性愛について語り合う茶話会

愛とセックス
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■講座を開催して気がついたこと■

・・・前回からの続きです。

講座を開催させて頂いたことで感じたのは、世には性愛について関心をお持ちの女性が多くいらっしゃること。そして、私自身を含め、男性も多大な関心を持ちながらも、それについて情報交換したり、経験を深める場がなかなかないこと。

現在、この国では、誰もが学校の保健の時間に女性の基本的な生理と妊娠・出産のプロセスを学んでいるのだけれど、異性に対する愛し方やセックスの仕方までは触れぬまま、大人になってしまいます。

結果、男性は性愛について親にも聞けず、先輩にも聞けず、アダルトビデオやポルノ雑誌の類を性の教科書にして女性と愛を交わすわけだけれど、それらの教科書は男性の性欲を刺激するために作られたフェイクなラブの風景であり、性愛の本来のあるべき姿全てを映し出しているわけではありません。

そうしたものを手本とした男性たちによる性行為を女性たちが性愛の全てであると認識したならば、私たち日本人にとって性愛とはなんと陳腐でエゴイスティックで相手への配慮を欠いた行為になってしまうことでしょう。

 





 

■誰もが性愛について語り学べる場■

先日、陰陽ブラザーズ相方のYin坊さんとこれからの展望について語り合った結果、たどり着いた一つの結論があります。それは・・・

 

男女が共に集い、性愛について語り、情報交換できる「場」を作ろうではないか、ということです。

 

参加者それぞれがそれぞれの経験によって得た「性愛」についての知見を伝え、その誤解や固定観念を打ち砕き、性愛の新たな可能性を探る研究会みたいな「場」を作る。

Yin坊さんと私Yang坊がそれぞれ30分位治療家の観点から見た「性愛」についてお話しさせて頂き、その後、お茶とお菓子でも頂きながら参加者さんからのご意見を伺う茶話会スタイルの場。

 

■茶話会の名前、それは・・・■

もうすでに茶話会の名前も決めてあります。

その名は・・・・

題して「性愛知恵袋」。(ここでドーン!!と効果音)

 

昭和の香りプンプンなネーミングと批判される方もおありでしょう。けれど、すべての時代において新しいものの方が優れているのかといえばさにあらず。その昔、この国には現代人が窺い知れぬほど豊かでおおらかな性の文化が存在していました。

夜這いの文化しかり、石を男女の性器のかたちに摸して祀った道祖神信仰しかり・・・。今の時代に生きる私たちにすれば、性器のかたちをした石を拝むなんて何て珍妙なと思うところがあるでしょう。しかし、昔の人たちにとって、男女が和合し、そこから新たな生命が誕生するという事象は、何よりも自分たちを生み出した宇宙や神様の世界に最も近いところにある神秘であり、畏怖し、崇める対象でもあったのです。

そうした先人たちの性愛に対する思いや憧れを汲んで、これからを生きる若い人たちにも、メディアがなかなか伝えようとしない性愛の真の意味や役割を「知恵」と称して少しずつお伝えしていきたい。そんな願いが込められたネーミングなのであります。

 

そんな私たち陰陽ブラザーズの性愛知恵袋。詳細が決まりましたら、ブログその他でお知らせいたします。「私も仲間になりたいわ」という探究心にあふれる皆様のご参加お待ちしています!

 

 

 

⭐️ 人という生命体の不思議。江戸という時代に豊穣な性愛文化が花開いたことの驚き。情報偏重の現代人よりも、先人たちは五感を駆使し、想像力をたくましくして男女のまぐわいを見つめていたのだな。この本、名著に値すると思います!

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