セックスレス大国・日本を斬る

お知らせ

japansex

 

日本性科学会という学会がありましてね。そこが定義するところによると、「特別な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクトが1ヶ月以上ないこと」をセックスレスと言います。

この定義をご覧になって、あなたはどう感じられますか?

この「1ヶ月」という期間の設定を「長い」と感じられる方もいれば、「短い」と感じられる方もいらっしゃると思います。いずれにせよ、1ヶ月以上セクシャル・コンタクトがないカップルの状態をセックスレスとして、この世界において最もセックスレスのカップルの割合が多い国はどこだと思われますか?

・・・もう、タイトルにもある通り。この日本なんです。

 





 

■日本は調査国中最低の数字■

イギリスの大手コンドームメーカーにDurexという企業がありまして、そこが「性の幸せに関する世界調査」というものを定期的に行っております。10年前に世界41か国を対象に行われた調査では、1年間に行われた国別セックスの頻度が回数で表されています。

その結果はいかに・・・

 

■年間のセックスの頻度■

 

1位 ギリシア  年間138回

2位 クロアチア 年間134回

3位 セルビア・モンテネグロ 年間128回

4位 ブルガリア 年間127回

5位 チェコ   年間120回

同列 フランス  年間120回

7位 イギリス  年間118回

8位 オランダ  年間115回

同列 ポーランド 年間115回

10位 ニュージーランド 年間114回

39位 インド  年間75回

40位 シンガポール 年間73回

41位 日本   年間45回

 

 

・・・じゃあ、肝心の日本はと言ったら、年間の回数は45回。調査対象となった41カ国中最低で、しかも下から2番目のシンガポールの6割ほど。41カ国の平均の半分以下で、その低さは群を抜いています。

 

■満足度も低い日本人のセックス■

「何もセックスの回数のみがその質を計る物差しじゃない!」そうおっしゃるあなたの気持ちはわかります。では、セックスにおける満足度の調査では、どのような結果になったでしょう?

 

■セックスにおける満足度の割合

 

1位 ベルギー   満足度57%

2位 ポーランド  満足度56%

3位 オランダ   満足度54%

4位 アメリカ   満足度52%

同列 クロアチア  満足度52%

6位 イギリス   満足度51%

同列 スイス    満足度51%

8位 アイスランド 満足度50%

同列 チェコ    満足度50%

同列 チリ     満足度50%

39位 香港  満足度30%

40位 日本  満足度24%

41位 中国  満足度22%

 

 

・・・やはり、こちらも下から数えて2番目。

残念ながら日本は、世界で最もセックスの頻度が低く、しかも性生活に満足していない人の割合が高い、性愛力に貧した国と言わざるをえないのであります。

 

■性愛パワーが枯渇している日本■

日本家族計画協会が行っている調査の最新報告でも、セックスレスの日本人が増加していることが伝えられています。

16歳から49歳までの全国の男女1134人を対象に行われた調査の結果、49.3%の男女(男性では48.3%、女性では50.1%)が過去1か月のうち1度もセックスをしていないと答えており、2012年に行われた調査から5ポイントも上昇しているとの報告です。

セックスレスの理由として、既婚男性で一番多かったのは21.3%の「仕事で疲れている」、次に15.7%で「出産後なんとなく」。既婚女性の最大の理由は、23.8%で「面倒くさい」、そして17.8%で「仕事で疲れている」でした。

 

・・・これは果たして「幸せな状態」と言えるでしょうか?

性欲は、食欲、睡眠欲と並んで、人が健康に生きてゆく上で欠かすことのできない欲求です。それがしっかりと満たされていないこの国の現状が浮き彫りになっています。

私には、外国人の友人が何人かおり、過去に彼らが日本に遊びに来たことがありました。その時、彼らが一様に驚いたのは、セクシーなビキニ姿の女性の写真が電車の中吊り広告に堂々と載っていたり、ポルノ雑誌が女性や子供たちも利用する普通のコンビニに平気で並んでいること。

いわば、この国はどこもかしこも性的表現や性欲を刺激する仕掛けで溢れているにもかかわらず、日本人の心もカラダも本当の意味では満たされていないという現実なのです。

 

■日本人がセックスレスになった3つの理由■

総人口の25%が65歳以上の高齢者でありながら、出生率が1.41と低い日本。こうした傾向がこのまま続けば、2100年までに日本の人口は5000万人弱になり、人類にとって日本人はトキ同様、絶滅危惧種になってしまいます。

では、なぜこのような事態に至ってしまったのか?

なぜ、日本人が世界一のセックスレス大国になってしまったのでしょう?

私が考えるに理由は3つあります。

 

①戦後のアメリカ支配において、意図して思想的なものが導入され、日本人が古き良きものを捨て、無批判にそれらを受け入れてしまったこと。そこには、性道徳や性愛についての価値観も含まれます。それが戦後日本の社会システムを作り、良くも悪くも私たちはその中で人生を設計してきました。

②多くの人が学校や家庭の性教育において、しっかりと女性性と男性性の意味や違いを教えてもらう機会なく大人になって、誰もが手探りの状態で師匠なき性行為に及んでしまうこと。そこで男性側のテキストとされるのがアダルトビデオやポルノ雑誌という商業主義的な媒体であること。

③多くの人が性愛については、主に肉体的な快楽の面にのみ焦点を当てており、人間存在の精神的側面、霊的側面も含めて性愛が論じられることがなかなかないこと。

 

■3月6日、東京で講座を開催します!■

・・・悲しきセックスレス大国・日本。この現状を変えていく方法は一体あるのでしょうか?

その答えは、私たち自身が性愛の本当の意味と価値を知り、女性と男性が互いの性質や役割の違いを深く理解した上で協調・調和していく以外に道はないと考えます。

一つの問題提起として開催させて頂きますのが、来月、東京で予定しております性愛講座。

題して「陰陽ブラザーズのあなたの生理が楽になり、性愛力が4倍高まる講座」。そのお申し込み締め切りが近づいております。

 

前半を「風の音治療院」院長、Yin坊こと安部雅道さんが「女性生理についての講座」を担当し、後半を私Yang坊ことnoahnoahが「性愛講座」を担当させて頂きます。

先日、札幌で行われた同講座では定員を上回るお客様にご参加頂き、大盛況でした。テーマは女性性の復活ですが、是非、男性にも聴いて頂きたい話題満載です。講話を聴いて頂くことで、女性は男性のことがもっと理解でき、男性もまた女性のことがもっと理解できる、そんな内容にしたいと考えています。

今回の東京講座において、「セックスレス大国・日本を斬る!!」

・・・私はそんな気持ちで臨みたいと思っております。

東京在住、並びに近郊にお住いの方はぜひ、ご参加下さい。あなたのご受講心よりお待ちしております。

 

●私の講座はこんな感じ↓

 

 

「あなたの生理を楽にして性愛力を4倍高める講座」

●東京会場 3月6日(日)

会場:ビオクラ食養本社 東京支店 東京都渋谷区渋谷3丁目26-18矢倉ビル

 

*午前の部 10:00〜12:00

「生理を楽にする勉強会〜はじめての東洋医学」講師:Yin坊 安部雅道

 

12:00〜13:00 ランチタイム

 

*午後の部 12:00〜15:00

「マクロビオティックセックス〜あなたがもっと輝くために」講師:Yang坊 宮本直彦

 

⭐️ 受講料は1講座5,000円(弁当付)。

2講座合わせてのご受講で9,000円(弁当付)。

 

*お申し込みはこちらのホームページから↓

陰陽ブラザーズの、あなたの生理を楽にして性愛力を4倍高める講座 東京、札幌
男性治療家ユニット「陰陽ブラザーズ」が語る女性の生理と性の真実!マクロビオティックの「陰陽」を使って「生理の意味と整え方」と、「性愛」「男と女」について自分とパートナーの見方、付き合い方、生き方について札幌と東京でお伝えします。

 

 

 

 

 

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