減り続ける喜びのホルモン・ドーパミン。それを増やす方法があります!

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先日、noahnoah塾「心シリーズ」第2弾〜「情」について、が無事終了しました。ご参加くださった皆さん、誠にありがとうございました。

今回は、心を構成する三大要素、知・情・意のうちの「情」=感情についての考察とそれがどのような仕組みで生じるのか、また、その仕組みを用いて相手に好意を持ってもらう裏技についてお伝えし、さらにこの宇宙の本体は「情」(私たちの持っている浅い感情とは別なもの)でできていると直感した天才数学者・岡潔先生のエピソードについてご紹介しました。

当日を振り返れば、感情の考察と仕組みについて時間をかけすぎ、情の本質の深い部分についてのお話が十分できなかった印象が残りました。それは、次回最終章の「意」に繋げ、トータルして聴いていただくことで「心」のありかについてストンと肚に落ちるそんな内容にしたいと考えています。

岡潔先生は宇宙の本体を「情」と表現されたわけですが、私は宇宙の本体こそは「意」=意識ではないかと考えています。それこそはエネルギーの「ゼロポイント」であり、森羅万象を生み出す「無限」であり、「道」=TAOであり、私たちの存在自体も実は深いところでそこに繋がっています。

しかし、日常五感で捉えられる感覚があまりに強すぎるがゆえ、私たちは常に忙しく働き回る思考と感情が邪魔をして本質である「意識」の存在を見失っています。しかし、この「意識」を思い出し繋がることで得られる恩恵にはとても大きなものがあるのです。

例えば、イヤな痛みが取れたり、人間関係が改善したり、自分を取り巻く深い愛に気づいたり、生命の本当の意味がわかったりします。その実際的方法も合わせてお伝えしたいと思います。次回は11月5日の日曜日開催を予定。ご興味のある方はぜひご参加ください。




■9月になると必ず聴く一曲

さて、今日から9月です。

空は澄み渡り、木々の葉は色づき、風も涼やかな気持ちの良い季節です。今まで外へと向かっていた意識が少しずつ自分自身の内側へと向かい、心静かにモノゴトに集中できる季節でもあります。

あなたはこんな季節、どんな音楽を聴かれますか?

私は毎年、9月1日になると必ず聴く曲があります。イギリス出身のアーティスト、デビッド・シルビアンの『September』という作品です。彼のアルバム『Secrets of the Beehive』の1曲目に入っています。アルバムのリリースが1987年。なので私はこのアルバムを今年でちょうど丸30年も聴き続けていることになります。

当時20代の才能ある若きミュージシャンだったデビッド・シルビアンは還暦を迎え、高校を卒業して間もない青年だった私も生まれて半世紀を迎えるおじさんです。

あぁ、時間というものの不思議。デビッドも私もすっかり変わってしまったというのに、彼の作品はあの時と変わらずここにあります。

●David Sylbian(1958~   )

■ドーパミンを増やす方法とは?

noahnoah塾では、私たちの感情を司る4種のホルモンについてお話させていただいたのですが、その中でドーパミンについて触れました。

ドーパミンは、私たちの喜びや、やる気、楽しさの感情を司るホルモンで人生を豊かにする上で大変重要なものです。例えば、好きな人を前にした時や、自分の理想を思い描いてそれに向かって進もうとした時に、「胸がドキドキする体験」って誰もがあると思うのですが、この時、胸をドキドキさせているのもドーパミンの働きなんです。

もしこれが不足した場合、ドーパミンによって保たれてきたモノゴトへの関心や意欲が薄れ、何に対しても無関心で無気力、鬱っぽい症状が現れやすくなります。

また、加齢により、脳内のドーパミンを生み出す神経細胞が死んで減っていくことが明らかになっています。これまでの研究では20歳をピークとして、その後10歳毎におよそ10%程度減少していくとされています。私などもう30%も減っていることになります(苦笑)。そして、加齢により年々ドーパミンが減っていくことも高齢によるパーキンソン病の発症に関係していると言われています。

しかも、ドーパミン分泌を減らす最たる原因の一つが過度なストレス。私たち現代人は忙しく、情報化社会がそれを加速します。2000年以降、インターネットの普及で情報量は一気に増え、2001年から2003年までの3年間に貯蓄された情報量でさえ、人類が30万年かけて蓄えてきたすべての情報量をあっさり追い抜いてしまったとのこと。

人間が処理できる情報量は変わっていないのに、世の中に出回っている情報は10年前に比べ410倍になっているというデータもあり、情報量の急増と比例して私たちのストレスも増え、ドーパミンはさらに減るばかり。

では、どうすればこの減りゆくドーパミンを増やすことができるのでしょう?

実は方法があります。私が意識して積極的に行っている方法というのが何を隠そう、この「好きな音楽を聴くこと」なのです。

■「好き」かどうかがポイントです!

イギリスのネイチャー誌で発表されたカナダ・マギル大学研究者の論文があります。これによると、人が好きな音楽を聴いた時に起こるドキドキ、ゾクゾクする感覚、これの原因を調べたところ、ドーパミンの働きであることがわかったのです。MRIを用いた調査で治験者に好きな音楽を聴かせたところ、一様に脳内でドーパミンの分泌量が大きく増加したのが確かめられました。

ドーパミンは脳内で神経伝達物質として独自の働きをしていますが、今までは、美味しい食べ物を食べた時、麻薬やセックスなどにより快楽を感じた時に多量に分泌されることは突き止められていました。ですが、この実験により、人は音楽のような「抽象的な刺激」によっても脳が反応し快感を得られ、ドーパミンを大量放出することがわかったのです。これはとても大きな発見と言えます。

音楽を聴くだけで喜びのホルモンを自然に分泌できるなんて素晴らしいと思いませんか?

ちなみにこの場合、「好きな音楽」というのが大切なポイントです。治験者にとってあまり興味のない音楽を聴かせた実験報告もあるのですが、結果、全くドーパミンが分泌されなかったのです!それがいくら世間で高く評価されている名演奏家によるクラシックの名曲であっても、です。

でも、考えてみれば、これってセックスについても言えますよね。たとえ同じ行為であっても愛情や繋がりを感じない相手としたのでは反応や感じ方って全く異なると思うのです。全ては「好き」という感情、これがミソなんです。

■移ろう季節の中に「永遠」を見つける

さて、前述したデヴィッド・シルビアンの『September』ですが、これが収録されているアルバム『Secrets of the Beehive』自体が超傑作です。私自身、長く聴き続けるアルバムというのはいくつかありますが、30年間飽きずに聴けている作品というのはそうそうありません。

どの曲も非常にしっかりと構成されている上、私のもう一人の偏愛するアーティスト、坂本龍一氏が制作・演奏に参加していてアルバム全体のクオリティを高めています。

演奏は全曲にわたって生演奏を基調としていて、生楽器がフューチュアされ、アコースティックな雰囲気が前面に押し出されています。なのでこの「オーガニックな音楽」のブログカテゴリーでもご紹介させていただくわけです。

そしてアルバム一曲目の『September』

静謐な出だしで始まるこの曲は、演奏時間が1分17秒と非常に短い。あっと言う間に終わってしまいます。しかしながら、とても美しい。シンプルさの中に様々な美しさを発見できるのです。歌詞も非常に美しく、まるで散文詩のよう。

ピアノはデヴィッド・シルビアン本人の演奏によるもの。もちろん、ボーカルも彼。その声質と歌唱が十分表現されて申し分ない一曲。彼の声質は春夏よりはやはり秋冬にぴったりで、これから始まる豊穣な季節への期待がなんとも言えず高まります。

今この曲を久しぶりに耳にして「やはり良いな」と感動している私。当然、脳内でドーパミンが大量分泌されているのは間違いありません。

全ては移ろい変化していきます。その変化のただ中にあって、変わらないものと繋がることは喜びとともに私たちの心に安らぎをもたらしてくれます。

秋の始まり。9月1日。あなたも自分だけのお気に入りの一曲に、この日、心静かに耳を傾けてみませんか。

“September”     by David Sylvian

The sun shines high above
The sounds of laughter
The birds swoop down upon
The crosses of old grey churches
We say that we’re in love
While secretly wishing for rain
Sipping coke and playing games

September’s here again
September’s here again


『9月』     デビッド・シルビアン

太陽が高く輝いている
笑う人の声
鳥たちが襲い掛かる
古い灰色の教会の十字架
私たちは愛していると告げる
雨をひそかに望む間
コーラをすすり ゲームに興じる

9月がここに再び

9月がここに再び

●”September” by David Sylbian.

⭐️ デヴィッド・シルヴィアンのソロ第3作目にして最高傑作。独特な美学をともなった幽玄な音楽世界にあなたの感性が疼きだす。今の季節、私にはなくてはならないアルバムです。

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