衣替えの季節です!タンスに注意!

暮らし

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暮らしにひそむ有害物質にもいろいろあるけれど、その中で最も揮発する量が多いものって何だと思いますか?

 

除光液、トイレ洗剤、接着剤・・・

確かにそれらも人体にとって有害ではありますが、身近な有害物質の王様といえば、

それは何といっても「防虫剤」!!

 

その中に含まれるパラジクロロベンゼン、これがものすごいんです。わが国では年間17,000トンという膨大な量が消費され、大気を汚しているんです。タンスや押入れに入れた防虫剤からは、薬剤がどんどん揮発し、部屋の中へと充満しています。そうしたタンスのそばでは、空気が危険な濃度にまで高まっていることさえあるのです。

防虫剤の近くにいくと気分が悪くなるのは、強い臭いが原因と思われる方もあるかもしれません。しかし、そもそも、防虫剤には、呼吸器障害、神経毒性、発ガン性などの毒性があることがわかっています。

 

■臭わない=安全、ではないのです!■

中には「臭わない」ことを売りにしている防虫剤もありますが、基本的に臭いと毒性は別物。だから、臭わないから安全というわけではないのです。

近年、「臭いがしない」、「長期間使える」という宣伝文句で無臭防虫剤がバカ売れしています。しかし、例えば「ガス」はそもそも無臭です。なのに、ガス臭いのはなぜかわかりますか?

ガスは危険な物質なので、臭いがつけてあり、その臭いによって危険物だと判断できるようにしてあるのです。

であるならば、なぜ、防虫剤の臭いがしないようにしてあるのか、分かりますか?

当然、できるだけ意識させないようにして、よく売れるようにしてあるわけです。知覚できないものほど、本当は恐ろしいものが多いのですよ。

 

ある時から皮膚に奇妙な湿疹が出て止まらなくなり、いろいろと調べた結果、寝室のタンスの中にある防虫剤のパラジクロロベンゼンが原因だったなんてことがあります。また、この成分はスギ花粉症を悪化させる原因ともなるという研究報告もあります。

 

■衣替えの季節にご用心!!■

昔から気になっていたことのひとつに、季節の変わり目になるとクライアントさんの中に頭痛や不眠、精神不安などの体調不良を訴える人が増える、ということがありました。

最初は、気温の急激な変化からくる症状なのではと考えていたのですが、ある時ふと、防虫剤のことが気にかかり、クライアントさんに訊ねてみると、やはり、衣装ケースの中にパラジクロロベンゼン入りの防虫剤を使用しているとのことで、これを入れ替えた後、決まって具合が悪くなることがわかりました。

季節の変わり目は、衣替えの季節でもあります。春と秋には衣替えをして、この時、真新しい強力な防虫剤に入れ替えるという方も多い。クライアントさんにしばらく防虫剤を使うのを止めてもらったところ、体調不良が起こらなかったというケースがありました。

 

これから冬に向かって衣替えという方で、毎回、体調が悪くなるという方は注意してみて下さい。大ヒットしたコマーシャルの影響で「タンスに◯◯(商品名)」が、わが家のスタンダードという方もいらっしゃると思いますが、それで大切なカラダや神経をおかしくしていたのでは元も子もありません。

 


 

■防虫の救世主は植物にあり■

では、一体何が良いのか?

人体に無害で虫を寄せつけないものなんて、そんな虫のいい話がこの世にあるのか?

あるわけなかろう、げんごろう。

 

・・・あなたはきっと、そう思われたに違いありません。

 

実はそれが、あるんです。

私たち日本人が、昔から親しんできた植物の中に、悪い虫を寄せつけない頼もしい味方が。

 

クスノキをご存知ですか?

学校や神社など、公共の場に植えられる大木の仲間にクスノキがあります。葉をとって匂いをかぐと、独特の香りがすることに気づかれた方もあるでしょう。

この匂いの成分が樟脳(しょうのう)です。オランダ語で「カンフル」。中国では太古から、ヨーロッパでは6世紀にはすでに医薬に用いられていました。

 

中枢神経興奮作用があるために、かつては瀕死の病人に起死回生のため、抽出液が盛んに用いられました。これが、カンフル剤とかカンフル注射といわれるものです。

現在では、のど飴やうがい薬、歯みがき粉や皮膚外用薬としても用いられています。比較的高価ではありますが、環境汚染の心配が少ないので、少量なら使用しても構いません。

 

ただ、気をつけなければならないのが、タンスや衣装箱の中の防虫剤の種類を急に変えたり、併用したりすると、衣類が痛むことがあります。ナフタリン系防虫剤やパラジクロルベンゼン系防虫剤を使用している方は、衣替えの時には、すべての防虫剤を廃棄し、衣類を虫干してすべてを樟脳に変ましょう。

あともう一点、樟脳には引火性があるので、火の元のそばでは扱わないこと。そして、幼児が誤って口にしないなど、取り扱いには充分注意しましょう。

 

樟脳は臭いが強すぎて苦手という方には、ひのきやヒバの精油をベースにした自然派防虫剤も開発されています。これは、用途に合わせてスプレーするだけという優れもの。防虫剤にも選択肢があります。衣替えの季節である今だからこそ、ぜひご一考下さい。

 

 

 

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