5月に多いうつ病

うつ病

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5月は緑多く、花は咲き、爽やかで希望にあふれた季節。

ところが、昔から「五月病」といって、やる気が起こらず、うつうつと心身に異常を訴える人が多いのもこの季節だったりします。現にうつ病が発症することも案外多いのがこの五月。

長年カラダに蓄積された老廃物と、不安やストレスなどの心の老廃物が結びついて、心身に支障をきたし、このうつ病が引き起こされます。うつ病は今や社会現象とも言われています。

 


 

■うつ病はカラダの病です■

まずお話したいのは、うつ病とは心の病と思われていますが、実はカラダの病なのです。その原因を見つけて正しい処置をすれば改善します。

うつ病は、漢字で表すと「鬱病」となります。これは、カラダで起こる「鬱血」「鬱」と同じ字です。

漢字というのは本当によく出来ています。

「鬱血」とは、血液の流れが悪くなり、カラダのあちらこちらに血液や水分が溜まってしまうことを言います。うつ病のクライアントさんの多くが、カラダの奥に多量の鬱血が起きています。それぞれ人によって鬱血の部位は異なりますが、多くの人に共通してみられるのは「お腹」です。食道・胃・腸の周辺の鬱血がカラダの部位を圧迫して、その症状が心に現れ、精神に現れてしまったのがうつ病と言えるのです。

また、背骨の左側に鬱血のかたまりがある場合は、首・胸・臀部に溜まり始めるとうつになりやすい状態です。

逆に背骨の右側に鬱血のかたまりがある場合は、肩・肩甲骨周辺・骨盤と腰のあたりにかたまりがあると精神病になりやすい傾向が見られ、攻撃的になります。

このように背骨の周囲に老廃物が溜まってくることがうつ病の原因となりますので、まずは背中の肩甲骨をチェックしてみることです。

姿勢の良い人というのは、普通、肩甲骨が内側にしまっていて、肩甲骨がはっきりと見え、背中にメリハリがあるものです。ところが、姿勢が悪くなっている人は、背中が外に向かって広がり、左右の肩甲骨が両側に開いてしまい、背中にメリハリがありません。

背中がべったりとして、メリハリがなくなると肩甲骨はその周囲の空間を失い、老廃物を押し流す力が失われてしまうのです。

 

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■うつを改善する5か条■

東洋医学でいう経絡=「気と血液の流れる通り道」は、カラダをタテに上から下へ、内臓から体表へ向かって通っています。背中がべったりとしてしまうと、この流れを停滞させてしまうのです。ですから、うつ病を改善したかったらまず姿勢を良くすること。これが大切です。

①姿勢を正す

落ち込んでいる人のイメージは背中が丸まってとぼとぼ歩いているイメージですよね。背中が丸まると呼吸器が圧迫され、酸素を十分取り込むコトができません。酸素が十分取り込めないとエネルギーを燃やすことができず元気が出ません。これでは悪循環です。まずは姿勢を正すこと。

②電化製品を過度に使用しない

現代人は、電化製品の普及により、多量の電磁波を浴び、カラダの深い神経が傷つきやすくなっています。特に子供たちは早い時期からテレビゲームやパソコンなどで脳神経までも傷ついてしまいます。「テクノストレス」という言葉があるくらいですから、うつにだってけして良くありません。

③カラダを冷やさない

冷房や冷たい飲みもの、食べものなどにより、首筋の筋肉が硬くなり、気と血の流れの起点であるカラダ上部からの流れが停滞することにより、老廃物が下まで降りてくる道が閉ざされてしまいます。老廃物はしだいに肩甲骨周辺に溜まり、やがてそれが骨盤と腰の辺りへと移動します。冷えは万病の元なのです。

④明るい友達をつくる

うつ病の状態が続くと人にも会いたくなくなります。そして、人とつきあうとしても自分と似たタイプの友達を選びがちになります。「類は友を呼ぶ」これでは、抜け出すことは難しい。つとめて明るい考え方のお友達をつくること。それには、こちらも魅力的になることが必要です。魅力的になるためには、自分を肯定すること。そこからすべては始まります。

⑤運動する

軽い運動からで構いません。カラダを動かすこと。それによって気や血の流れがつき、体内に滞っていた老廃物のクリーニングができ、肩甲骨周辺にも空間ができ、メリハリが生じてきます。カラダと心にもゆとりができるのです。大きく手を振って、ふだんより歩幅を大きくとってウォーキングすることから始めましょう。

 

また、うつ病を改善するための食べ物もあります。それについては次回に詳しくお伝えしましょう。

 

 

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