人間ばかりでなく、植物も動物も、微生物も鉱物も、
この世に存在するすべてのものは、「宇宙の法則」に支配されています。
「宇宙の法則」といってしまうと、何かオカルトめいているけれど、
具体的に言えば、その法則とは「回転運動」です。
すべてのものは回転運動をしているのです。
宇宙の星雲も、銀河も、そして地球をはじめとする惑星だって回転しています。
それはミクロの世界でも同じこと。
遺伝子DNAは右回りに回転し、原子も原子核を中心に
電子が激しい回転運動をしています。
この回転運動によって万物は誕生し、
地球の回転運動によって昼夜が生じ、
すべての生きものは、この昼夜の区別を知っています。
昼になれば、植物は盛んに光合成をし、
動物は交感神経が優位となり盛んに活動します。
夜になれば、植物は休み、
動物も副交感神経が優位となり休息の時を迎えます。
食べ物の科学でもある「生化学」は、
生物の基本的な物質である核酸、糖、アミノ酸にも
回転運動があることをつきとめました。
核酸、糖は右回りに回転し、アミノ酸は左回りに回転しているのです。
これは、食べ物にも当てはまります。
私たちのまわりには本物に近い「ニセモノ食品」が多く出回っています。
人工イクラやキャビアなど本物と一見見分けがつきません。
旨味調味料だって、実際のカツオや昆布だしに負けないような
似た味を出します。
しかし、最近の生化学の発達により、ニセモノはニセモノであり、
絶対に本物にはなりえないということが解明されてきたのです。
これは食品の安全性を考える上でとても大切なことです。
先ほどお伝えした通り、宇宙のあらゆるものが回転しているわけですが、
実は食べ物にも、右回り、左回りがあるのです。
同じ物質でも、天然のものと人工のものでは、
回転方向が異なるということがわかってきたのです。
天然の糖は右回り、アミノ酸は左回りに回転していますが、
人工的に作るとこの回転が反対回りになってしまうのです。
例えば、天然のアミノ酸は左回りですが、
人工のアミノ酸は右回りに回転してしまうのです。
回転方向というのはとても重要です。
それらは厳密な法則性を持っていて、
それに基づいて自然や生命は形作られてきました。
ところがこの法則からはずれる物質は生体反応が起こりません。
つまりは、人工的な栄養素やニセモノ食品は、
エネルギーにならないばかりか、過剰に摂取することによって、
私たちのカラダの免疫機能を破壊してしまうのです。
例えば、糖(グルコース)は細胞のミトコンドリアに取り込まれて
「解糖系」と「TCAサイクル」という回路に沿って燃焼し、
最後はATP(アデノシン三リン酸)というものになり、
生物が生命活動を行うのに必要なエネルギーを供給します。
しかし、人工甘味料を摂ったとしてもミトコンドリアは、
これを自分の中には取り込みません。
ところが、栄養とはなっていないにも関わらず脳は甘いと感じるのです。
これは脳に対する詐欺行為です。
アトピーやぜんそくの人にこのような食品を食べさせたら、
すぐに拒否反応が現れます。
これは、生体にニセモノの栄養が同化しないことを意味しています。
核酸も、糖も、アミノ酸も、
天然のものだけが栄養として吸収され、体内で同化して
血となり、肉となるのです。
私たちは、なにげなく自然のものが良い、天然のものが美味しいと思ってますが、
これにはこうした根拠があるのです。
食べ物は旬が美味しく、地場産が良いというのもこうした理由から。
私たちの周囲にある溢れんばかりの人工食品や加工食品。
こうした点から最近の食の変遷を捉えてみれば、
現状がいかに危険であるかがわかります。
ぜひとも宇宙法則に沿った食品を選び、
宇宙法則に沿った生き方をしたいものです。
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