太り過ぎもやせ過ぎもがんになりやすい?

ダイエット

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美容の観点からやせたいと思う人は多いことでしょう。

しかし、体重の過不足ががんの発症率と関係があるとしたならどうでしょう。

最近のがんの予防学で言われていることは、太りすぎていてもやせすぎていても「発がんを招きやすい」といういうこと。

ゆえに、体重をコントロールすることは、最も簡単、かつ確実な発がん予防法となるのです。では、自分が一体やせているのか、太っているのか、その一番正確な目安となるのは何でしょう?

 

■BMIで客観的に自分の体重を見る■

「BMI」という言葉をご存知ですか?

これは、「ボディ・マス・インデックス」の略で、現在、この指数による評価がほとんどの健康診断で採用されています。

この計算方法は次の通り。

BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}で算出できます。

 

BMIの標準値は、22.0で、これを「標準体重」としています。最近のがん予防の調査によれば、男性の場合、BMIが21~27女性の場合、BMIが19~25の間がベストで統計的に見ると発がん率の少ない数値であり、この範囲を超えるにしたがい、発がん率は上昇していきます。

標準体重よりも20%以上少ない場合、また20%以上多い場合、いずれもがんのみならず、他の病気になる可能性も高くなると言われています。

急激な体重の増加について言えば、大腸がんの場合、がんによって腸が狭窄して、便の通り道が狭くなります。つまりは便秘傾向になり、便がたまりやすくなるのです。最終的には腸閉塞を起こしてしまうわけですが、それまでは便がたまることによって体重が増加することがあるのです。

しかし、一般的には急激な体重の増加は、そのほとんどが食べ過ぎと運動不足によるものでしょう。なので、とりあえずは経過を見ながら、ダイエットと運動に努めます。

 


 

■急激な体重減少は要注意!■

急激な体重増加については先の通りですが、逆に急激な体重減少というのは、そうはいきません。

癌のある人は一般に、急激に体重が減って疲れやすくなり、癌が進行するにつれて悪化します。食欲は良好なのに体重が減る人もいます。食欲がなくなり食べものを前にしただけで吐き気を催す人や、食べものを飲み込めなくなる人もいます。激しくやせてしまう場合もあり、特に顔には皮下脂肪の減少が明確に現れます。

このように急激な体重減少の場合は、何か重篤な病気の場合やがん疾患の疑いもあるのですみやかに医療機関を受診することをおすすめします。

また、逆に体重が増加するがんというのもあるにはあります。大腸がんの場合、がんによって腸が狭窄して、便の通り道が狭くなります。つまりは便秘傾向になり、便がたまりやすくなるのです。最終的には腸閉塞を起こしてしまうわけですが、それまでは便がたまることによって体重が増加します。

また、体重を測るのは、時間的にはいつが良いと思われますか?

それは、時間的にはいつでも良いのですが、毎日同じ時間に測ることが大事です。例えば、起床直後の空腹時と昼食後の満腹状態の時とでは1kgもの差が出る場合があります。体重は一日のうちでも変動しやすいものなので、健康維持を目指すためには、同じ時間に測定する必要があるのです。

あなたもご自身のBMIを計算して、健康維持と増進に役立ててみませんか?

きっと、ご自分のカラダや健康状態を見直す良いきっかけになりますよ。

 

*BMIを計算できるサイトがあります。どうぞご活用下さい。BMI計算サイト

ちなみに私の場合は、体重59kg、身長167cm、でBMI数値21となり、理想的な範囲内にありました。

 

 

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