一汁一菜であなたが蘇る!

お知らせ

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今週日曜日に予定していますnoahnoah塾なのですが、

おかげさまで定員をオーバーするお申し込みをいただきました!

で、現在はキャンセル待ちのみ受け付けさせていただいてます。何とぞご了承ください。

 

お申し込みいただいた皆さまには、心から感謝申し上げます。

私noahnoah、今回も心を込めてお話しさせていただきます。

受講生の皆さま、どうぞご期待ください!

 

また、前回もご好評いただきました知恵の木の「一汁一菜膳」ですが、今回もご提供させていただきます。

私の話が長いため(笑)、講座の後半は、皆さまにマクロ流穀菜食スタイルのシンプルなお昼ご飯を召し上がっていただきながら話を聴いていただく趣向。

今回は、熊本でマクロビオティックの料理教室を主宰されてる私の可愛い教え子・門永麻衣子さんが送ってくださった無農薬のレンコンを、妻が今どんな一菜に料理しようかと思案しております。

 

さて、ところであなたはご存知でしたか?

この一汁一菜が、私たちの健康にとって大変役立つものであり、今、各方面から注目されているということを!

 





 

■「一汁一菜」は究極の健康食である!■

「一汁一菜」とは、そもそも何か?

それは、一汁=味噌汁。一菜=煮物・和え物などの野菜料理。それに、ご飯を主食とし、漬物を和えるスタイルの食事を言います。

あのマクロの山菜料理名人・若杉友子さんも、味噌汁は「飲む点滴」とおっしゃってます。そして、旬の野菜料理を一品供した上での「ご飯=お米」をベースにします。

お米は、日本人が古来からいただいてきた主食。昨今の糖質制限ブームで、お米は糖質が高いなどと言われて敬遠されていますが、腹八分目を心がければ大丈夫。むしろ、お米について知れば知るほど、このお米を「ご神体」としてきた日本民族の精神性の深さに感じ入ります。さらに最後にお漬物でお野菜を摂取して、このシンプルな一汁一菜は完成するわけなのですが、実はこのスタイルが究極の食生活であると各方面で今、見直されているのであります!

 

■現代人の不調の原因、それは「食生活」■

あなたは「自分は元気だ!」と、胸を張って答えることができますか?

戦後70年を経た現在の日本。随分と経済的にも豊かになり、食べ物も世界中から集まって、誰もがかつて江戸時代のお殿様だって食べられなかったようなご馳走を毎日口にできるようになりました。

けれど、私たちは、それで果たして昔の人たちよりも心身共に元気で暮らせているのでしょうか?

率直に申しましょう。今の人たちは元気がない。目がイキイキしていないし、低体温の若者がすこぶる多い。貧血や冷え性、便秘症、低血糖症、低血圧症、アトピーやアレルギーも驚くほど多い。

一体、何に原因があるのでしょうか?

結論から言えば、「今の食生活」に原因があります。

 

■戦後の栄養学と食事は本当に正しいか?■

昔の日本人の食生活といえば、先に述べた一汁一菜がスタンダードで、それでも毎日、皆、元気に暮らしていました。しかし、戦後、アメリカから支援物資として麦や牛乳がたくさん送られ、動物性タンパク質や脂肪がたっぷりの料理が主流となってしまいました。和食から洋食への移行がここから始まるわけです。

戦後のカロリー計算が本当であれば、現代人は昔の人以上に健康でなければならず、病人だっていないはずです。確かに平均寿命は伸びたかも知れない、ところがそれに反して生活習慣病やがん、アレルギーの患者さんは年々増えるばかり。

一汁一菜は、日本における伝統的な献立の一つなのです。本来、おかずが一品のみしかない「質素な食事」の意味で用いられた言葉だったのですが、食生活の欧米化や飽食が問題視されるようになった現代では、むしろ良い意味で使われ、日本の伝統に基づいたスタイルの「バランスが取れた食事」と理解されることが多くなってきました。

栄養学が発展した現代。しかし、いくら健康的な食事ををいただいたとしても、食べ過ぎては意味がありません。食べ過ぎると、頑張って消化をしようとカラダ中の血液が胃腸に集まります。その結果、胃腸にも負担がかかるし、血液が手足末端まで行き渡らなくなり、冷えや不調につながってしまいます。

 

■食べ過ぎと度を超した生食が冷えをさらに悪くする■

すべての食事は、腹八分目」が健康に過ごすひけつなのです。

多くの現代人は、お腹がふくれるまで食べる傾向がありますが、満腹にする必要は全くありません。本当は腹八分目くらいで問題はないのです。食べ過ぎは逆に慢性胃炎や神経性胃炎、胃下垂の原因になります。

また食事により、食べ物は急激にカラダを暖めます。しかし、それをバランスするために、人は生野菜や甘い物を多く食べるといった悪循環や冷えの原因を引き起こしがち。やがて「冷え」は病気の元凶となります。

昨今のローフードブームで、朝食にスムージーを摂る人も増えました。小松菜、人参、バナナ、きな粉、ハチミツ、牛乳など・・・それらをミキサーにかけてガブ飲みする現代人。夏は氷を入れてシェイクにしたり、簡単に野菜と果物を摂取できるためビタミンや食物繊維が豊富ですごくヘルシーなイメージを誰もがもっている。

しかし、生野菜も冷たい飲み物も全てカラダを冷やすもの。日本が熱帯の地域なら、それでバランスが取れるのかも知れません。しかし、朝起きてすぐ冷たいものをカラダに入れてしまうと、胃腸や消化器に負担はかかるし、内臓や子宮の冷えにつながってしまうのです。なので、こうした食習慣により、冷え症の人はますます、その冷えを強くしてしまいます。

 

■冷え性の人はパン食にも気をつけて■

さらには、冷え性の人にはパンの過食もおすすめできません!

パンを主食にする人は、それに砂糖いっぱいのジャムをつけ、コーヒーや紅茶でいただくことが多くなるでしょう。それらもやはり「陰性」と言って、カラダを緩め、冷やす要素の多いもの。冷えをもともと持っている人は、それではなかなか体質が改善しません。

その点、ご飯を主食とした一汁一菜ならば、パンよりは良く噛んで食べるし、塩気を用いた野菜のおかずを添え、お味噌汁を供することで、西洋スタイルの料理より、栄養的、エネルギー的なバランスを整えることが容易なのです。

だからこその一汁一菜。その利点をあらためてまとめてみますと・・・

 

■一汁一菜のここが素晴らしい!■

①一汁一菜は一品に手をかけられる

料理の品数が少ないから、その分、一品一品にきちんと手をかけられるのが良いところ。その分、料理に気持ちも入り、いただく時も食べ物としっかり向き合うことができます。

 

②「飲む点滴」味噌汁が摂れる

一汁一菜では一椀の味噌汁を必ず取り入れます。味噌は血行を促進させ、体温を上げる効果がありますし、味噌汁の温かさで身体がポカポカ温まり、冷え性を解消させる効果があります。また、その時々の具材を変えることにより偏りのない栄養バランスを保持することができます。

 

③旬の野菜を摂れるのが良い

おひたし、漬物、味噌汁の具・・・、一汁一菜は野菜を多く使います。そこで旬の野菜を摂れるのが良いところ。洋食メニューは一般的に言って使う野菜が年中ワンパターンになりやすいもの(カレーやハンバーグなど)。一汁一菜で用いる旬の野菜は、味も栄養価も高い上、季節を感じられる昔ながらの食卓を楽しめます。

 

④発酵調味料を使うのが良い

調理に使う調味料が、味噌をはじめ、醤油、みりん、酒など発酵により生成されるものが多く、味付けも食材の旨味をしっかり味わえるよう、薄めの味付けでも美味しくいただけるのが良いところ。食事をすることそのものが発酵食品の摂取につながる和食の良さをまさに一汁一菜は体現しているのです。

 

■一汁一菜に象徴される人類文明の未来■

・・・いかがでしたか?

noahnoah塾ではお話の途中、こうした一汁一菜膳をご用意し、皆さんに召し上がっていただいているのです。

 

前回の塾のテーマは「生」でしたが、私たちが暮らすこの惑星・地球も生きていて、私たち人間と共に文明のリズムを刻んでいるというお話をさせていただきました。その中で、西暦2000年を境に西洋文明から東洋文明に中心がシフトされて、これから東洋の、そして日本の夜明けが始まります、ということもお伝えしました。

どうやらアメリカの大統領選が開票となり、ドナルド・トランプ氏が大統領として当選確実となるようです。

思うに、彼は「デストロイヤー」もしくは「ジョーカー」的な役割としてアメリカ文明(=西洋文明)終焉の総仕上げを任せられているのではないかと感じています。

これから大きな変化がやってきます。日本も、そして私たち日本人の意識も大きく変わることを余儀なくされるでしょう。当日は皆さんと、一汁一菜膳を一緒に味わいながら、そんな人類の未来についても少しお話したいと思っています。どうぞお楽しみに!

 

 

*noahnoa塾〜いのちの学び〜ポスター

 

 

 

⭐️ 食事はすべてのはじまり。大切なことは、日々、自分自身の心の置き場、心地良い場所に帰ってくる暮らしのリズムをつくること。一汁一菜とは、ただの和食献立にあらず。それはシステムであり、思想であり、美学であり、生き方であると著者は説きます。「一汁一菜」を通じて、料理という経験の大切さや和食文化の素晴らしさ、私たち日本人の心に存在する美しい精神にあなたもきっと目覚めます!

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