時々、読者の方や、クライアントさんから健康に関するご質問を頂く事があります。
それらを「質問にお答えします」というテーマで新たにブログカテゴリーの中に加えることにしました。参考にして頂けることがあればと思います。
まずは、こんな質問。
「私は貧血で低血圧。特に午前中はなかかなエンジンがかからず苦手です。活動的になれる何か良い方法はありますか?」とのこと。
貧血や低血圧の原因をマクロビオティック的に捉えるならば、陰性過多による「血液の質の低下」と考えます。
砂糖やチョコレート、精製された炭水化物や動物性食品由来のタンパク質や脂肪、精製されたパンやスウィーツ、熱帯性の果物や香辛料、アルコール、炭酸飲料など・・・これらはすべて「陰性」と呼ばれる性質を持つ食品。
こうした食品の摂取が習慣となることによって、血液の質が低下します。なので、この状態を改善に向かわせようと思うならば、やや陽性よりのマクロビオティックの基本食を摂ることにより、バランスをとれば良いのです。
例えば、蕎麦や餅を取り入れたり、白身魚を時々頂くようにします。また、飲み物について言えば、三年番茶を常飲し、梅醤番茶や梅醤葛などのスペシャルドリンクを取り入れて血液の質の改善をはかります。
また、以前、ブログでお伝えしたよもぎも貧血に良いので、よもぎ団子や、よもぎ餅にして(いずれも白砂糖は用いません)おやつ代わりに食べると良いでしょう。
また、もし午前中に活動的に動きたいならば、朝食を抜いてみるのも良いことです。(ただし、成長期のお子さんにはすすめません。しっかり3食摂って下さい)
朝の時間というのは、「上昇するエネルギー」の時間帯なので、食事によってそうしたエネルギーの流れを抑えつけないようにすれば、活発に動くことができるのです。
以下、2種類のスペシャルドリンクの作り方を載せておきますので、どうぞ参考にしてみて下さい。
①梅干し1個と小さじ1杯の醤油を混ぜ、濃く煮出した三年番茶を注げば、梅醤番茶のできあがり。
②また、小さじ1杯の葛に水200ccを加え、火にかけ半透明になるまでかき混ぜながら約3分、それに梅干しの果肉と醤油を入れて、さらに約1分煮詰めれば、梅醤葛の完成です。
ついでにいえば、これらのスペシャルドリンクは、そのまま夏バテ予防のドリンクともなります。夏はどうしても冷たく冷えた食べ物や飲み物を多く摂ってしまいがち。それらがカラダを芯から冷やすと、バテやすくなったり、カラダがだるくなって、なかなかエンジンがかかりにくくなってしまいます。
梅干しや醤油、そして葛などは「陽性食品」の代表格で、そうした冷えてゆるみきったカラダに活を入れてくれるのです。習慣にして取り入れることで、カラダがしゃきっとして貧血や低血圧が改善し、活動的な体質へとシフトすることが可能になるのです。
どうぞこの夏は、良質の梅干しを手に入れてスペシャルドリンク、作ってみて下さいね。
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