頭にくることがあったり、解決しない難問にぶち当たった時、
人という生きものは「頭を抱えたく」なります。
いやなことが連続して起こったり、長く緊張が続いた時なども、
「頭を抱えたく」なりますよね。
「頭を抱えたくなる」なるのは、
きっと誰でも自然に、本能的にしたくなる動きなのです。
であるならば、もっと積極的に、能動的に、
「頭を抱えて」しまっても良いのじゃないか。
やってみると、あら不思議。
気分も柔らかくなって、少し落ち着いて来ます。
追いつめられたような気持ちになってしまった時や
興奮しすぎの時、心が不安定な時、
頭のてっぺんを触ってみると、
少しとがったような硬い感触があるはずです。
これは、下あごと側頭部をつなぐ筋肉=側頭筋が縮んでしまうがゆえ起こる現象。
人が「頭を抱えて」しまうのは、
無意識にこの側頭筋の緊張をゆるめて興奮を鎮め、
リラックスさせようとしている働きなのです。
これを分かって使えば、「頭を抱える」ことは、
リラックス法や、精神を安定させる方法となるわけです。
ふだんの生活で活用せぬ手はありません。
一緒に始めてみましょう。
①耳の前、ほお骨の下あたりに手のひらの下のほうのふくらみを当て、中指を頭のてっぺんのほうへ向ける。
②手のひらをすぼめた状態で包むように触れる。
③頭を色々な方向に傾けてみて、最も温かく感じられる方向を見つける。
④手の力を少しずつ抜いていく。
⑤みぞおちあたりが温かくなってくるのを感じる。(ゆるんでいるサインです)
⑥頭が少し涼しくなるのを感じる。(リラックスして落ち着いてきたサインです)
いかがですか?
少し緊張がゆるんで、頭がリラックスしていくのを感じられたでしょうか?
あなたがあまりに追いつめられて、緊張が長く続いていたりすると、
その緊張は周囲にも影響を与え、
あなたの飼ってる猫ちゃんだって頭を抱えたくなるもの。
かんたん手軽にリラックスして、
頭の中はいつだってすっきり軽やかにしていたいものですよね。
ぜひ活用してみて下さい。
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