札幌も、数日前から暖かな日が続いています。ずいぶん雪も解けました。
けれど、昔から「木の芽時」と言って、この時期は人間のカラダも冬眠状態から醒め、新しい季節の準備をしだす不安定な時期で、中にはバランスが上手く取れずに心身に不調をきたす人が結構あります。
そして、この時期最も気になるのは、実は女性の肌の状態です。
何を隠そうこの私、女性と話をする時は、どこを見ているかというと肌を見ています。女性の肌のみが持つ、あのきめ細やかで柔らかな独特の質感が好きで、「女性の肌は人類の宝物」と7割位は本気で思ってます。私のように自分とは異なる肌の質感に女性を感じ、安らぎを感じ、癒され元気をもらっている男性は少なくないはず。
ところが、そんな女性の肌が、この時期どうも様子がおかしい。
・・・例えば、「ゆらぎ肌」ってご存知ですか?
春先になると、肌が敏感になったり、化粧水が合わなくなったり、ニキビができたり、急にテカりだして困った・・・そんな経験ありませんか?
その状態が「ゆらぎ肌」なのです。春は人の肌がゆらぐんです。原因は色々考えられます。急激な温度変化と冬から続く乾燥により皮膚が対応の限界にきていたり、はたまた花粉による刺激だったり、紫外線の量がこの時期から増え出すことも関係があるでしょう。
それに、春には生活環境の変化による精神的なストレスもありますよね。人間関係や仕事が変わったりして不安を抱えやすいもの。春はワクワクする行事も多い反面、精神的に疲れやすい時期でもあるのです。それらの不安定要素がきっと肌に反映されるのでしょう。
肌は、外界と自分を分ける境目でもあり、ヨロイでもある。いわば、人体の防波堤であります。それが、季節の変わり目に衣替えよろしくモードチェンジをしなければならない。そこがスムーズにいかない状態がゆらぎ肌と考えられるのです。
さすれば、そのゆらぎ肌をいかにして解決に導くか、という話なのですが、世の中には様々な方法があります。食事療法という手もありますし、手技療法、経絡療法、リラクゼーションと様々です。以前、肌トラブルについてはマクロビオティックの観点からはと麦が良いことなどお伝えしましたが、今回、自称・肌フェチの私noahnoahがおすすめすしますのは、ハーブティーです。
最近、思うところあってコーヒーを飲むのを控え、緑茶やハーブティーを飲む機会が増えたのですが、改めてその美味しさや良さを再認識しているところです。
ハーブティーには、ビタミンC をはじめとする美容に良い成分が豊富に含まれています。しかも、太らないのでダイエットにも良いですし、たくさんの種類があることから、時には気分を変えて違う種類を試すこともできます。そんなハーブティーの中でも、私が相撲番付よろしく、ゆらぎ肌を改善し美肌へと誘うハーブを力士にたとえ、その効力別にピックアップしてみました。
題して「ゆらぎ肌改善幕内力士・春場所4傑」。(長い!笑)
小結から横綱までずらり並んだ優れものハーブたちが、きっとあなたのゆらぎ肌解決のお手伝いをしてくれるはずです。
春場所の取り組みにおける美肌の小結は、何と言っても「カモミール山」でしょう。この力士、稽古熱心でなにより足腰が強いです。
カモミールティーには、抗アレルギー作用があり、昔から花粉症の症状に効くとされています。鎮静作用も認められており、不眠、頭痛、イライラ、ストレスなどにも効果的です。体内の平滑筋という筋肉の組織を落ち着かせる作用があり、腹痛や胃痙攣、女性の生理痛などを和らげる効能があります。症状にお悩みの方は普段から飲まれると良いでしょう。
ただし、摂り過ぎると妊婦さんの場合は子宮を収縮させるので避けたほうが良いかも。また北海道に多いブタクサアレルギーの花粉症の場合は、例外的に症状が悪化する恐れもあるので注意しましょう。
次に来る美肌の関脇と言えば、やはり「ペパーミントの海」を除いては考えられません。ペパーミントの海の必殺技「ミントポリフェノール」という決まり手は、スギ花粉による鼻粘膜の炎症を抑えてくれるので、鼻がつまってイライラする時におすすめです。また、食べ過ぎ・飲みすぎなどで胃の調子が悪い時に消化を助けてくれます。鎮静効果もあり、精神的な緊張を和らげ、イライラをしずめ、心身をリラックスさせてくれます。無気力や抑うつを改善する精神安定化作用もあり、昔から神経症などにも利用されてきました。これらはすべて肌にも良いことです。
ただ、いくら良いと言っても摂り過ぎは、逆に乾燥肌を招くのと、出産後間もない女性はお乳の出を悪くする場合があるので、その点だけ注意が必要です。
ハーブ部屋における堂々の大関は、体格の良い「エキナセア富士」。外国人力士でありながらその小技を活かした取り組みにこのところ日本人のファンも増えています。
エキナセア富士は、北米のネイティブインディアンが昔から風邪予防や免疫力強化のために用いてきたキク科のハーブで、外部刺激に負けない強い肌作りには最適です。また、皮膚疾患にも効果があり、にきびや吹き出物、湿疹といった肌トラブルがある時にもおすすめなのです。その根に、免疫機能を高める成分を含み、最新の研究で、抗ウイルス性,抗菌性,免疫強化性などが実証されています。数あるエキナセアの中でもとくに、エキナセア・パーピュリアという品種が最も優れていると言われています。
ただし、エキナセアそのものには毒性はないのですが、下痢などの軽い副作用が出る場合があります。自己免疫性疾患,肺結核,糖尿病などの場合はエキナセアの摂取は控えたほうが良いかもしれません。また、エキナセアを8週間以上摂取し続けると効果が薄れてしまいます。間隔をあけ、時々用いるのが良いようです。
・・・それは、「ローズヒップの里」です。
また、ビタミンC の吸収力を劇的に高めてくれるリコピンがとても豊富なのも優れた特徴で、トマトにも含まれることでも有名なこのリコピンは抗酸化作用が強く、コラーゲンの生成を助け、肌の弾力を保ちメラニンの生育を防ぐためシミ予防にも老化予防にも最適なのです。また、女性に不足しがちなカルシウムや鉄分などもとても豊富に含んでいる上、女性ホルモンを安定させる効果もあり、生理不順の改善効果が期待できます。
ローズヒップの里の代表的な得意技は、次の5つ。これこそ、まさに美肌に最適なハーブティーの大横綱と呼べるのではないでしょうか。
①抜群の美肌効果
②シミの予防
③ストレス解消
④生理不順改善
⑤風邪予防
以上「ゆらぎ肌改善幕内力士・春場所4傑」を持ってすれば、もうゆらぎ肌とはさよならです。あなたの春場所が美味しく安らかな取り組みとなりますように。お相撲さんのような艶やかな美肌でハーブティーとともに素敵な春の日をお過ごし下さい。
行司は式守伊之助。解説はnoahnoahでお送りいたしました。
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