう?

なお、自分では今どの季節にいるのかわからないというあなたには、この理論の開発者の一人である占星術師・來夢さんのサイトをご紹介します。

このサイトでは生年月日を打ち込むことであなたが今どの季節にいるのかを割り出して教えてくれます。どうぞご参考までに。

 

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あなたのこれから始まる季節に、色とりどりの美しい花が咲き乱れますように!

 

 

⭐️図を多用したわかりやすい構成で、今あなたのいる季節と心構え、これからの季節に向けての生き方を教えてくれます。人生は波乗りのようなもの。巡り来る季節の変化をどうぞお楽しみください。

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