続・君は春ウコンを試したか?

免疫力

漢方

 

さて、春ウコンが様々な症状に効果があることは、前回お伝えしました。では、それを用いるにあたって春ウコンにはどの様な製品があるのか?また、その用い方、注意すべき点について今回はお話ししたいと思います。

 





 

■どんな製品があるの?■

春ウコンの主成分となるクルクミンやフラボノイド、カンファー、アズノン、シオネール、精油成分は、根茎に最も多く含まれています。一般的に売られている春ウコン関連の製品は、この根茎を加工したものです。バリエーションとしては、根茎を粉末にしたものや、粉末をさらに錠剤様にタブレット加工したものが多いです。

本来、春ウコンの加工品の成分は全て一定であるべきですが、収穫されたものには収穫地や季節により成分にばらつきがあって一定しません。可能であれば安定した条件の下で栽培された春ウコンが望ましいです。

クルクミンと並んで春ウコンの主な有効成分である「精油成分」は加工の過程で脂肪分が減るため、含有率が下がってしまうことがあります。最近では加工技術も進化して、有効成分を出来るだけ失うことなく加工する技術を持っているメーカーさんもあります。そのあたりを十分比較検討して製品を選ぶ必要があります。

 

■私のお勧めは粉末■

有効成分を最も良く吸収しようと思うなら、本来は生食が一番良いです。けれど、これは結構な苦味があり、初心者には厳しい。ならば他の方法はと言うと、乾燥させ粉末にしたものをお湯に溶かして飲むと良いです。私は以前、知人からこの粉末状の春ウコンをもらって試したことがあります。味はやはり苦辛い感じがして美味しくはないのですが、じきに慣れます。飲みやすさの点からいえば、もちろんタブレットの方が勝っていますが、加工する段階でどうしてもセルロースを用いた製品が多いのが難点なのです。

タブレットなど食品を固めて加工する時に使われる食品添加物に「加工セルロース」があります。これは、セルロースをさらに化学処理したもので、一昔前、日本では食品への添加は禁止され、限定的に薬のカプセルやサプリメントに使われていましたが、現在は安全性に問題なしとして食品にも使用が許可されるようになりました。しかし、もともと春ウコンに含まれる成分ではないため、純粋に有効成分を100%摂りこみたいと考えるなら、粉末の方が良いと個人的には思います。

 

■どんな時に飲めば良いの?■

次に、春ウコンをどんな時に用いれば良いのかという話をしたいと思います。

一般的に西洋医薬のほとんどは食後に服用するのが多いです。空腹時に服用すると、副作用で胃が荒れてしまうためです。では、春ウコンの場合はどうかと言うと、逆に「空腹時」をお勧めします。漢方などの生薬の場合もそうなのですが、基本的には、空腹時に服用するものが多いです。

理由は、漢方などの生薬は、成分そのままで濃度を高めていないものが多いため、西洋医薬の様作用がきつくなく、胃を荒らすことも少ないのです。また、空腹時に白湯で服用することにより、小腸から生薬成分が効率よく吸収されるのです。なので、食前や食間に「白湯」で服用するのが一番効果的と言えます。

また、春ウコンは毒性が少ないため、カラダを正常化させる作用の他に胃の治療薬としての健胃作用もあるため、空腹時でも安心して服用することができます。なお、食前や食中に服用を忘れてしまった場合、食後に服用しても問題はありません。

 

■どれくらいの量飲めば良いの?■

一般的には、成人に対しての服用量のマックスは1日10g程度と言われています。けれど、あくまで目安であって、それぞれの体重や年齢、健康状態や症状によっても異なります。健康な人が健康維持のために春ウコンを常用する場合、適切な量を守っていれば副作用などの問題はないと考えます。しかし、一部に服用を避けた方が良い場合というのはあります。これから試してみたいと思われる方のためにいくつか注意すべきポイントがあるので、次の項目でお伝えします。

 

■こんな人は気をつけて!■

●肝臓に問題のある方

ウコンの種類には、春ウコン、秋ウコン、紫ウコンなど、多数ありますが、どれもミネラル分を豊富に含んでいるのが特徴です。これはプラスの面でもあるのですが、肝機能障害をお持ちの方や肝炎の患者さんにとっては、ウコンでさらに大量にミネラルを摂ってしまうと、肝臓に鉄分が溜まって症状が悪化することも考えられます。過去に肝硬変や肝炎の患者さんでウコンを大量に摂った方で症状が悪化し、亡くなった事例があります。ウコンが直接の原因かどうかは正確には解明されていませんが、どちらにしても肝機能障害をお持ちの場合はウコンを摂るのを避けたほうがよさそうです。

ウコンに含まれる有効成分クルクミンは肝臓の機能を強化し、働きを高めます。そのため、肝臓が頑張り過ぎてしまってオーバーワークとなり、結果的に機能低下を招いてしまうようです。上手に用いれば肝臓の機能を高めもするため、そのへんのさじ加減には個人差があります。やはり過剰に摂り過ぎないこととバランスが大切です。

 

●腎臓に問題のある方

春ウコンにはカリウムが含まれるため、人工透析を必要とする腎不全の患者さんも服用を避けるべきです。腎臓が正常に働いていれば、カリウムを多く摂取しても、余分のカリウムは腎臓からどんどん尿となって排出されます。しかし、人工透析を行っている腎不全の患者さんは、カリウムが尿の中に溶け出せなくなって、そのまま血中に滞溜します。カリウム過剰症は尿毒症を生じる原因にもなります。腎臓病は持っている、でもどうしてもウコンを摂取したいというさんは、一度、医師に相談されることをお勧めします。

 

●妊婦さんなど

春ウコンの仲間に紫ウコンがあります。これは、正式にはガジュツといって根の部分にはガジュツにしか存在しないアズレン(潰瘍や炎症の回復作用を持つ)などの薬理成分が豊富に含まれており、消化不良や胃のむかつき、食欲不振など多くの薬理効果があるため、昔から生薬として用いられてきました。しかし、ガジュツには、子宮を収縮させる働きがあるとの説もあり、同じウコンの仲間である春ウコンもその点は気をつけ、妊婦さんなどは服用を避けた方が良いのではないかと個人的には考えます。心配な方や妊婦さんは、医療機関で医師に相談されることをおすすめします。

 

以上のことに気をつけて、適正量の範囲内で活用すれば、これからの時代を健康に生き抜く上で、強い味方になってくれる植物、それがこの春ウコンではないかと考えます。実際、この春ウコンを摂るようになって腫瘍がなくなったとか、がんから生還したという報告は数多くありますし、カレーに使われるターメリックはこの春ウコンの仲間である秋ウコンですし、春ウコンそのものも昔から漢方の生薬として利用されてきたものなのです。

私も以前、ひと月ほどは試してみたことがありました。私自身は特にこれといって不調がなく、特別何かが変化したという体感は得られませんでしたが、人生もやがて半世紀を迎えようという現在、病気に対する予防線を張る意味でも再び試してみて良いかなと思っているアイテムの一つです。

「春ウコン、興味ある!」とか「私も摂ってみたい!」というあなたは是非ご一報下さい。お互いの臨床データを報告しあって理解を深めて参りましょう。

題して「春ウコン同好会」、現在、会員募集中!!

 

参考資料:春ウコン研究会サイト

春ウコン研究会
春ウコン免疫賦活療法とは、春ウコンの根茎を生のまますりおろし、あるいは、乾燥させて粉末や粒状(錠剤)にしたものを食品として経口で摂取することにより、免疫レベルを著しく上昇させる療法です。この結果、ガンや糖尿病などいわゆる成人病と言われる多くの疾病を改善することができます。さらに、多くの疾病が改善される理由は、これらの病...

 

 

 

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