機内にて性愛講座を振り返る

愛とセックス

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今、帰路へ向かう飛行機の中でこの文章を書いています。

昨日、東京渋谷・ビオクラ食養本社を会場とした陰陽ブラザーズの「あなたの生理を楽にして性愛力を4倍高める講座」が無事終了しました。

会場に詰めかけて下さった受講者の皆さんに心からお礼申し上げます。以前、KIJの私のボディワーククラスを受講して下さった生徒さんたちも多数ご参加下さり、とても嬉しく、心強く、有難く感じました。

先月の札幌に続き2度目の講座ということで、今回は少し要点を整理してお話しさせて頂きました。それでも、思いのすべてをお伝えすることができたかといえば充分じゃなかったかもしれません。

しかし、書いて頂いたアンケートを拝見すると喜んで下さった方が多く、ほっと胸をなでおろしています。

 





 

■性愛というテーマ■

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今、講座を終えて、改めて思うのは「性愛」とは難しいテーマだということ。でも、面白さも感じます。

世界の様々な文化・文明において、性愛についての考え方や扱いはもちろん異なります。しかし、共通することが一つあります。それはどの地域においても、昔から性愛については経験のある年長者が若者たちにその意味や作法について手ほどきをし、それが時代を越えて継承されてきたということです。

日本なども、かつては性愛についてとてもおおらかな文化を持っていました。地方の小村に暮らす人々は「夜這い」と呼ばれる習慣を持ち、若者が年頃になると村の長老が指示して、未亡人などの年長者の女性が教師になって若者に性の技巧を手取り足取り教えたものです。これを通じて、若者は女性のカラダと心について学んだのです。

ところが現代は、情報ばかりが先走り、人と人とのふれあいが希薄になり、導き手のいないまま性愛の世界を迷走している人々が増えていると感じます。

 

■女性性・男性性の本当の役割■

女性の性愛における心的・肉体的メカニズムや豊穣さから言えば、性愛の舞台の主役は女性。男性はあくまでも引き立て役に過ぎません。刺身のツマのようなものです。

今回の私の講座の大きなテーマでもあったのですが、男性と女性を比較した場合、どうしたって女性の方がその性質として、役割として、根源的でより深く大きなものとつながっていることは否めません。これは決して優劣という意味ではなく、役割において女性は偉大だということです。

この宇宙には、はじめに「意識」というものが存在し、それそのものが最初から女性的特質を含み、その意識が男性性を生み出したことにより、陰陽二つのエネルギーが揃い、万物を生み出すもととなる太極が生じたと考えられます。

古くは巫女なども皆、女性。女性が天からの意思を受け取り、それを男性に伝え、男性がそれを受けて実際的に動くことで、物事は現象化するように創られているのです。そのために男性にはたくましい腕力と明るい知力が与えられています。

つまりは、女性が陰ながら導き、男性がそれに従い、力を発揮することで、人類に調和と進化がもたらされるようなプログラムがそこにはあるのです。

 

■進化の鍵は男女の協調・調和■

ところがいつの頃からか、我々男性は、その腕力に任せて、生みの親であるところの女性たちを抑圧し、支配し、自分たちの下に組み敷いてしまいました。そうした男性主体の政治、経済、科学、文化が行き着いた先が現在の地球の姿であります。

それにより自然は荒廃し、人心は乱れ、性愛は男性の表面的な快楽の追求のみでしかない浅く無味乾燥なものに成り下がってしまいました。その中で、女性たち自身も自らの内に眠る根源的なものとのつながりや、女性としての真の役割を忘れてしまったのではないか。

今こそ、求められるのは女性たちの目覚めであり、男性たちの協力です。そして、男女がそれぞれの特性を真に理解し、互いに協調、調和した時に人類は次なる進化のステップへ大きく飛躍できると思うのです。

私たち陰陽ブラザーズが活動する目的も、それをお伝えすることにあります。

 

・・・おっと、ここで熱が入ってしまうと、また講義が始まってしまいそうです(笑)。続きはいつか書きます。

 

今、講義を聴いて下さった皆さんお一人お一人のお顔を思い出しながら、とても幸せな気持ちになっています。本当にありがとう。心から愛しています。まずはお礼まで。

 

 

左隣のシートに座った体の大きな中年男性が、いびきをかいて居眠りしながら私の方へ思いっきり頭を傾け寄りかかってくる少々窮屈なバニラエアの機内にて。

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●講義風景・東京会場

 

 

 

 

⭐️ つまりは、私が言いたいこと、それは・・・性愛を大切に扱うということは、自分自身を大切に扱うことであり、相手を大切に扱うことであり、生命への絶対の信頼を忘れないということとイコールなのです。本書はそのことに気づかせてくれます。

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