あなた自身が蘇るために

noahnoahです。確定申告を無事に終え、久しぶりのブログ更新です。

私が最近感じていることのひとつに、「この国でがんに罹患する人が増えているのではないか」ということがあります。大腸がんだったり、肺がんだったり、膵臓がんだったり、発症する部位は様々ですが、私の友人や知人の中にも罹患する人があり、確実に増えていると実感するのです。

■がんの増加の真の原因とは？■

実際に国立がん研究センターのサイトで調べてみたところ、2014年と比較して2015年予測では、この国のがん罹患数は982,100例で、前年よりも約10万例の増加。がん死亡数は370,900人で、こちらも前年より約4千人の増加です。

日本食はヘルシーで文化的にも優れているということで、ユネスコの世界遺産に登録されたにもかかわらず、なぜゆえ、みんなカラダに良いものを食べているはずのこの国でがんが増えているのか？

私は、その理由を「地球環境の悪化」に求めます。

この頃思うことなのですが、この世に存在するモノ、コト、ヒトのすべては、実は深い深いところで繋がっています。何ひとつ切り離して存在できるものなどないのです。

世界を見た時に、西洋を眺めてみれば、相次ぐテロや戦争の不安。東洋を眺めてみれば、急激な経済成長と人々の欲望の増大。そして遡ること５年前の日本の原発事故。それらにより今、地球に何が起こっているのか。大地の緑が枯れ、海が汚れているのです。自然に備わっているはずの浄化システムが、ギリギリ停止寸前の状態まできているように思います。それは、私たち人間の自然治癒力の低下や自己免疫システムの誤作動とリンクしているのではないか。日本において、がんの罹患率が急増しているのもあるいは・・・

「人間の健康と地球の健康は本来ひとつのもの」、そう感じていた矢先、そのことをテーマにした映画の上映会とシンポジウムがこの週末、開催されることになりました。

■森からはじまるいのち・くらし・地球環境■

そのシンポジウムのタイトルは、「森からはじまるいのち・くらし・地球環境シンポジウム」。

当日、同じ会場で午前中は白鳥哲監督の作品「蘇生」が上映されます。白鳥監督は、2012年に劇場公開された「祈り〜サムシング・グレートとの対話」がニューヨーク・マンハッタン国際映画祭の「ベスト・グローバル・ドキュメンタリー・グランプリ」を受賞したのをはじめ、日本における公開映画のロングラン記録を塗り替える大ヒットとなったドキュメンタリーの鬼才です。

You Tubeでは、白鳥監督の「蘇生」完成間際のインタビューを閲覧することができますが、とても聡明でお話の上手な方です。

白鳥監督曰く、アメリカの海洋研究所の調査によれば、現在、太平洋におけるプラスティックごみの総量が過去40年でなんと100倍にまで増え、かつて豊かな自然を誇っていた西表島でも毎日のように海にごみが流れつき、注射器や蛍光管から冷蔵庫、洗濯機のような大型ごみまで流れきて環境破壊が深刻化しています。海鳥たちの死因のなんと７割はこうした人間たちが捨てたごみの被害によるものとのこと。

■山は海の恋人、人は地球の子供■

中でも、森林の減少は深刻で、毎日１分間に東京ドーム2個分の森がこの地上から消え去っています。昔から、「山は海の恋人」と言われるゆえ、森を失うということは、栄養分を豊富に含んだ水が海に流入しないということで、魚たちが生息するのに必要な豊富な餌がなくなり、海洋資源が枯渇することを意味します。それは、私たち人類の食料問題とも直結します。

この危機を救い、地球環境及び全生命が「蘇生」するために何か良い方法はあるのでしょうか？

・・・それが、あるんです。

その答えは、映画「蘇生」の中でも、シンポジウムの中でも明らかにされます。

ヒントは、最も小さくて、最も働き者で、最も生命を支えているものです。

この存在のおかげで、私たち人間も日々、元気に生きることができるのです。

さて、それは一体何でしょう？

その存在が、この地球の、そして私たち人間の、蘇生の鍵を握っています。

そして、蘇生は、きっとこの日本から始まると、私は直感しています。

蘇生が完成した時、この世界から、がんはその役割を失い、消滅するのではないか。

残念ながら、当日私は仕事で参加できないのですが、お時間がある方には是非お勧めします！

あなたが、そして地球が、今、蘇ります！

■詳細はこちらです！■