秋です。乾燥肌に、はと麦です!

肌を美しく保つには

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秋です。風がひんやりと肌寒く、空気の乾燥する季節。お肌には油断大敵な季節の到来です。

なめらかでみずみずしく、生き生きとした赤ちゃんのような肌は、すべての女性の憧れでしょう。とりわけ、お顔の肌はより気になるところです。女性だけに限らず、男性だって汚くパリパリに乾燥した肌よりは、きれいな肌のほうが気持ちの良いものです。

 

ふつう、私たちの肌細胞は、ターンオーバーといって28日周期ごとに皮膚の新陳代謝を繰り返し、新しい細胞へと入れ替わります。細胞はタンパク質によってできていますが、このタンパク質が不足すると、ターンオーバーが活発に行われず、肌が荒れ、乾燥肌になってしまいます。

当然、これからの寒い時期には、さらに肌の乾燥も進みますが、日頃、私たちが食べている食べ物も乾燥肌と深い関わりがあるのです。栄養の偏った食事が続くと、肌に行き渡る栄養バランスに偏りが生じてしまい、乾燥肌を引き起こしやすくなるので注意が必要です。

 

■乾燥肌を招く食品ワースト5■

では、一体どんな食品が乾燥肌を招きやすい食品といえるのでしょう?

代表的なものを5つあげるとするならば、次のようになります。

 

①インスタント食品

添加物はもとより、炭水化物や脂分が非常に多く含まれ、体内での処理が追いつかなくなってしまう食品のひとつです。化学物質が肌に刺激を与えるだけではなく、大量の炭水化物や脂質が新陳代謝を阻害してしまい乾燥肌の原因になります。

 

②清涼飲料水

着色料や添加物を多量に含むだけでなく、大量の糖分が投入されています。糖分は体内でビタミン・ミネラル類を消費してしまい、肥満や血糖値の問題以外にも肌を構成する大切な栄養分を失う原因となります。

 

③刺激物

香辛料・カフェイン・アルコールなど。これらは摂取によって肌に刺激を与えたり、血管を縮ませ結構を悪くします。肌への刺激がかゆみになって乾燥をさらに増幅させてしまうほか、血行が悪くなることで肌の再生を阻む原因となります。さらには、アルコールを体内で分解する際、大量の水分を消費するため、その水分を肌からも取られてしまうことが乾燥肌の原因になります。

 

④冷やす物

過度に冷やした食べ物や飲み物を多く摂ってしまうと、体が芯から冷え、血行を悪くします。これは乾燥肌だけではなく慢性的な冷え性の原因となってしまいます。いくら室内が暖房で暖かいといっても、冷たいものを続けて摂るのは控えましょう。

 

⑤生野菜

肌によいとされるビタミンや酵素を摂ろうとして、たくさん生野菜を食べようとすることもあるでしょう。しかし、これも体を冷やしてしまう原因となります。また、生で食べられる野菜には、それほどビタミンが含まれていないことも多く、それよりはビタミンを多く含んだ野菜を温野菜にして食べた方がこれからの季節には適しています。

 


 

■肌のトラブルにははと麦を!■

マクロビオティックの観点からいえば、肌に関するトラブルにははと麦が有効です。はと麦は、肌荒れ、乾燥肌、小じわ、シミ、吹き出物、イボなど皮膚の困った症状すべてに良い食品です。はと麦は、体内のあらゆる老廃物や不要物質を排出して、血液をクリーニングしてくれます。きれいになった血液は、皮膚組織を循環して、皮膚の細胞を活性化し、肌にうるおいを与えてくれます。

以前、女性のクライアントさんで、頭の上にイボができて悩んでいらした方がありました。その方にはと麦をごはんに混ぜて食すようにお勧めしたところ、数ヶ月後にはイボが小さくなってすっかりわからなくなってしまいました。その経験から、はと麦はやはり肌の問題には効くのだと感心した覚えがあります。

 

■はと麦粥■

セラミックの鍋か土鍋に、はと麦(玄麦はと麦が良い)1に対し、米(玄米でも白米でも良い)を2の割合で入れ、煮立ったら弱火にして30~1時間煮込みます。

 

■はと麦茶■

全粒はと麦を炒って砕いたものを土鍋で30~40分間煎じて仕上げると美味しいはと麦茶の出来上がり。

 

■はと麦粉末■

はと麦の粉と小麦粉をお好みで混ぜて、パンケーキやお好み焼き、麺などにして食べます。全粒粉が手に入ればなおのこと良いです。

 

■はと麦パック■

肌のあらゆるトラブルに有効なのがこのはと麦パック。全粒のはと麦粉とミネラルの粉末を同量混ぜ、蜂蜜(可能なら生が良い)を入れて練り、粘度をジャム程度にします。これをお顔に伸ばして塗り、1〜2時間した後、洗い落とし、この後、椿油を塗っておきます。1〜2回程行えば、その違いは明らかです。

 

 

<上記の療法を行う上での注意>

*パックや直接肌に塗る療法は原則、毎日行うのが理想ですが、少なくとも3日に1回は行って下さい。肌の敏感な人はパックの時間を短くし、回数も少なくします。また、試みる前には必ずバッチテストをすること。また、マクロビオティックでは、麦は夏の穀物で体を冷やすものに分類されますので、はと麦を食べたり飲んだりする療法はご自身の体質や時期を考慮しながら行うようにして下さい。

 

 

 

★現在、市場に出回っているはと麦の9割以上が輸入物。同じ使うなら、国産有機にこだわりたいですね。熊本県はえらい!良質の穀物や野菜の宝庫です。はと麦だってこの通り。熊本の生産者さん、ありがとう!

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