まず最初に質問です。
あなたは次のような症状でお困りじゃないですか?
●毎日とてもストレスを感じる。
●なんとなく元気が出ない。やる気が出ない。
●熟睡ができない。
●血圧が安定しない。お通じが良くない。
●肩こりに悩んでいる。
これらの症状が簡単に改善できて、
しかもお金がかからない方法はないものか?
もし、あなたがそう考えていらっしゃるのなら、
今回のこの記事はとても役に立つはずです。
ぜひ、このまま読みすすめてみて下さい。
以前、「あくびでゆるもう」というテーマでお伝えしたことと重なりますが、
カラダのどこかに不調を感じる時というのは、
その箇所にたいてい「硬さ」を持っているものです。
この「硬さ」が正常な気や血液の流れを阻害し、
不調を増長させているのです。
ならば、やわらかくしちゃえばいいんじゃない?
と思われるのは当然の帰結。
実際に体調が良い時のカラダというものは、
どこにも変な緊張や力みが入っておらず、
リラックスしたやわらかな状態なのです。
こうした状態を意識的につくることで、
硬い不調な部分が改善されてゆくのです。
ならば、やわらかでリラックスしたものをお手本にし、
その姿を真似れば良いということになります。
この世に存在するもので、やわらかでリラックスしたものといえば、
あなたは、何をイメージされますか?
・・・あれです。あれの姿を真似れば良いのです。
ヒントは、海にいるもの。何でしょう?
「・・・タコ?」
ま、確かにタコはやわらかそうに見えますが、
海の中だって弱肉強食の世界。
ウツボやサメ、タイなどの天敵はいるし、
いつ人間に見つかって食べられないとも限りません。
タコだってストレスの多い暮らしを強いられているのです。
だから、護身用に墨を吐いて行方をくらまそうとするでしょ。
答えは、「わかめ」なんです。
新体道という新しい武道の創始者・青木宏之先生。
青木先生が提唱しているのが「わかめ体操」。
●青木宏之先生
青木先生はもともと空手家だった方ですが、
ストレスの多い現代人のために、
心身ともにより良い状態に導く方法はないものかと苦心し、
その結果、「新体道」なるものを開発されました。
これは、武道・能力開発体技だけでなく、
瞑想、滝行をも含む、
すべての人に開かれた「本当の自分に出会う道」です。
この中で重要視されているのが、わかめ体操。
確かに、海において
わかめほどリラックスしてやわらかな生物はいないでしょう。
以下、新体道のホームページより引用します。
わかめ体操は新体道の基本の体操の一つです。
基本は二人で行いますが、工夫次第で一人でも、大勢でもできます。とっても楽しい体操です。わかめ体操に期待される効果は、たくさんあって書ききれないのですが主なものは以下です
・運動不足の解消 骨格(主に背骨)の調整
・バランス回復能力の向上、介護予防
・ダイエット
・各種不調(腰痛、頭痛、肩こり、不定愁訴、)の解消
・血圧の安定、血行の促進
・原始反射の残存に起因すると思われる各種の不調 の解消
・痴呆の予防、回復
・コミュニケーション能力の向上
・直感力の向上
・若返り
・アンチエイジング
・深い瞑想状態のもとで精神状態を集中へと導き、イメージ形成能力を向上させる。わかめ体操は新体道の基本の体操です。
新体道とは、青木宏之がつくりあげた総合能力開発大系です。その中には、武道、健康法、瞑想法、書道などなどが、含まれています。
どれをやっても良いのですが、全ての基本は栄光
天真五相
瞑想組手
です。栄光と、天真五相は武道から生まれた「型」です。 ですが、瞑想組み手には「型」がありません。
もともと、武道は戦場で生き残る術ですから、生き残るための能力を全開にするための方法です。
要するに武道=能力開発だったわけで、武道の型のなかには能力開発のエッセンスが詰まってます。
たくさんある武道の型の中から、エッセンスの部分を取り出してさらに型として再編したのが、栄光と天真五相です。そして、瞑想組手。
わかめ体操は瞑想組手の一種です。
瞑想組手には光と戯れるというのもあります。
正式名称は「瞑想組手 水 ・風 」なのですが、「瞑想組手 わかめ体操」で通ってますし、海外ではwakame taisoでないと通じません。
新体道は空手と合気柔術から生まれましたから、たくさんの組み手が行われていました。
わかめ体操はこの、武道の組み手から生まれました。わかめ体操がどうやって出来上がったか?
実はちょっと複雑で、創始者の青木師も一言では言えないようです。いろんな要素が絡み合って出来上がったのが、わかめ体操なのですが、基本は武道の組手です。
ある時青木師は、楽天会の稽古で、ある男性会員(今は空手家として一派を率いている方)とある女性会員が大変に柔らかな組み手を行っているのに気付き、衝撃を受けます。
この衝撃はなんだろう? と自問自答する日々が続き、研究を進めました。
「連攻」という練習があります。突きと受けに分かれて、突きはひたすら中段(お腹を)突く、受けはひたすら捌く、ひたすら投げる。そういう組手です。
一つの起源が連攻にあります。空手の組手で突き手が五段制の二段にもなると、鋭く突いてくるのに硬く対応してたら間に合わないということ。だから柔らかく捌くのが青木師の空手でした。
そんな組手の中、弟子が突いて来た時に、自分のお腹を柔らかく変化させたら弟子の突きが柔らかくなった。
そこで、これはなんなんだ? と考えた。そしてもう一つの起源には、手取り組手というのがあります。合気柔術の系統の組手です。手首を握られた時に、やはり柔らかくなったら、相手も柔らかくなった。
その手取り組手の延長線上には「光と戯れる」という組手があります。実は、先に「光と戯れる」が存在していて、ここから「わかめ体操」が生まれたと言っても間違いではありません。
自分が柔らかくなると、人も柔らかくなる。この現象はなんなんだろう?
と追求する過程で、わかめ体操は演劇やダンス、指圧を参考にしつつ出来上がりました。現代人の心身を解放する、武道にとどまらない体技を求めていた新体道創始者の青木師にとって、この体操の意味するところは大きいものでした。
そのため、新体道の体系上大変重要な位置に「わかめ体操」はあるのです。
わかめ体操の意義は、やはり健康法です。
しかし健康法にとどまらないのが、わかめ体操です。わかりやすいところでは武道的な動き、技への変化です。柔らかくかわし反撃、柔らかくかわしながら技につなげる。これを簡単に学ぶことが出来ます。
また、柔らかい動きから型の本来の意味を導き出すことができます。わかめ体操で培った柔らかい動きから、本来こうだったであろうと思われる型を生み出すこともできます。
宗教的、哲学的思索のきっかけになりますし、答えをくれます。たとえば、わかめは「ああしよう、こうしよう、こう動こう、ああ動こう」とは考えません。全てをやわらかく受け入れます。ありのままです。
わかめはえり好みや、差別をしません。「この波には揺れてやらない」なんていうわかめもありません。わかめ体操をしていると、動きが同調してきます。一体というのはこういうことかと体感します。
また、触れられる前に反応できるようになるので直感的な能力も向上するし、触れる、触れられるということを意識して行うので、優しく触れられることがどういうことか? ということも実感できます。
とにかくいろんなことを、この体操から学ぶことが出来ます。
こんなことを書いていると、新体道って宗教みたいだって言われちゃいますけど。。。
創始者・青木宏之師の言葉を借りれば 。。。。「宗教みたいだとは失礼な! 新体道は宗教そのものだよ!」
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
創始者がそう言うので、そうなんですよ(笑)
新体道は強くなることを目的にしていません。もっとも自分に近い自然である、自分の身体を通じて真理、真実を悟る道です。
だから、新体道を稽古する稽古人にとって、教祖は自分、信者も自分一人です。稽古仲間は大事にしますけど、かと言って他人を信仰するのではありません。自分の外にある神みたいなものを信仰するのではありません。
わかめ体操は、「もっとも自分に近い自然である、自分の身体を通じて真理、真実を悟る道」に用意された大変に優秀なツールの一つなのです。
〜引用終わり。
いかがですか?
あなたも、わかめになってみたくなりませんか?
実際、これ、やってみるとすごく気持ち良いんです。
カラダもほぐれ、気持ちも優しくなるんです。
青木先生が体力作りのために空手を始められたのは、
なんと、大学に入られてからだそうですが、
驚くほどの短期間に最高段位まで昇進できた理由は、
「カラダからムダなチカラを抜くこと」と
「瞑想によって無の状態になること」だったそうです。
「力みのない、無に近い状態」こそが最もカラダの能力を発揮でき、
自然の理にかなった状態こそが、そのまま健康のひけつにもなるのです。
二人一組で行う時は、一人がわかめ、もう一人が海の波になって、
波役の人がわかめ役の人の肩や胸、腹や腰などをゆるやかに押し、
わかめ役の人は、波にゆられるようにして、全身のチカラを抜き、カラダを動きにまかせます。
パートナーのいない方は、一人で行ってももちろん充分な効果が期待できます。
手順はこの通り。
①足を腰幅に広げて立ち、肩のチカラを抜いてその場で数回ジャンプする。
②カラダの力みがほぐれたら、そのままさらにリラックス。
③膝を軽く曲げ、海の中でゆれるわかめになった気持ちでゆっくりゆれる。
*あまり頭を使わず、カラダの動きにまかせること。
コツがつかめたら、しばらく毎日続けてみて下さい。
記事冒頭で挙げた症状が、
いつのまにやら改善していることに、きっと驚かれることでしょう。
大切なことは、遠くじゃなくて近くにある。
あなたもすっかりわかめな人になったらなら、
いつか私とお手合わせして下さい。
現在、私、わかめ仲間募集中!
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