水分のとり過ぎに注意!

冷えとり

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世の中では、「1日には水を最低2リットル以上はとろう!」などと、まことしやかに言われています。

確かに尿や汗によって失われる水分を補給することは大切なことだとは思います。しかし、私などは、はたして、とりたくもない水分を無理してとる必要があるのだろうかと疑問に思ってしまうのです。もちろん、カラダが欲するのならば、それは必要なことだと思います。しかし、本当に必要な水分量というものは、人によって、体質によって、ライフスタイルによってそれぞれに異なるのが正しいのではないかと思うのです。

 

■多すぎる水分が不調を招く■

東洋医学において、体内に余分な水分がたまり過ぎた状態のことを「水毒」と言います。カラダの約70%は水分だと言われますが、余分な水分が多すぎた時にはかえって害が及ぶことがあるのです。

例えば、日照りの時には、植物が枯れますが、大雨が降った時にも川が氾濫し、作物は枯れます。観葉植物にだって水は必要ですが、やり過ぎれば当然、根ぐされしてしまいます。生命の営みに水はたいへん大切なものではあるけれど、その量が適正でない場合はマイナスを生んでしまうのです。

私たち人間のカラダにおいても、「水」と「冷え」と「痛み」は互いに関連しあっています。人は、冷えるとカゼをひいて、下痢、くしゃみ、鼻水、発熱による発汗を利用して体外に余分な水分を排泄しようとします。寒く雨の降る日には、神経痛や関節痛が痛む人だって多いです。

雨に打たれるとカラダが冷えてしまうように水にはカラダを冷やす作用があります。そのため、体内の水分が多くなれば多くなるほどカラダは冷えてしまいます。冷えは病気を招くため、カラダはそのことをちゃんと分かっていて、体内に余分な水が増えた時には、それを排泄してくれるのです。

 


 

■冷えない工夫を心がける■

多すぎれば害となる水ですが、適正な量を適正なカタチでとり込むのであれば、水分をとってもカラダを冷やすことはありません。例えば、冷蔵庫などでギンギンに冷やしたジュースやコーラなど清涼飲料水はたちどころにカラダを冷やしてしまうのでできるだけとらないようにしましょう。

また、夏場でも、室内はエアコンが効いていて冷えているところが多いです。こんな冷えた環境の中にいて、冷えた飲み物をとるとさらに冷えが強まるのは言うまでもありません。夏場であっても、温かい飲み物を選んだり、冷蔵庫から出してしばらくおいて室温にした飲み物を選ぶように心がけましょう。

また夏野菜の多くは、水分を多く含んでいるゆえ、カラダを冷やす性質を持つ食べ物と言えます。きゅうりやトマト、ズッキーニ、レタス、スイカなどなど。こうしたものをとる時は塩をふったり、熱を通して水分をとばすことで陽性化して頂くと、冷えの性質を弱めることができます。カラダを冷やす食べ物も工夫しだいで問題のないものにできるということです。

では、反対にカラダを温めるにはどうしたら良いのか?

次回は、カラダを温める作用のある飲み物についてお伝えしたいと思います。

 

 

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