諦めるにはまだ早い!仮性近視の治し方

目について

 

仮性近視。一度なってしまえば、メガネやコンタクトレンズで矯正するしか方法がないと思っている人は多いもの。しかし、それを薬も使わず、レーシック手術も受けずに改善させる方法があったとしたならどうでしょう?

実は、そんな方法があるんです!

何度か本ブログでも書かせていただいています野口整体の創設者・野口晴哉先生(故人)ですが、生前は人間を捉えるその天才的な洞察力と治療家としての超人的技術によって、現代医学では治療不可能と言われた数々の難病、奇病を治癒に導かれてきました。

そして多くの著作を残され、書物を通じて、人が健康で幸せに人生を全うするための生き方のヒント、心とカラダの使い方のヒントといったものを現代人である私たちに今なお伝えてくださっています。

その中に「仮性近視の治し方」というのがあります。

 

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■確実に実感したその変化と効果

これは、すぐその日に改善がみられるという方法ではないのですが、繰り返し行うことで確実に変化が感じられる方法です。ただし残念ながら、毎日忙しい生活を送っている人、心を落ち着けて一つのことに取り組めない人、ものぐさな人には向きませんし、おすすめしません。

というのは、私も実際過去にこの方法に取り組んでみたことがあるのです。

現在私はメガネとコンタクトレンズを併用しています。学生時代から本好きで、文章を書くことが好きだった私は自動車の免許を取ったあたりからメガネをかけなければ遠くのものを確認できないくらい視力が弱くなりました。

しかし、のちに治療家になってから野口晴哉先生の存在を知り、書かれた書物を探してまわっていた時に、先生の提唱されたこの「仮性近視の治し方」と出会い、2週間ほど実践してみたことがあるのです。

その時は確実に変化を体感することができました。メガネをかけずとも、薄暗がりの中でも、以前より遠くの文字が読めるようになったのです!

人間のカラダというのは、一部の機能が弱くなったとしても、条件さえ整えば再び正常な機能を回復させることができるのだと体験できたことは大変大きなことでした。

 

■効果はあります!けれども条件もあります!

ところがその後、状態をより強化し視力を安定させるには、さらなる時間と意識の集中が必要だと痛感したのです。

というのは、ちょうどこの方法を続けて2週間を過ぎたあたりに大きなイベントの準備が入ってしまったため途中で止めてしまい、しばらく間があいてしまったために私の視力は元に戻ってしまったのです。それからは視力回復へのモチベーションが低下してしまい、手間のいらないメガネやコンタクトレンズによる視力補助という安易な方法へと流れてしまった私。

しかし、毎日視力回復のためのまとまった時間が取れる人、心を落ち着けて一つのことに取り組める人、ものぐさでなく真面目にモノゴトに取り組める人にとっては、かなりの効果が期待できます。

生前、野口先生もこの視力回復法を整体協会の会員さんたちに指導してかなりの数の視力の弱い人たちをメガネ不要な状態に導かれたとのことです。先にあげた条件が整っている人はぜひお試しください!

 

■仮性近視の治し方・7つの手順

それでは、まず論より証拠。いよいよその方法についてお伝えしましょう。

準備するものは、文字の書かれた本、そして柔軟で純粋な心。手順は以下の通りです。

 

①決心してから減食する

メガネ不要と決心したら、同時に腹を空かせた日を1週間つくります。これは自分のカラダに「メガネをとるぞ」という決心を伝えるため。行う人自身が「治ろう!」という気を起こさなくてはカラダの治癒力だって発動しないのです。メガネをはずして減食する。これを1週間黙々と続けます。

 

②1週間後、耳を引っ張る

メガネをはずし、減食して1週間が過ぎたら、こめかみを上に引き上げ、それから耳を外側へ引っ張ります。特に耳の縁の硬いところは爪で引っ張るようにします。原則は自分で行いますが、他人にしてもらっても構いません。

 

③頭部第2調律点に愉気(ゆき)をする

次に両目の真ん中と耳の前からの線が交差するところ、そこを野口整体では「頭部第2調律点」と言いますが、目の悪い人はここが緩んでいるか、逆に硬くなっているので、そこに手を当てて、愉気(ゆき)します。自分でもできなくはないですが、これは人にしてもらうほうが効果的です。

 

 

●頭部第2調律点と背部からの愉気

 

愉気とは簡単に言えば気を用いた「手当て」のこと。気になる所に手を当てて意識を集注することから始めます。心を静かにして、触った感じ、手が触れた感じを丁寧に味わうようにします。数分すると、その場所が暖かく、慣れてくると「熱い」くらいに感じられるかもしれません。

愉気は、問題のある場所や気になる場所に手を当て、意識を集注させるだけで良いのです。「早く治れ」とか、「良くしてやろう」などというのは雑念の一種です。そうした意識的な「作為」は、受け手の無意識の領域に伝わってしまい、自然な回復を邪魔してしまいます。無心になって触れるのです。その方が効果があります。

 

④眉毛をこする

さらに眉毛の生え際を上にあげ、外側に向けてこすります。これは目の疲労を感じた時にやっても疲れが取れて大変気持ちの良いものです。

 

⑤焦点を定めて字を視る

書物を用意し、いよいよ文字を視ます。普段は文字を視ているようで実際には視ていないことが多いもの。それを一字一字をおろそかにしないでしっかりと視ます。これを焦点を定めると言います。メガネやコンタクトレンズを使ってしまうと、焦点を定めずに目を使うクセがついてしまいます。そして、見えないとまた道具に頼ってしまうという悪循環が繰り返されるのです。

見えても見えなくても構わないから焦点を定めてじっくりと視ていく。そうするとだんだんとカタチがはっきりと見えてきます。一度見えると、その次はもっとはっきりと見えるようになります。意識して焦点を決める必要があるのです。

 

⑥暗がりで字を視る

それから徐々に字を細かくして視る。そして、だんだんと暗くして視るようにします。それでも視えるようならますます暗くして視てみる。皮肉なことではありますが、暗いところで細かい文字を意識して視ることにより、逆に視力が高まるのです。明るいところで大きな字を見えたとしても、それでは当たり前。目には全く負荷がかからず鍛えられないのです。

暗いところで字を読むことは視力を悪くする原因のように言われますが、実はそれは間違いだと野口先生は言います。暗いところで視る。丁寧に視る。ゆっくり視る。焦点を合わせて視る。そうすることでだんだんと楽に見えるようになるのです。これは私もすでに体験済みの真実です。

 

⑦胸椎と頚椎に愉気をする

あまりに明る過ぎるところで字を視ていると、その反射によって目が疲れやすくなります。目が疲れると、胸椎の1、2、3番の3側外側が硬くなります。そうすると人は肩が凝った、首が凝ったと感じられるようになります。そこで、この胸椎1、2、3番に愉気をし、さらに上頸(頸椎2番の3側外側)をじっと愉気しているとやがて緊張は取れてきます。

 

●愉気をするポイント〜赤丸で表した8点

 

 

・・・いかがでしょうか?

「結構面倒だ」なんて言わずにまずは取り組んでみてください。

私も、もしメガネを使う以前にこの方法に出会っていたならば、おそらくは今頃、道具を使わずに自分の目だけで書物を読み、車の運転や風景を眺め楽しむことができていたのではないかと思います。

道具の力を借りずして日々を心配なく生きられるということは、すなわち「自由度の高い生き方」と言えます。毎日視力回復のためのまとまった時間が取れる人、心を落ち着けて一つのことに取り組める人、ものぐさでなく真面目にモノゴトに取り組める人は、ぜひこの方法をお試しください。

 

 

 

⭐️ 今回の記事は、野口晴哉著『愉気法』を参考にさせていただきました。ところが現在、入手困難でamazonで扱っているのは『愉気法2』のみとなるようです。しかもプレミア本で定価よりも高く値がついてます。しかし、内容は決してお値段を下回りません!興味のある方はぜひ!

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