「心」というものは、私たちが思っている以上に広がりを持ち、同時に「個」を超えて他の存在ともつながり合って存在している。
・・・私はいつもそんな風に感じています。
それは漠然としたイメージというものではなく、そのことを実証する幾つかの実験結果がすでに海外で報告されています。
例えば、心臓病の専門医であるランドルフ・バード氏が行った「祈りの効果」に関する実験で、ラリー・ドッシー博士が医学誌に報告しています。バード氏が行った実験とは次のようなものです。
それは、サンフランシスコ総合病院の心臓病集中病棟の患者393名の協力を得て、アメリカ国内のさまざまな場所にいるキリスト教信者の集団が指定されたグループの病人一人ひとりに「祈り」を捧げるという実験でした。
一方、比較対象群の別のグループの患者に対しては誰も一切祈らず、祈りという行為をのぞいてはすべての患者が全く同じ治療を受けました。果たしてその後どうなったか?
実験結果は次の通り。
①祈ってもらった患者のグループ 192名
多くの患者が急速な回復を見せ、合併症や死亡の阻止抗生剤、利尿剤、人工呼吸器による治療を必要とする患者の率が極端に少なく、予後も良好。
②祈ってもらわなかった患者のグループ 201名
予後が祈ってもらったグループよりも悪かった。
祈ってもらった患者のグループでは、祈ってもらわなかったグループよりも抗生物質や人口透析器の使用率がとても低くなり、回復が早く順調だったそうです。このレポートは、1988年の「Southern Medical Journal」誌に掲載されました。
ドッシー博士は、著書『祈る心は、治る力』の中で次のように述べています。
「130件以上の適切な管理下での実験により、祈りや祈りに似た思いやり、共感、愛などは、一般に人間から細菌に至るまでのさまざまな生物に、健康上プラスの変化、または効果をもたらすことが示されている。薬品や手術でも同じだが、これは祈りが常に有効だという意味ではない。しかし、統計学的に見て、祈りには効果があるのだ」
もし、祈りが相手の心にプラスに作用するとしたなら、それは自分の心が他者の心と目には見えないエネルギーによってつながっていることになります。
そのことを証明する物理学的な現象の一つに「シューマン共振」があります。
私たちが存在しているこの地球。地球には磁場があり、その振動数(地表と電離層の間の共鳴周波数)は、7.8~8 Hzで、これは「地球の脳波」とも呼ばれています。
外部から与えられた振動が固有の振動と同じ時に、さらに大きな振動、大きなエネルギーになって増幅していく現象を「共振」と言いますが、人間がこの地球の振動数と共振を起こす現象はシューマン共振と呼ばれます。1952年に米国のイリノイ大学のシューマン教授がこの周波数を測定したことからそう呼ばれています。
これは地球の太古の時代から存在し、生命に大きな影響を与えてきました。人間の最も深い瞑想状態や川のせせらぎ、風の音を聞いた時にも7.8ヘルツの脳波になります。
<余談になりますが、シューマン共振は発見以来ずっと7.8Hzだったのですが、1980年頃から徐々に上昇を始め、1997年には30%近く増えて10.1Hzになり、さらに2000年には13Hzになってしまい、今後も波長の増大を続けやがて20Hzを超えて上昇するだろうという説があります。
これは大変なことで、地球生命の本質に関わる「地球の脳波」が変わってしまうのだから、生命体への影響は量り知れません。そうなると地球上のあらゆる生命体は狂いを生じる可能性があります。
人間の脳には「松果体」と呼ばれる器官があり、概日リズムを調節する睡眠ホルモン「メラトニン」を分泌することで知られています。実はこの松果体にも電磁波を感じる磁気体があり、電磁波の影響によって神経ホルモンの分泌異常が起こる可能性が指摘されており、地球の振動数の急激な変化は今後私たちに決して少なくない変容をもたらすと考えます。このテーマについてはまた別の機会に・・・>
さて、物理学者のロバート・ベック博士は、世界中を回ってヒーラーたちの脳波を測定した結果、全てのヒーラーがヒーリングの最中にはこの7.8~8Hzの脳波パターンを示すことを発見しました。
この結果にはどのような方法でヒーリングを行ったかは関係なかったということです。なので、博士はヒーラーがどのようなリズムに合わせていくかに注目し調査してみたところ、ヒーラーの脳波と地球の脳波が同調していることを見つけたそうです。
さらに別の気功実験などでも、治療効果がもたらされる時には気功師とクライアントの間で脳波の同調が起こることが確認されています。ということは、ヒーラーが地球の磁場と共振して振動を増幅し、なおかつそのヒーリングを受けている人もその周波数、エネルギーと同調し、それによって癒しがもたらされていると考えることもできます。
このようにヒーリングが起こる仕組みは量子力学的に考えるとさらに納得できます。
量子力学においては、全ての物質は粒子性(物質の性質)と波動性(状態の性質)を併せ持っていて、そこに観察者が存在することによってその対象に何らかの影響を与える、つまりはエネルギー的に干渉できると結論付けられています。
そこで、思念や概念、感情なども含めてエネルギーと捉えれば、観察者が介在することによって思考や感情のエネルギーに作用を及ぼすことができるということなのです。
ならば、相手にとってプラスに働くエネルギー的な刺激を与えることにより、その人の内的な治癒力にスイッチが入ることだってあるわけです。そこで実際にスイッチを入れるかどうかは、最終的には相手の意識次第ではありますが、基本的にはこれが量子の世界から見たヒーリングの仕組みと言えます。
クライアント自身が自分が癒されることに対して許可を与えていれば、プラスのエネルギーと共鳴することによって潜在意識レベルでの変容だって可能なのです。
私たちの存在は、心とカラダ、そしていのちで成り立っています。カラダは目に見えるけれど、心もいのちも物質的に目に見ることはできません。「祈り」の可能性を通じて、今後、医療が目に見えない領域への理解をさらに深めていくとともに、心やいのちを対象にした新たなアプローチが誕生していくことを願っています。
そうした医療が真に実現した時、私たちの意識も、そして私たちの意識が創り出すこの世界の様相も次なる高みへと進化するにちがいない、私はそう確信しています。
⭐️「祈りには実際に病気を治す力がある」人間は古代よりそれを直観していました。世界的に有名なアメリカ人医師ラリー・ドッシー博士が、最新の医学研究をもとに実証する祈りがもたらす絶大なる治癒効果のすべて。その威力の大きさを知ったなら、あなたも今日から祈らずにはいられない。
新品価格 |
★ついでにポチッとして頂けたらうれしいです。ありがとうございます。
コメント