生ビールの季節です!飲む人は同量の○○を一緒に飲みなさい!

暮らし

 

生ビールの美味しい季節ですね。札幌の街のいたるところで目にするビアガーデン。どこも大勢の人で賑わっています。

そんな光景を目にしながら、立ち寄ることなく一人冷ややかに通り過ぎる今年の私。

少し前、お酒の飲みすぎで口の中が痛くなって喋ることができなくなるという怖い体験をした私は、このところずっと断酒を続けているのであります。といっても、我慢してガチガチに一切のアルコールを禁じているというわけではないのですけどね。

アルコールを摂らない生活というのもいいもんです。時間をダラダラ過ごすことがなくなり、クリアな意識で創造的にモノゴトに取り組むことができます。あと、酒代を貯金しておいて気のおけない友達とレストランで過ごす時のランチ代にできたりとかね。でも、何と言っても目覚めがスッキリして早起きできるのが良いところ。

確かに、お酒もストレス発散にはなるかもしれませんが、自律神経のバランスという点からみれば、お酒の飲みすぎは最悪の生活習慣の一つであると今は強く思います。なぜなら、深酒は睡眠不足と同じくらい自律神経のバランスを崩すから。

今回は、そんなアルコールの問題点と、それでも飲みたい人のための対処法についてお伝えしたいと思います。




■深酒は大切なあるモノにダメージを与えます

アルコールを多く摂ると、分解しきれなかった成分が長時間体内に残ります。アルコールは一種の興奮剤でもあるので交感神経を刺激し、副交感神経を低下させます。深酒をしてしまうと長くアルコールが残ることになるので、その間中ずっと交感神経が刺激され続け、血管の収縮も長時間続くことになってしまいます。

さらにこの間、アルコールが体内で分解・解毒される過程で大量の水分が使われるため、困ったことにカラダの中では脱水がすすんでしまうのです。深酒した翌朝、やたらと喉が渇くのはそのためです。

実はこの脱水、喉が渇く程度の自覚症状しかないのであなどりガチなのですが、実はあるモノ」に強いダメージを与えてしまうんです。何だと思います?この「あるモノ」って。

それは「血管」です!

 

■〇〇が血管のダメージを防ぐ!

血管の収縮が続くだけでも血流が悪くなりますが、そこに脱水が加わることで血液濃度が濃くなって血流がさらに悪くなるのです。このドロドロの血液が収縮して細くなった血管を通る時、血管の内皮を傷つけてしまうのです。

よく、お酒を飲みすぎると頭が痛くなるという人がいたりしますが、あの頭痛も多くは脳の血流不足が原因となって起こります。なので飲みすぎが続けば脳の血管系の病気や心臓疾患のリスクを高め、当然、解毒を司る肝臓にもダメージを与え、カラダにとってはとても危険な状態を招いてしまいます。

実は、こうした危険な脱水を防ぐためには、アルコールを飲む時、〇〇を一緒に摂ると良いのですが、一体何だと思いますか?

それは、人間が生きるのに必要なモノ。「みず」です!

 

■アルコールと同量の水が脱水と副交感神経低下を防ぐ!

アルコールを飲む機会の多い方、どうしても深酒しがちな方には、お酒を飲む時、一緒に同量の「水」を飲むことを強くおすすめします!

同量の水を一緒に飲むことにより、脱水の程度が軽くてすむため頭痛を防ぐことができるのと、血管のダメージを軽減することにもつながります。また水を飲むことのメリットはほかにもあって、消化器のマヒを防ぐことができるんです。

お酒を飲みすぎると、気分が悪くなって吐いてしまうことは誰もが経験あると思いますが、あれは消化器の働きを司る副交感神経の働きが極端に低下してしまうことによって腸がマヒして動けなくなり、内容物が逆流して起こることがわかっています。

しかし、水を飲むことによりこの腸のマヒを防ぐことができるのです。なお、この時に飲む水は冷たい方が良いです。ゆっくりでも腸が動いてさえいれば、吐き気も起こらずにすみます。また、腸管が動いていれば副交感神経も刺激されるので、副交感神経の極端な低下を防ぐこともできます。

 

■お酒を飲んだ翌朝は・・・

では、うっかり深酒をしてしまった翌朝はどうすれば良いのでしょうか?

おすすめするのは、「朝起きた時、コップ一杯の水を飲むこと」。その後に朝食を摂るようにします。

食事は基本的に副交感神経の働きを上げるのですが、睡眠不足の時はたんに食事をするだけではなかなか副交感神経の働きは上がってくれません。でも、この「寝起きの一杯の水」を飲むことによって、下がりきって反応しにくくなった副交感神経の働きが目覚め出すのです。

睡眠不足だけでも、お酒を飲みすぎるだけでも自律神経のバランスは大きく乱れます。だとすれば、飲みすぎに睡眠不足が加わることが自律神経にとってどれほどよくないことかは想像していただけると思います。なので、転ばぬ先の杖。お酒を飲んだ翌朝はコップ一杯の水。ぜひ、心得ておいてください。

 

■飲んだ後は入浴に注意!

「お酒を飲んだら、お風呂に入ってはいけない!」、そう聞いたことのある人は多いと思います。これは、心筋梗塞を起こす確率が格段に高くなってしまうからであります。

お酒を飲めば、先ほどお伝えしたように脱水がすすみます。脱水した状態でお風呂に入ることによって汗をかくのでさらに脱水がすすみ、血流がもっと悪くなります。この極端な血流悪化が心筋梗塞を引き起こすのです。最近の実験では、特に43度近い熱い風呂に長く入るほど血流が一気に悪くなることが証明されました。

なので、お酒を飲んだ直後はできるだけお風呂に入らないことです。もしどうしても入りたい場合は、最低でもコップ二杯、分量にすれば500cc程度の水を飲んでから40度くらいのお湯に10~15分程度短めに入るようにされると良いかと思います。脱水を防ぐことができればお風呂での心筋梗塞も防ぐことができるからです。

 

■飲んだ後のだるさと疲労感の原因とは?

また、心筋梗塞を起こさないまでも、深酒をした直後や翌朝にカラダのだるさや疲労感を覚える人も多いでしょう。実はこのだるさや疲労感の原因も「脱水」にあるのです。

カラダは脱水を起こすと、細胞がそれぞれの持つ水分をこれ以上減らさないようにするために血管との連絡口を閉じてしまうのです。こうして細胞が守りの状態に入ってしまうと、末梢血管はさらに水分が不足し、血流が極端に悪くなります。

カラダはこうした危機的状態になると、最も大切な部分、具体的に言うと心臓と脳への血流を確保するために交感神経が優位になって末梢血管を収縮させるのです。この結果、生じる末梢の血流不足がだるさと疲労の原因というわけなのです。

街のビアガーデンをのぞいてみれば、心筋梗塞など起こす心配のないような若い人でも生ビールを大量に一気飲みしているのを見かけます。こんな人などもお酒を飲んだら、その晩は必ず多めに水を飲んでから眠るようにしてほしいです。脱水を防ぐだけでも翌日のコンディションがグッと違ってきますから。

いずれにしてもポイントは「水をしっかり摂ること」、コレです!

 

少し怖くなるようなこともツラツラと書き連ねてきた私ですが、もともと根っからのお酒好き。アルコールについて書いてたら、なんだか無性に飲みたくなっちゃいました。

ずっと飲んでなかったことだし、来週一度くらいは断酒を解禁して、仲良しの友達と一緒に街のビアガーデンに繰り出してみようかな。

もしあなたがビアガーデンで、ミネラルウォーターの大型ボトル片手に上機嫌で飲み明かしているヒゲの中年男性を見かけたら、それは私です(笑)。

その時は「断酒していたはずじゃないですか!」なんて責めないで、そっと見逃してください(笑)。

 

 

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