思いのエネルギーが心身を変える

カラダの哲学

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あなたはエネルギーという言葉から何を連想しますか?

電気、ガス、ガソリンなど様々なエネルギーがこの世の中には存在します。それらは私たちの暮らしを維持する上で欠かすことができないものたちです。

私がこのブログを執筆するのに使っているMac Book Airだって電気がなければ動きません。自動車だってガソリンがなくては使いものになりません。私たちが毎日お世話になっているこれらのエネルギーは、何かをしようと思った時には必ず必要なものなのです。

ところが、もっと大切なエネルギーがあることを私たちはついぞ忘れて暮らしています。

一体何だと思われますか?

・・・それは人間の「思いのエネルギー」です。

 





 

■人の思いが社会を創る■

現在、この地球上で最も早いのは光のエネルギーで1秒間に地球を7周半します。実は、その光よりも早いのが「思いのエネルギー」なのです。

例えば、初めての人に会った時、言葉を交わす前に何となくその人とウマが合うかどうかがわかってしまうことってありませんか?あれは瞬時に自分の無意識が相手の思いをキャッチして自分に知らせているのです。

「思うこと」がなぜエネルギーなのか?と言われるかもしれませんが、それほどまでに人の思いのエネルギーというものは瞬間に感じ合い、伝わり合っているのです。そもそも私たちの社会活動も必要なものは全て人の思いから始まっています。思ったことをカタチにして電気やガソリンを創り、そこから自動車や飛行機を発明してきたのです。

 

■人の思いは磁場を持つ■

イギリスの有名な物理学者でシェルドレイク博士という方がいて、あの詩人の谷川俊太郎さんが実験のために3つの詩を送りました。

1つ目は意味不明な日本語が書かれたもの。2つ目は谷川さんの未発表の作品。そして3つ目は日本の子供達が昔から歌っている童謡の歌詞でした。もちろん何も日本語で書かれていたため、イギリス人である博士にはその意味はわからず、区別だってできません。

そして何人かのイギリス人にこの3つの詩を原文のまま記憶させたところ、全てのイギリス人が最も早く覚えることができたのが3つ目の日本の童謡の詩だったのです。

長い年月をかけて世代から世代へと歌い継がれてきたこの童謡。この童謡を歌ってきた子供たちの思いがエネルギーとして残り、一つの磁場のようなものを形成している。この事実を知った時、私はそのように捉えました。

 

■嫌な思いが病気を創る■

このような思いのエネルギーに関する様々な実験が過去には世界中で行われてきました。

心理学者・ユングの「シンクロニシティ理論」、ハーバード大学のウィリアム・マクドーガル博士のラットに迷路を覚えさせる実験など多くの学者が試みて大きな成果をあげています。アメリカのNASAもあのスペースシャトルの内部と地球においてテレパシーの実験を行っていたと伝えられます。

人の心とカラダは深くつながっています。

その人がどんな思いで一日を過ごすか、また、どんな思いで健康や病気というものを捉えるかでその人の健康状態も変わってくるのです。これについては、誰もが感じることがあるのではないでしょうか。私も日々の治療を通じてたくさんのクライアントさんと接していてもとても実感することです。

 

■祈りは病める人の究極の思い■

深刻な病に苦しむ人は特に心とカラダのつながりは想像以上に深いものなのかもしれません。長年、堪え難い思いをこらえていたり、理不尽な思いに耐えてきた結果、がんを発症したというケースは驚くほど多いものです。長く嫌な思いを抱えているストレスは、カラダを調節してくれる副腎という臓器を痛め、疲れさせてしまうことで、外的なストレスからの抵抗力の低下はもちろん、免疫力も低下してしまうことは明らかです。

私もクライアントさんを治療させていただいて感じるのは、こういった堪え難いストレスを長く抱えていたり、そうした環境におかれている人ほど治りが悪く、常に副腎疲労の状態が続いたり、再発したりを繰り返しています。それほどまでに心の状態、思いの状態は重要なのです。私は治療においてその方の生活習慣をお聞きしたり、ストレスのかかり具合や、食事のことなどを聞きながら、治療計画を立てていきます。

アメリカの有名な作家ノーマン・カズンズが「笑い」で膠原病を克服した話は有名ですが、思いのプラスの作用についてはこれから次々に新たな事実がわかっていくことでしょう。アメリカを中心として世界的に「祈り」が実際に病気を治す力を発揮するかどうかの医学的・化学的な検証が行なわれた結果、その有効性が証明されています。

「どうか病気が治りますように」とか「どうか命を助けてください」と懸命に祈るのは病める人にとっては究極の思いと言えるでしょう。

 

■思いを中心に変わる21世紀の医療■

多くのクライアントさんと接していて感じるのは、人生に対する肯定的な思いと強い気持ちで現状を変えようと努力する人は改善が早くその成果も著しいということです。思いの努力は、必ず大きな成果となります。様々な医療機関を渡り歩き、自分の症状に対して絶望していたり、諦めかけている方もいますが、それでも希望は持ち続けてほしいと願っています。

プラスの思いや祈り、そして希望には自己治癒力を高める効果があること。逆に絶望や諦め、不満や嫉妬といったネガティブな思いは治癒力を弱らせ、時には死に至る病気につながることもあるのです。

WHO(世界保健機関)は、かつて健康について「健康とは身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、たんに病気、あるいは虚弱な状態でないことではない」と定義していました。

しかし、21世紀の現在ではその定義に「健康とは身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態であり、たんに病気、あるいは虚弱で状態でないことではない」と新たに「霊的」という言葉が加えられた事実を知る人は少ないかもしれません。

霊的という言葉が加えられた理由は、健康にとっての「思い」の大切さを世界の医療界が新たに認識したことを示し、これからの医療が目に見えない「思い」という問題を柱に大きく変わっていくことを意味します。

良き思いが病めるカラダを健康なカラダに変えていくエネルギーとなる真理。多くの人にとってそれが常識になる時代が来たと私は確信しています。

 

 

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